登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

神奈川:丹沢【同角ノ頭~檜洞丸】

2008-06-19 | 神奈川の山
神奈川:丹沢【同角ノ頭~檜洞丸】

2008年6月17日(火)

《往路》小田急・成城学園5:45⇒新松田6:48ー7:13(富士急バス)⇒バス停・寄7:38

《歩行》バス停・寄7:45~稲郷~雨山橋10:59~ユーシンロッジ11:16~大石山12:31~同角ノ頭14:09~檜洞丸15:32~ゴーラ沢出合16:45~バス停・西丹沢自然教室17:26=行動時間9時間41分

《帰路》西丹沢自然教室17:45  ⇒小田急・渋沢駅18:30
               
シロヤシオの適期を逃してしまう。
シロヤシオ・サラサドウダンの花びらが登山道に落花している。

長丁場を覚悟して、花の撮影は封印し、ひたすら歩きに徹する。


寄沢登山口から雨山峠までは指導標が頻繁にあり、赤テープにも助けられる。
雨山峠~ユーシンロッジ~箒沢出合はテープすら、ない。
所々、鎖や梯子が設置してある。それでもって登山道の確認をする按配。



寄沢・雨山沢・同角ノ頭尾根は悪場の連続である。
緊張を強いられる。
同角ノ頭あたりから四周に乳白色ガスが立ちこめる。
慎重に、うすい踏み跡を追う。



帰途は、檜洞丸の登りで出会った方の車に西丹沢自然教室から同乗させてもらう。
ラッキー 
バス待ち1時間半のロスがなくなる。


【寄沢】


【ユーシンロッジ】


【大きな休憩所】


【大石山】


【長ーい鎖】大石山


【同角ノ頭】


【木製階段が続く】


【檜洞丸】



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東京散歩: 浅草寺・・とげぬき地蔵・・小石川植物園

2008-06-07 | きまぐれ日記
浅草寺・・とげぬき地蔵・・小石川植物園

2008年5月30日(金)

おのぼりさんと一緒に東京散歩としゃれこむ。

浅草寺本堂は巨大建築物である。
本堂の瓦72000枚を軽量のチタン瓦に取り替えると報道されたばかり。

それにひきかえ、とげぬき地蔵はこじんまりしている。
名物・塩大福は出来上がるまであと30分かかるそう。

小石川植物園は春の花時が過ぎていたので、華やかさはない。

日常履きのクロックスで歩いたからか、終わってみれば、激疲れ。
靴はおろそかに出来ない。


浅草寺
《アクセス》
東京メトロ・銀座線浅草駅1番出口徒歩1分

【浅草寺・雷門】


【天井絵】浅草寺              【経塚】浅草寺



とげぬき地蔵
《アクセス》
JR山手線・巣鴨駅徒歩5分

【とげぬき地蔵・高岩寺山門】


六地蔵
【東京六地蔵の1ツ】とげぬき地蔵のすぐ近くにある


湯立坂
【湯立坂】小石川植物園への道すがら


小石川植物園
《アクセス》
東京メトロ・丸の内線茗荷谷駅徒歩15分

【ボダイジュの実】                 【ボダイジュの花】


【日本庭園】                     【ハナキササゲ】


【しだれ梅】            【しだれ梅の実】


【ハシドイ】


【ハグマノキ】ピンク色               【ハグマノキ】白色


ニコライ堂

【ニコライ堂】JRお茶の水駅徒歩3分


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四国遍路ひとり歩き:第5回 41番龍光寺~51番石手寺:その4

