地底人100物語

相手にとって不足なし

西谷鉱泉「しぶみ館別館」(新潟)

2016年11月14日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


正月某日は長岡と柏崎の間にある西谷鉱泉「しぶみ館別館」に行ってきました。

前日に日帰り入浴できるか電話で問い合わせたら
「わざわざ風呂に入るだけに来るんけ。ひとりぐれぇだったらいいこてね」とOK。
当日も玄関で挨拶すると
「昨日の電話のしょ?ホントに来たんけぇ。わざわざ新潟から汽車で来るなんて、はぁご苦労らなぁ」と大歓迎?
鉱泉を沸かしているためなんでしょうね、湯が冷めないように蓋がしてあります。
で、蓋をとると、おぉ~!赤錆色のお湯がっ!

クワッと目を見開くと何のことはない、赤錆色の湯船に透明な湯でした。
追い炊きをしてくれているのでだんだん熱くなっていきます。

3つある蛇口のうち、湯の花除去装置とみられる布袋をくくりつけた蛇口をひねるといい具合のたまご臭。
源泉を洗面器に汲み置き、直接かぶりまくっての堪能。硫黄鉱泉はこの儀式がたまりません。
湯上がりに女将さん(たんなる豪快おばちゃん?)に挨拶にいくとまたまた、
「まぁお茶でも」に始まり「タクアン食べなせや」「ミカンとりなせや」「煎餅どうら」……と、おひとつどうぞ攻撃が止まらない。
しまいには「タクアン持ってくけ?」

新年恒例の越後の駅前温泉シリーズは硫黄につつまれ、幸先のよいスタートでした。

新潟県長岡市西谷480
TEL0258-94-XXXX

2004年1月の入浴メモから

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小春日和に誘われて、西谷鉱泉に立ち寄ってみた。

宿の前には看板、街灯にも宿名が表示され、まだ現役のようだ。


玄関前で作業をしていたオジさんに、立ち寄り入浴をうかがうと
「温泉やめたんだわ」
とのお返事。

あれまっ!
遠目には、建物の山側には浴室らしきものも見え、現役感たっぷりなんですが…


2016年11月のメモより

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