ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

史実 エミシ の 「 移 配 」  

2016年09月29日 13時07分52秒 | ・歴史 ・歩く

2016・9月11日の 新聞「読書」欄に あった本

「遺跡発掘師は 笑わない… 悪路王の手」の 解説を読んだ。

前編には 「悪路王の 手」がある、とも。 

陸前高田市での遺跡発掘と 平泉などが 関わっている。

読まずにいられない。

検索をしたら 若向きの 表紙絵が 出てきた。

すぐには 買わないほうが いいと 判断した。

まずは 借りよう。 図書館検索をした。

この文庫本 隣村の図書館にあった。

「遺跡発掘師は 笑わない」は 1~5巻まで でていて 

これは 4・5 巻に あたることが わかった。

すぐに 借りて、 すぐに 読みだした。 

xxxxxx

手 (後編)         手 (前編)

「 遺跡発掘師は 笑わない… 悪路王の手 」。

遺跡発掘師は笑わない  悪路王の右手 (角川文庫)  
震災被害者の住宅を建てるため の 
高田城址の 発掘現場から 話は はじまる。 
( 私が 城址へ行ったとき、すでに 段々敷地が できていた ) 
そして

 (6年前 震災で  壊滅状態になった)

陸前高田市の 博物館、いまレスキュー活動している 元小学校が 

物語に 出てきた。 

表紙絵から 若向きの 本かと 思った のだったが、

まずは 観 賞 しておく。 読み進んだ。

震災前 陸前高田市の 博物館 は 

大好きな 図書館が 隣にあった。 寄ることが多かった。

その博物館が いま レスキュー活動しているところは

とても 自力で探せる場所ではない 山の中だ。

そこへ 2度いったことがある。 

なにかの 行事(1回は私の博物館)で 連れていってもらったのだ。

荒唐無稽の箇所も あるが 若い方が 

歴史・史跡に 興味を持ってくれそうな 雰囲気。

異論は あろうが 楽しめた。

後編に 期待。 xxxxxxxx 

「 遺跡発掘師は 笑わない… 悪路王の手 」

なんと 調べ中だった エミシ の 「 移 配 

のことが 4ページにわたって 書いてあった。感激。

出雲かかわりの 本が 著者の 「参考資料」 にあった。

ちゃんと 調べて書いているのだろう。

私も 参考にしよう。

また 

「枚方駅から二つ先の駅に 阿弖流為と 母礼の 墓と 伝えられる塚がある」

ことも 書いてあった。

田村麻呂が創建したと伝えられる京都の 清水寺境内の

アテルイ・モレ顕彰碑(平成6年建立)は 京都に行ったときにみている。

枚方市では 建立を 拒んだ、と 伝え聞いていたので

この話には 喜んだ。すぐに調べた。

枚方市宇山にかつて存在した塚と、

その近くの片杢神社の 旧社地(現在は牧野公園内)に存在する塚を、

それぞれアテルイとモレの胴塚・首塚とする説がある。

平成7年から 毎年、岩手県県人会などの主催で

アテルイの慰霊祭が行われ、片埜神社がその祭祀をしている。

但しこのうち「胴塚」については発掘の結果、

アテルイの時代よりも 200年近く 古いものであることが判明している。

また枚方市藤阪にある王仁博士のものとされている墓は、

元は「オニ墓」と呼ばれていたものであり、

実はアテルイの墓であるとする説もある。

牧野公園内の首塚にも、2007年(平成19年)に

「伝 阿弖流為・母禮之塚」の石碑が建立された。

と調べが付いた。作者 桑原水菜さん ありがとう。

これで この 本、 我が家の 図書室に 収まることが 決まった。

「遺跡発掘師は 笑わない」1・2・3巻 も 買うことにする。

   忘れないように 書いておく。

図書館の本は 明日 返す。  2016-09-29 13 記

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