2008-06-06 | 四国遍路ひとり歩き
2008年 1月21日(月)~25日(金)四国遍路第1回 ①霊山寺~⑲立江寺
2008年 2月24日(日)~29日(金)四国遍路第2回 20番鶴林寺~26番金剛頂寺
2008年 3月23日(日)~28日(金)四国遍路第3回 27番神峯寺~36番青龍寺
2008年 4月13日(日)~19日(土)四国遍路第4回 37番岩本寺~40番観自在寺
2008年 5月18日(日)~24日(土)四国遍路第5回 41番龍光寺~51番石手寺
2008年11月9日(日)~15日(土) 四国遍路第6回 52番太山寺~63番吉祥寺
2008年12月7日(日)~13日(土) 四国遍路第7回 64番前神寺~80番国分寺
2009年1月25日(日)~31日(土) 四国遍路第8回 81番白峯寺~88番大窪寺~1番霊山寺

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第5回 41番龍光寺~51番石手寺:その4 

5月23日(金)

桃李庵6:41~46番浄瑠璃寺9:45~47番八坂寺10:18~48番西林寺12:29~49番浄土寺13:44~50番繁多寺14:04~51番石手寺16:07~道後温泉17:12=行動時間10時間31分

きょうは歩程が28キロで気持ちにゆとりがある。
宿の朝食をいただいて、ゆっくり歩き始める。
三坂峠から網掛け石まで高度を500m下げる。
昔、往還につかわれた峠越えだ。
坂本屋という当時の宿・茶屋が今は接待所として活用されている。
坂本屋で甘夏をご馳走になる。
接待して下さった方は、話好きでとても若々しい。
俳句がご趣味というのも、ご当地らしい。



陽射しがきつくなり、サングラスを掛ける。
私はチンタラゆっくりしか歩けない。
昨日の疲れが残っている。
同宿だった長岡京市の方は46番から52番まで参詣が済んでいるので、46番浄瑠璃寺前から、バスで移動された。

46番から51番までは札所間の距離が短い。
のんびり歩いても、休憩をゆったりとっても、一日で6ヶ寺まわれる。

札始大師堂あたりでGPS軌跡保存容量が満杯になる。

札始大師堂の木陰でお昼にする。
スーパーでお惣菜を買いこんできた。
鯛の刺身・おでん・小松菜おひたし・野菜ジュース・トマト、こんなに沢山買ったのに600円でおつりをもらう。



49番浄土寺をでたところで、逆回りお遍路さんに会って立ち話をする。
土佐出身のいごっそうで面白い方、おかげで存分に笑わせていただく。
遍路は初めてなのに、いきなり逆回りから入るとは・・
『高知の山専門店で購入したリュック・靴は役にたたず、松山で買いなおした。
菅笠も重すぎて、買い換えた。
久万高原で良い宿はないか』
桃李庵を宣伝・吹聴する。
靴擦れの特効薬・コンピドーもお勧めする。



51番石手寺は風変わりなお寺だ。
参道の両側に夜店みたいに商店が軒を連ねる。

石手寺を出て、土地の人に道を尋ねる。
『道後温泉へは187号をまっすぐ行き、はじめての信号で右に曲がりなさい』と分りやすく教えてくれる。

“坊ちゃんの湯”道後温泉本館はすぐ分った。
外観を写真に撮るだけ、あえてここでは入らない。

道後温泉商店街で、湯桶にタオルを突っ込んで歩いている人に日帰り入浴できる温泉がないかお尋ねする。
“椿の湯”を教えてもらう。

“椿の湯”前の椅子でリュック荷物の整理をしていると、隣席の人が椿の湯ガイドをしてくれる。
『入浴代360円、ロッカー代10円、リュックは大きすぎてロッカーに入らないから、良い置き場を教えてあげよう』と親切きわまりない。
広々した掛け流し浴場で5日間の疲れを癒す。

“おいでん家”で夕食にする。
私は“鯛茶漬け御膳”にしたよと、訊きもしないのに、又々隣席の人が教えてくれる。
今日は、不思議と隣の人に縁がある日だ。

バス発車までまだ1時間ほど、待ち時間がある。
次回のコースを下調べしておこうと地図をとりだす。
すぐ前のホテルマンが何処かお探しですかと声を掛けてくれる。
『護国寺めざしてまっすぐ行って、山門が見えたら右へ曲がりなさい』とこれまた、分りやすい説明。

