ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

今週の出走馬

2011年10月28日 | ブログ
バカが多くて困る。

10月29日(土)
シルクドリーマー/京都2R 2歳未勝利 ダ1800 北村友
シルクグラサージュ/東京12R 3歳上500万下 ダ1600 田辺

シルクドリーマーはダート戦。
勝ちきれない馬にこうして色々と試すのは賛成。

シルクグラサージュは休養明け。
叩いてからだろうと思うが、そこそこの競馬は期待している。


さて、今年のドラフトほど後味の悪いものはなかった。

星野仙一をはじめ色んな人が日ハムの行為を絶賛していることに、
「ああ、何てバカが多いんだろう」と思ってしまう。
物事の本質を見ないで論じる知能の低さに呆れてしまう。

確かにジャイアンツは東海大の菅野を一本釣りしようとした。
菅野がジャイアンツ以外なら社会人やメジャーを匂わせ、
また、ジャイアンツも早い段階から菅野の1位指名を公言し、
原監督と血縁関係にあることも加えて、
菅野のジャイアンツ入団をまるで既定路線のようにしようとした。

でも、そんなの多かれ少なかれ他の球団もやってきたこと。
古くは伊東を囲い込んだ西武。
近年では記憶に新しい中日の浅尾や中田の囲い込み。

だからジャイアンツの行為も許せと言っているのではない。
そんなことはどこの球団でもやってきたことだということを前提に、
しかし僕は、それらに対して何ら非難の気持ちなんて持たなかった。
理由は簡単だ。
単純にこう思うからだ。

「行きたいところに行かせてやれよ」

プロ野球は一体いつまでドラフト制度なんていう、
非人道的で前近代的なシステムを続けていくつもりなのだろう?

戦力の均衡?
契約金の高騰を防ぐ?

はあ?
バカか?
何がドラフトの精神だ!

そんなのプロに入ろうとする選手には何の関係もない。
野球できるならどこだっていいじゃないか。
確かにそうだ。
だから、そう思う選手はそう思ってどこへでも行けばいい。

しかし、特定の球団に入ってプレーしたいと思う選手もいるだろう。
地域性やその他いろんな理由で、
特定の球団に強い拘りを持つ選手がいたって何も不思議でないし、
それはむしろ人間として当たり前のことだろうと思う。

そんな場合は「その球団に行かせてやれよ」と単純に思うのだ。
もちろん、入りたいからといって入れてくれるとは限らない。
球団に必要とされる能力が必要なのは言うまでもない。

アナウンサーになりたい人がいたとする。
その人は、日テレのアナウンサーになりたいと思っていた。
そして、その人にはアナウンサーとしての能力があり、
日テレもぜひ採用したいと思っていた。

これ、当たり前だが日テレのアナウンサーになれるだろう。

ところが、日本のプロ野球は、アナウンサーに例えると、
アナウンサー志望の人を一括して募集して、
そしてアナウンサーならどのテレビ局でも同じだろということで、
くじ引きをして行く放送局を決めている。
結果、例えば北海道や九州のローカル局へ行くこともある。

自分がもしもアナウンサー志望で能力もあったなら、
こんなおかしな制度はないと思うだろう。
しかし、日本のプロ野球はそんなおかしなことをしているのである。
前述した自分勝手な訳の分からない理由で。

人の人生をくじ引きで決めるなんて、
多分100年後の人類から見たら思いきり嘲笑されるシステムだ。
それに気づかずに、あるいはそれを知っていながら、
ドラフトのそういう本質的な問題点を議論せずに、
ただアンチだからといって感情論だけで喜ぶバカさに呆れ果てる。

ていうか、カツオとタラちゃんの関係だぞ?
普通は一つ屋根の下で暮らすべきだろう(笑)。