登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

山梨 : 富士山

2009-07-16 | 山梨の山
山梨:富士山

2009年7月13(月)~14日(火)

H旅行社の格安富士登山ツアーに参加する。
今年も、富士山登頂を達成できるか、体力テストの意味合いもある。
日頃、単独行ばかり重ねている私が団体山行の足並みに遅れず付いていけるかな~


日程
7月13日(月)
     8:00 東京  バス出発
     11:00 河口湖口五合目 昼食
     12:30 登山開始  
     18:30 八合目 白雲荘着
         夕食・仮眠
 
7月14日(火)
    八合目 白雲荘~山頂 登山
    山頂~河口湖口五合目 下山
    12:00 河口湖口五合目 バス 出発
    12:40~14:45 河口湖「泉水」
      日帰り入浴&昼食 
    16:20 東京 到着

参加費用
 ¥7000
  バス往復(東京~河口湖口五合目)
  山小屋仮眠(2食付き)
  日帰り入浴
  初日八合目小屋まで案内人つき


~~~~~~~~~~~~~~~

《歩程》
7月13日(月)
        
12:30 河口湖口五合目歩行スタート
↓強風吹きすさぶ。
(キャンピングカーが落石直撃災難に遭った日なのだ)
【山中湖を見下ろす】

↓     
18:30 八合目 白雲荘到着
    夕食(ハンバーグカレー、舌が火傷しそうなほど熱々、ライスも美味しく炊けている)

 綿花で顔を拭けども拭けども砂埃が拭いきれない、目・口・鼻あらゆるところに砂が入り込んでいる。

仮眠(寝るスペース・半畳)

7月14日(火)

 1:40 八合目 白雲荘スタート
↓  下界大都会の夜景が素晴らしい
   星空・半月をチラと見あげる 

   空気が薄いよ~~、ゆっくりしか歩けない、手指の先が温まらない。 
 4:04 久須志神社山門
 
↓ 
茶屋で豚汁を食べ身体を温める。
白雲荘の弁当も食べちゃう、焼鮭とご飯・中々うまい。
 
 4:40 ご来光

↓   
 5:00 下山スタート、剣ヶ峰は今回、パス。

くれぐれも注意されていたにもかかわらず、八合目「江戸屋」前・分岐を見逃す、
須走り口方向へ行ってしまう。
30分かけて、登り返す 

【御坂山塊】


【河口湖が見える】


【山中湖が見える】


【下山道を振り返る】


【フジハタザオ】                    【オオタカネバラ】


 8:13 河口湖口五合目到着

~~~~~~~~~
山小屋(白雲荘):食事・寝具・接客など気に入る。
山案内ガイドは小屋従業員の人だが、ばてた3人分のリュックを担ぐ強力さんだ。
参加36人全員を小屋まで無事案内する。

登山道各所に設置してあるトイレは清掃が行き届き、面目一新。
世界遺産への布石かな。
 
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北海道・東大雪:ニペソツ山 & 石狩岳

2009-07-06 | 北海道
北海道・東大雪:ニペソツ山 & 石狩岳

2009年6月30日(火)~7月3日(金)

【日程】
7月1日(水)ニペソツ山登山
7月2日(木)石狩岳登山

【往路】6月30日(火)
羽田空港7:50(日本航空)
⇒とかち帯広空港9:25-9:40(リムジン)
⇒帯広バスターミナル10:18ー14:00(十勝バス)   
⇒糠平中央公園前15:41~宿はバス停の真向かい(森のふくろう)

【帰路】7月3日(金)
バス停・糠平中央公園前7:41(十勝バス)
⇒帯広バスターミナル9:24-11:45
⇒とかち帯広空港12:23-13:30(日本航空)
⇒羽田空港15:10

【宿】6月30日(火)~7月3日(金)3泊4日
   糠平温泉: 森のふくろう(3連泊) 


【費用】
航空運賃   ¥24000(往復)
リムジンバス ¥2000(往復)
路線バス   ¥2540(往復)
宿泊     ¥21500(3泊)
送迎     ¥10000(2日間)
_____________
合計     ¥60040

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【歩程】

7月1日(水)  ニペソツ山登山
宿;森のふくろう3:00(送迎)
⇒十六の沢コース登山口3:47~幌加温泉コース分岐8:49~ニペソツ山11:24~幌加温泉コース分岐13:37~十六の沢コース登山口17:45=行動時間13時間58分




送迎のSさんが早朝3時出発を提案してくれる。これが登頂成功のキーポイント。
この山は前段が長い、行けども行けども辿りつかない、最奥に鎮座する山だ。

一日中、小ぬか雨が続く。途中、薄日が差したりするが天気は好転しない。
ニペソツは最後までその姿を見せることはなかった。

靴の中に水がたまり、道中3回も靴下を絞る。

いろんな高山植物が咲き誇っている。お花を見れば、疲れも吹き飛ぶ。
イワウメは最盛期、チシマザクラの紫色きれい、エゾツガザクラ縁取り鮮明。

山頂で試すと、携帯電話がつながる。これ幸いとお迎え時間を2時間遅らせてと連絡する。

頂上直下の下りで4人組とすれ違う。
日没までに帰れるか気にして、引き返そうかと思案している。
あと30分で山頂に着くから大丈夫と励ます。

天狗のコルまで折り返してくる。ここから先が登りになっている。
ルートを間違えたのではないかと心配になる。
来る時に難渋した大岩がやっと現れる。大岩を乗り越える勇気がなく、巻いて通過する。