道後の人は親切だな、もし。


【棚田】三坂峠越え


【?】


【エゴノキ】


【コガクウツギ】


【網掛け石】


【46番浄瑠璃寺】


【仏手指紋】46番浄瑠璃寺


【クサフジ】


【47番八坂寺】


【48番西林寺】たいこ橋を渡る


【48番西林寺境内】



【49番浄土寺】


【ニオイバンマツリ】



【50番繁多寺】


【50番繁多寺山門】


【50番繁多寺】


【50番繁多寺】


【トケイソウ】


【51番石手寺】



【三重の塔】51番石手寺



【道後温泉本館】


その1
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四国遍路ひとり歩き:第5回 41番龍光寺~51番石手寺:その3

2008-06-05 | 四国遍路ひとり歩き
第5回 41番龍光寺~51番石手寺:その3

5月22日(木)

大福旅館03:20~大平・三島神社5:12~本成・三嶋神社6:32~ヒワダ峠8:35~44番大宝寺9:43~45番岩屋寺13:21~桃李庵17:45(泊)=行動時間 14時間25分

昨日の歩きぶりから推し量って、今日の大一番を成功させるために、ヘッドランプを点けて早朝スタートする。
旅館を出る前に、腹ごしらえも済ます。



暗い月夜だが、広い380号線を行くので道を間違う心配はない。
大平・三島神社から遍路道に入る頃には夜が明ける。



すぐに畑峠分岐がある。
地図で確認し、当初予定していた農祖峠越えを取りやめる。
畑峠⇒ひわだ峠を経由して久万高原に出ることにする。

涼しい山道で快適に歩ける。
畑峠まで登った高度を人里にある本成・三嶋神社まで下げる。
坂道をくだりに下る。



三嶋神社から再び登りに転じ、下坂場峠⇒ヒワダ峠と高度を上げる。
こんな所に別荘分譲地がある。

ヒワダ峠で楽しいおやつタイム。
昨日、道の駅で買っておいた大福餅がガチガチ固くてがっかり。



44番大宝寺は団体お遍路さんで賑わっている。
峠越えして住吉神社へ下る。

八丁坂入り口までだらだら長い。
朝の元気が何処かへいってしまい、そろそろお疲れ。
八丁坂を登ったあとも、アップダウンを繰り返す。
最後は30童子岩場を下る。
帰りはこのコースは止めよう、疲れる。



45番岩屋寺から宿・桃李庵へ現在地を電話する。
ここからあと16キロあるって・・トホホ。
『いつでも迎えに行くから、遠慮なく電話してください』と言ってくれる。

バスで来た団体遍路さん達には、岩屋寺本堂までの坂道は修行のようにきつかろう。

帰路は川沿いに古岩屋荘を通る。
こちらの方が楽々だ。
下りは小走りする。
たっぷり汗をかいたので、足が攣らないように塩を舐める。

途中、農協売店でミニトマトを買ったとき、それまで愛用していた竹杖を売店に置き忘れてしまう。
取りに引き返す往復7分がおっくうで、元気もない。



枝打ちした杉を拾って、かわりの杖にする。
国道33号出合の饅頭店で、またまたその杖を置き忘れてくる。
あとは国道歩きだから杖は要らないかと、そのまま桃李庵へ向かう。

今日は峠越えを数え切れないほど繰り返したので、足も腰も疲れきって限界だ。
向こう側へ渡ってバス時刻を見ようと思ったとたん、あぁ無情、バスが通り過ぎていく。
やっぱり杖が欲しい。
お大師さまのお助けか、ホームセンターがある。
中国製1本90円の竹を求め、借りたカッターで短くする。
これで、宿まで頑張れる。

真北方向に小高い山並があり、その一番低い所が三坂峠かなと見当をつける。
あながち、外れてもいなかったようで、待望の目印・黄色いリサイクルショップが見えた。
桃李庵にやっと着いた、ばんざい!

