来年もまた

気がつけば年の瀬も年の瀬、もうあさっては大晦日だ。ここまで更新しなかったのは別に願かけしていたわけではなく、単に仕事が忙しかっただけ。さすがに年内にまとめの更新しないのはまずいだろうと、今やっとこさこれを書いている。

ちなみにあさっての大晦日の夜には、例の初春麻雀を開催する。「例の」なんて書いたが、昔からずっと読んでくれている人でさえ覚えていないかもしれない。僕は、高校を卒業してからずっと、高校時代の友人たちと正月に卓を囲んでいる。それが初春麻雀だ。誰が名付けたのか、いつからそう呼んでいるのか、もしかしたら始めた最初の年からそう呼称していた気もするが、とにかくもう四半世紀以上も続いている。互いにいい年になってきて、昔みたいに徹マンは厳しくなってきたが、それでもこうして続けてこられたことを嬉しく思っている。６０歳、７０歳のお爺さんになってもやっているのだろうか。そんなことを今では思う。そんな年になっても、続けられていたら素敵だなと思う。

話を競馬に戻そう。

今年は何と言ってもレイデオロのダービー制覇だ。ダービーを勝ったら大願成就、もう一口をやめてもいいとさえ思っていたが、さらに意欲が出てきたのだから、（比べるのもおこがましいが）武豊やイチローやキングカズらレジェンドたちが未だ貪欲なのも頷ける。

ただ、出資馬がダービー馬になったことによって、心に余裕ができたことも事実で、他のクラブ馬がいくら活躍しようが全く動じなくなった。「妬み」という醜い感情を、しかし自分ではどうしようもなく湧き出る感情を、認めなくてもよくなったというのは、もしかしたらダービー制覇の一番の功かもしれない。次は京都記念、そしてドバイ。京都記念は叩き台だからいいとして、ドバイはさすがに頑張ってほしい。これは願かけしなければ（笑）。

その他、ネオリアリズムも頑張った。シルクドリーマーもホーカーテンペストも頑張った。現役馬は全部書かないとダメかな。アルジャンテもクラシックリディアもヘヴンリーブライドもブルーメンクローネもみんな頑張った。おっと、ブルーメンクローネは走っていないか（汗）。

来年も、それぞれがそれぞれなりに頑張ってくれたら嬉しい。来年もまた、競馬を楽しめたらそれでいい。

もういいよ

ステイヤーズステークスで６着に敗れたシルクドリーマーだが、レース後に左前の球節に腫れが見られて検査した結果、骨折していることがわかった。症状としては軽く全治は３か月。

だからだろうか、引退ではなく現役続行（12/6時点）。普通ならこの決定を嬉しく思うはずなのだが、今回だけは正直「もういいよ」と思っている。

ステイヤーズＳも骨折明けだった。今は走るたびに骨折している状態だ。ドリーマーももうすぐ９歳。２歳の夏にデビューしてから７年間、ずっと走り続けてきた。その数５３戦。まさに満身創痍なのだろう。

もういいよ、お疲れさま。近くにいるなら、そう声をかけてあげたい。

ずっと楽しませてくれた。ボロボロになっても、苦しくても、痛くても、それでも走り続けてくれた。それを思うと、涙が出てくる。このまま走り続けたら、もしかしたら最悪の結末が待っているかもしれない。

もちろん、いま引退したって種牡馬になんかなれない。どんな余生が待っているか、それは分からない。でも、もう苦しい思いをさせたくない。してほしくない。

ドリーマーの走りを見られないのは寂しいけれど、それでもやっぱりもういいよ、全力で走らなくていいんだよと言ってあげたい。色んな意味でこれだけ楽しませてくれた出資馬はいない。

シルク１歳出資馬の近況写真（12月）

シルクの１歳馬の近況写真が更新された。出資馬２頭は以下の通り。

35．リアアントニアの16
（父ディープインパクト・角居厩舎・総額7000万円）


何だかんだで良い筋肉が付いてきたなと思う。ここらはさすがディープインパクトというところか。あとは、いつもながらのトモの小ささ。このシルエット、この筋肉の質でトモが大きければ、かなり自信も持てるのだが。でもやっぱり期待してるよ。角居厩舎だし。


40．レジェンドトレイルの16
（父ハーツクライ・友道厩舎・総額2200万円）


今回はイマイチ。やっぱり背中が気になる。長いよ。単純に長い。あとは上の馬と比べると筋肉も劣る。なんて書いていたら、結果、こっちのほうが走ったりするんだよなあ。おっと、２頭とも走らないというパターンもあるか（笑）。


＊写真は、シルクホースクラブより許可をいただいて使用しています。