登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山;その2

2009-04-19 | 東海自然歩道
東海自然歩道【東京~大阪】第3回 足和田山~思親山;その2

4月8日(水)

猪ノ頭;水口屋 8:00出発~小田貫湿原8:52~長者ヶ岳登山口9:08~ 長者ヶ岳11:00~ 上佐野・佐野清涼荘14:32(泊)=【行動時間6時間32分】
【地形図2.5万;人穴・上井出】



長者ヶ岳から上佐野へ降る道は、これで東海自然歩道?と首をかしげたくなる。
整備不十分のまま、荒れるにまかせてある。

宿泊した佐野清涼荘は自炊派におススメの施設、新しくきれい・広々ゆったりしている・設備が整っている。



猪ノ頭;水口屋 

小田貫湿原・・ 期待していた湿原の花には、一木一草もお目にかかれず


長者ヶ岳登山口 

長者ヶ岳 
休憩中の女性3人組と暫し談笑、気さくな人達で、心底愉快な気分になる。
富士山を眺めながら、昼食を摂る。 

【南アルプスを望む】長者ヶ岳から


上佐野分岐 
足元ばかり注意していたら、分岐に気付かず、危うく通り過ぎてしまいそうになる。
ここから悪路が始まる。
急斜面の崖ッ淵をトラバースする。道幅は狭く、ガレている。
踏むと上から砂利がザザザッーと落ちてくる。
伐採した樹木をルート上に放置してある。
赤テープはひんぱんに付けてある。
1ヶ所、沢の源頭を高巻く所は、登りになるので、頭上を見上げるとテープが導いてくれる。

神経を使う道だった。2度と通りたくない。
上佐野集落で、清涼荘への道順を尋ねる。ひどい道をよく降りてきたなとほめてくれる!
↓  
【エンレイソウ】

【ネコノメソウ】

【イチリンソウ】

【ハシリドコロ】


【佐野は茶どころ】


上佐野集落;佐野清涼荘
【宿泊した清涼荘】学校跡地に建つ南部町営施設。風呂・洗濯機・寝具あり

【台所で夕食をつくる。雑煮・ポテトサラダ】ガスコンロ・電子レンジ・鍋・茶碗・冷蔵庫、完備
食材持参、ゴミ持ち帰り
 

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4月9日(木)

佐野清涼荘 5:32出発~佐野峠7:00~思親山7:47~八木沢・源立寺9:51~JR身延線・井出駅10:29~真篠~向田12:56~鯨野13:15~上徳間峠(大野段)13:55~バス停・徳間15:04⇒【送迎】西根熊集落;根熊山荘15:10(泊)=行動時間9時間38分
【地形図2.5万;南部・篠井山】



地元の人と話す機会がある毎に、ヤマヒルがいるか尋ねる。全員が、いると断定する。
幸いにして、今回はヤマヒルが私を避けてくれる。

予約の段階で、徳間にある宿には、一人は受けていないと断られる。
自然歩道から外れるが、余分に歩く覚悟で根熊山荘を予約してある。


佐野清涼荘 

【佐野集落の茶畑】


佐野峠

【カタクリ】一輪だけ咲いていた


【スミレ】


【ヤマルリソウ】


【モミジバイチゴ】


思親山から富士山を見る



八木沢・林道出合
茶畑の手入れをしているおじさんに井出駅への道を確認する。
ここは高級なお茶の産地らしい。

八木沢・源立寺 



JR身延線・井出駅からは篠井山が迫ってみえる。陽射しを避けて、駅待合室でお昼にする。電車を待っているおばさんは、今晩の宿泊地・根熊の人だという。一人歩きしている私にあきれている。


富栄橋
この橋で富士川をわたり、ヤマヒルの生息圏に足を踏み込む
標識を探していたら、通りがかりの車から、「お一人? どちらから、みえられたの?」と声がかかる。
その人に真篠への道を尋ねる。

【真篠・ヤマモモの大木 】
さっきの車の人が甘夏を手に、後ろから小走りでおいかけてくる。単独で東京くんだりからやってきて、歩くおばさん(私)に興味をもったらしい。しばらく一緒に歩く。「東京へ仕事に行った折、新宿御苑で花見をしたがあまりの人出に酔ってしまい早々にひきあげた。ここでは桜を一人占めして見られる」
昼ごはんの支度をしなくては・・と帰られる。人懐こいお人柄の方だ。


尾根上
高圧線鉄塔横を通る。舗装林道をくだり、右折して山道へ入る。

登山道出口
↓橋を渡り、自然歩道は北上して市小路・六地蔵公園を通るようだ。
 私は古いガイドブックの旧ルートを行く。

向田・・桃の下で優雅にランチ


鯨野からの富士山


↓上徳間峠まで一山ピークをきわめるほどのあなどれない登りである。
 
大野段=上徳間峠
  上徳間峠へ到達すると、舗装林道が通じている。
  ハァハァ登ってきただけに、これを見るとガックリくる。


【上徳間峠からの富士山】


↓自然歩道は上徳間峠からバス停・徳間まで林道を降る。
 途中、林道をはなれ「徳間へ」の標識に従う。
 これが間違いの元、後悔先に立たず、降り始めてわかったが、ひどい悪路である。尻セードで降りる箇所もあり。
 いまさら登り返すのもえらいしなァ。 
赤テープは最後まであったのが、まだ救い。
【サバイバル・ショートカット・ルートが終わり、自然歩道が見えた時は正直ホッとした】


バス停・徳間  
 根熊山荘へ電話してみる。ラッキー! 車で迎えにきてくれるという 
↓歩けば1時間かかる
西根熊集落;根熊山荘(泊)

その3

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