地底人100物語

相手にとって不足なし

月岡温泉「さかえ館」(新潟)

2019年06月10日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


さかえ館も平成30年12月に閉館していたんですね。
玄関は閉ざされ、カーテンがピッタリとしめられていました。


2019年6月のメモより

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月岡温泉「さかえ館」

今回旅人が訪れたのは月岡温泉のさかえ館。
月岡温泉の源泉をそのまま、掛け流しで味わえると評判の宿です。

では、さっそく参りましょう。
場所は足湯のある広場の斜め向かい、とのことなんですが。
その場所にあるのはこの建物。

看板もなく、中も薄暗いようだし、ここでいいのかな?
位置的にはここなんだよなぁと逡巡していると…
人の出入りがあったので、玄関を覗きこんでみました。
ビンゴっ!
玄関の中に屋号の看板がありました。

「しかし、なんで表に出してないんだろう」という疑問はおいといて。
日帰り入浴を乞い、湯銭350円を払い館内へ。

浴室はロビー左手の奥に2ヶ所


手前が家族風呂。

狭い脱衣所と浴室。


湯は鮮度バツグンなのか、かなりの透明感。

が、今回は奥の大きい方の浴室を利用させていただきました。

脱衣所には9個の脱衣籠が用意されているものの、そこまで大きくはありません。


裸になって浴室への引き戸をあけ、温泉とご対面。

3~4人くらいの湯船でしょうか。
別の角度からはこんな感じ。

湯の色は黄色味がかった淡いエメラルドグリーン。
洗い場は広々としていますが、カランはなかったような記憶。


ケロリン桶やヘチマが用意されていますが、もう少し手入れがなぁ~。
では、かけ湯をして入りましょう。
体を沈めるとダーっと溢れ出す湯は、適温やや熱めよりで入りごたえ十分。
脳天を突き抜ける硫黄タマゴの香り。
湯面に油膜がウニウニと漂うのは、月岡温泉のお約束か。

湯はまろやかで、スベスベ感があります。
同じ月岡温泉の浪花屋旅館のオイリーな肌触りとは異なる印象です。
そう言えば、色あいもちょっと違ったかな。

湯口にコップがあったので、自己責任で味見をば。

うげっ!塩味の先制パンチに続けて、渋・苦・エグ味のコラボ。
まさにすんげ~不味い月岡温泉の味ですわ。
あ~あの味がよみがえってきた。

湯上りに宿の裏手に回ってみました。

角ばった建物部分が浴室です。
うかつに窓を開けると、通りを行く人と「こんにちわ!」状態になるので気をつけましょう。
次回は家族風呂でガッツリ味わってきたいと思います。

月岡5号井、月岡6号井
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
月岡5号井 50.4℃/月岡6号井 49.5℃
成分総計 月岡5号井 3510mg/Kg/月岡6号井 3461mg/Kg
分析年月日 平成25年7月4日

新潟県新発田市月岡温泉552-24
TEL 0254-32-XXXX

2015年10月の入浴メモより

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