同宿は通しの歩き遍路さんお二人。
桃李庵の主が作ってくれたもてなし料理の品々、メーンディッシュはボリューム
たっぷりのヒレカツ、山盛りの千切りキャベツも全部いただく。
山菜7種の天麩羅、ユキノシタ・茶の葉・蕗・ウド。
手作り刺身こんにゃく、具沢山の味噌汁、もともとお椀が大振りなのに、2杯目をお替りする。
里芋の煮っ転がし、あと忘れたが、おかずでお腹一杯になる。

味噌汁をお替りしたからか、喉が異常に渇く。
夕食後、部屋でコーヒーを2杯も飲む。
ここは水が美味しいに違いない。いつものコーヒーが一味違う。


【三嶋神社】本成にある


【ひわだ峠遍路道入り口】臼杵


【下坂場峠】内子と久万高原の町境界


【アジサイ】


【ヒワダ峠】


【?】


【44番大宝寺】


【44番大宝寺】


【44番大宝寺】


【30童子】45番岩屋寺


【45番岩屋寺】


【45番岩屋寺】


【45番岩屋寺】


【45番岩屋寺山門】岩屋寺には裏参道から入った。これは表参道の山門


【桃李庵】宿に到着


その4
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四国遍路ひとり歩き:第5回 41番龍光寺~51番石手寺:その2

2008-06-03 | 四国遍路ひとり歩き
四国遍路ひとり歩き:第5回 41番龍光寺~51番石手寺:その2

5月21日(水)
大洲郷土館ユースホステル5:50~十夜ヶ橋7:17~内子座10:07~道の駅からり10:46~大福旅館15:20(泊)=行動時間 9時間30分



ユースホステルで朝食を摂る。
まだ寝ておられる他の泊まり客に迷惑をかけないよう、気を遣う。



大洲城の中を通って大洲市内に入る。
56号を延々と歩くが、どこまでも大洲市が続き、広大な市域である。

今日は東へ東へ向いて歩く。
1日歩いても、次の札所に着かない。



内子町野球場の木陰で大休止。
地図とにらめっこしながらお遍路さんが通り過ぎていく。
チンしてきた“鯛の塩焼き”をここで食べる。うす塩で味よし。



内子座は何で有名なんだろうと立ち寄ってみる。
人形芝居や歌舞伎を上演する本格的舞台を備えた芝居小屋らしい。

内子座前の和菓子屋はやっぱり、素通りできない。
名物柏餅がなくて上用饅頭を買う。

商店街の魚屋で地元のおばぁちゃんが買っている“丸ずし”を昼用に買う。
“道の駅からり”で昼食休憩。



大瀬小学校前で無人販売の苺を買い、歩きながら食べる。
列挙してみると、よく買い食いしているなぁ!



いつもより10キロ短い行程にも拘らず、今日も大休止を6回とっている。
大福旅館まであと30分で着くのに、あと少しが頑張れずに休む体たらく。

宿の遍路客は私だけ、明日のコースについての情報交換ができない。

夕食には、ほたて・かんぱちの刺身、鯛の煮付け、冷やしそうめんがでる。
小料理屋を兼ねているだけあって、盛り付けが粋だ。




【桐の花が満開】


【大洲城】


【肱川に大洲城が影を落としている】


【肱川大橋歩道には大洲名所がはめ込んである】





【肱川の鵜飼舟】


【蓮根畑】


【十夜ヶ橋の寝姿弘法大師】


【内子の民家、重層瓦葺屋根が目を引く】


【内子野球場にある池】


【バンが餌をねだりに寄ってくる】内子野球場池


【ゼニアオイ】


【内子座】歌舞伎・文楽劇場


【内子の古民家】


【名物・丸ずし】卯の花すしを酢漬サヨリで巻いてある。


【マユミ】庭木に植えている


【サボテンの花開く】


その3
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