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十六の沢コース登山口3:47出発

天狗のコル

前天狗岳

【イワウメの群生】イワウメの広大なお花畑は初めて見る


エゾリス君、チョロチョロ動くのが視野に入る 
逃げ足が早く、あっという間に岩陰に隠れる。


シャクナゲ尾根分岐

ニペソツ山

↓ 往路を戻る
前天狗尾根分岐

【終日、ガスで展望なし】


シャクナゲ尾根分岐

【天狗岳】後方にニペソツが霞む


天狗のコル

十六の沢コース登山口 17時45分 下山
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雨に打たれ冷え込んだ身体を宿の温泉にしずめ温める。

靴乾燥機をお借りできたので、大助かり。

森のふくろうの奥様は、雨中行動で倍もお疲れだろうと気遣ってくれる。
食前酒は「行者にんにく酒」 ほのかに行者ニンニクの香り、35度のストレートをぐいぐい頂き、酔い痴れる。
帯広豚のニンニク炒め、英気を養ってねとのエールだ。

帯広名産・長芋のおやきは初味見、すりおろし長芋をカタクリ粉でまとめ、お好み焼き風にしてある。家で作ってみようっと・・

豆腐の水炊き、惜しげもなくはいっている昆布を、ぽりぽり齧る。
実家のある襟裳産昆布だそう。

明日の準備もせず、バタンキュウ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

7月2日(木)   石狩岳登山
宿送迎5:00⇒シュナイダーコース登山口5:46~音更山分岐10:34~石狩岳11:41~音更山分岐12:45~シュナイダーコース登山口16:52=行動時間11時間06分



徒渉2ケ所、ジャブジャブ入る。赤テープを見失い、元に戻るのに再徒渉 

シュナイダーコースを登りきり、音更山分岐に出たところで下ってくる男性2人組と会う。
一番に入山し、露払いをしながら、登ったという。
北海道周遊山旅を続けている人達だ、明日はニペソツらしい。
コマクサが咲いているよと教えてくれる。

出発が同時だった女性単独行が早くも下山してくる。音更山を往復しようかと迷っている。彼女なら余裕だわ。

お迎えのSさんに携帯で連絡、今日は順調ですと・・

コマクサに始まり、頂上まで花の競演。
山頂からは、残雪多い沼ノ原方面が見える。高い山はガスの中に隠れている。

頂上直下で徳島5人組とすれ違う。

ガスで見えなくて、音更山分岐を通り過ぎてしまう。慌てて戻る。

シュナイダーコースなかば頃から、雨が降ったり止んだりしだす。
お花の写真を撮り終えた後で良かった。

シュナイダーコースの下りは殆ど後ろ向きに下りる。
怖さがなく、確実で早いと思ったからだ。
笹を鷲掴みにしたり、木の幹に腕を巻きつけたり、3点確保にイソガシイ。

やっかいな大岩は、垂れ下がっているロープでなんとかクリアする。
ヤレヤレと一息ついたところで、徳島5人組が追いついてきたのには、びっくり仰天。
後ろ向きに下りるのが早いというのは、自己満足に過ぎなかった。
女性2人も含め、足が揃っている。この方達も北海道周遊山旅をしている。
下山後、野天・岩間温泉入浴を楽しむらしい。
おススメ山をお尋ねすると、答えは芽室岳&チロロ岳。

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シュナイダーコース登山口5:46出発



水場(テント場)

音更山分岐(石狩の肩)


【エゾツガザクラ群生】

【チシマザクラ&イソツツジ】


石狩岳


【沼ノ原が見える】


石狩の肩

水場

シュナイダーコース登山口 16時52分

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宿への帰路、車中から見えるおっぱい山を教わる、あれぞ、芽室岳だわ。
パンケヌーシ岳(西峰)との双耳峰。


夕食
チャンチャン焼き(浜の漁師メニュー)
 生のほっけ・・身が柔らかく美味、襟裳産かな
 野菜さまざま、味噌あじ。
小豆ごはん・・登頂オメデトウ(一人悦に入る)
讃岐うどん・・姉妹都市なの
いちごと豆腐のアイスクリーム(奥様創作)

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東京へ帰る日、帯広駅で時間潰しに、もみもみしてもらう。
そこで聞いた駅前ホテルで、おススメランチを食べていると
私のリュックを見て客のおばさんが声を掛けてくる。
今から「剣岳・点の記」映画を観にいくという山好きの人だ。
この奥さんにおススメの山をお尋ねすると、伏美岳・ピパイロ岳という返事。
参考にしようっと・・
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今回の山旅は
良い宿に恵まれ、早朝をいとわず送迎していただき、お陰で目的を達することができた  
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ニペソツ山 & 石狩岳で見た花


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北海道: ニペソツ山&石狩岳で見た花 

2009-07-05 | 高山植物
北海道:ニペソツ山&石狩岳で見た花

2009年7月1日(水)~2日(木)

【ウコンウツギ】                     【イソツツジ】
 

【ドウダンツツジ】                  【ドウダンツツジ】白
 

【チシマノキンバイ】                   【チシマザクラ】
 

【ジムカデ】                     【コメバツガザクラ】
 

【エゾツガザクラ】                    【チングルマ】
 

【イワウメ】ピンク色                     【イワウメ】
 

【コマクサ】                       【ハイマツ】花実
 

【キバナシャクナゲ】                  【イワブクロ】蕾
 

【ベニバナミネズオウ】                  【イワヒゲ】
 

【ウラシマツツジ】                   【ミヤマハンノキ】
 

【メアカンキンバイ】               【エゾノハクサンイチゲ】
 

【ツクモグサ】しおれる寸前、健気!             【アヅマギク】
 

【チシマヒョウタンボク】                 【ハナヒリノキ】
 

ニペソツ山&石狩岳・山行記録 

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