地底人100物語

相手にとって不足なし

押立温泉「住吉館」

2012年04月23日 | 福島の地底人
押立温泉「住吉館」

録画しておいた「秘湯ロマン」を観ていたら、住吉館では春と秋の季節限定ながら「濁り湯」という自家源泉を利用していると紹介されていたので行ってみた。

まずは初夏の季節に行ってみたがすでにシーズンオフ。
独自源泉の利用は終了。
内湯も露天も表磐梯2号井の無色透明湯がザコザコの掛け流し状態。
泉質は単純温泉。




最初はトロリとしながらもだんだんペタッとはりつくような肌触りとやや甘の喉越し。
適温ながらもあたたまりが強い。最初にタマゴっぽい甘い臭いを感じた気もする。
露天風呂は新緑に覆われ目に優しく、紅葉の季節も期待がもてる。

表磐梯2号井
単純温泉 48.5℃ 537L/分 昭和62.4.15

2010年6月の入浴メモより



ということで初秋の10月半ばに再訪した。
今回はオンシーズン。
内湯に独自源泉が掛け流しで利用されている。


ややベージュに色づいた半透明。
金気よりは酸味の効いたギシギシの肌触り、臭いはすっぱい金属臭。
ちょい熱めに加温されている。
もう少し温くしてもいいのになぁ~。
一方の露天風呂。
こちらは変わらず透明湯の表磐梯2号井。
紅葉にはまだ少し早かったが吹き抜ける風が気持ちいい。

源泉はこの露天風呂の少し上、観音様の足元にあるという。

今シーズンの濁り湯の利用は11月25日で終了を予定。
シーズンオフには露天もあわせて浴室を改装し、年中独自源泉を利用できるようにしようかと考えているとおっしゃっていた。
攻撃にあたっては事前に確認すべし。

押立温泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 34.5℃ pH6.5 38.5L/分(掘削自噴)
成分総計1972mg/Kg 平成22.8.25


ところで、ここの温泉ワンコ。自分で玄関の引き戸を開けて出入りするんですから。
ビックリです。

2010年10月の入浴メモより


福島県耶麻郡猪苗代町大字磐根字佐賀地2556
TEL 0242-65-2221

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 押立温泉(福島) | トップ | 磐梯熱海温泉で見つけたっ! »
最新の画像もっと見る

福島の地底人」カテゴリの最新記事