地底人100物語

相手にとって不足なし

四万温泉「御夢想の湯」

2015年12月01日 | 群馬の地底人
四万温泉「御夢想の湯」

四万温泉の一番奥の日向見地区にある共同湯。
平成18年1月に改築され、ご覧のようなりっぱな湯屋造りとなった。

以前の施設は地区の集会所のような素っ気ないもの。
その頃立ち寄った時は熱気がこもり、お湯もかなり熱かった記憶がある。
で、湯あたり気味でへばっていたこともありパスしちゃったんです。

まっ、それは置いといて。
今の御夢想の湯をいただくことにしましょう。
はいってすぐに脱衣所。
浴室へは階段を降りていきます。
脱衣所も内装もすべて木造。
もう8年が経つというのに、白木がきれいですね。

湯舟は真っ黒。
すずりのような石造り。
二人で入るはちょっと…というこじんまりとした大きさだ。

では、かぶり湯をしてと…
熱めの湯で、入り始めはガツンっときて、湯舟に身を沈めると思わず、「うあぁぁぁ~」と唸ってしまった。
が、入ってしまえば湯が体に浸み込んでくるようでいいなぁ~。

湯面に立ち上るほのかな甘い温泉っぽい香り。
これを石膏臭というんでしょうかね。
じっくり入ったあとの湯あがり肌はスベスベでした。

とある事情通のお話によるとこの建物、当初は2層の屋根で計画されていたそうです。
しか~し、出来上がってみたら重厚度50%増し、3層の屋根になっていたっ!
これが浴室内から見上げた天井。

見た目はいいんだが、天井が高くなった分、湯気のぬけが良くなりすぎて浴室が冷えるんだとか。
真冬には湯口の横の水道蛇口が凍結することもあるらしいです。
そんな時期にはなかなか行けませんが、春や秋には再訪したいですね。

源泉名:御夢想の湯
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉
56.6℃ pH8.9 成分総計1.14g/Kg
分析年月日:平成9年4月1日


2014年11月のメモより。

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