em-Pits : 千葉研究所

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残暑見舞い-2

2014年09月01日 | 雑記
 友人が返してくれた年賀状を見つけた。「結婚しました」とある。
 この1年ぐらい、結婚したがっている人を目にする機会が多かった。その前は職場の人間が何人か結婚した。友人の結婚式にも招待された。とはいえ、実際に間近で結婚する人を見たのは2桁に届かない。それだけ交友範囲が狭いということだろう。
 正直、今の僕には“結婚したい”という欲求が本当に理解できない。多分結婚したがっている人の求めている要素ひとつひとつには結構共感できる部分もあるのだろうけど、すべてを「結婚」という伝家の宝刀ひとつで一刀両断にできるとは到底思えない。“結婚への憧れ”による補正もない。

 そのあたりに関しては、懐疑的に考え過ぎて見失ってしまったのだと思う。
 でも、これって別に特別なことではない、と思うのだ。

 僕の中で近い感覚は“部活で地区予選突破”とかそういうもので、当然実現には“何で”“どのポジションで”と具体的には色々な要素を含む。僕は部活が楽しくなければ戦果を目標にしないし、そもそも僕が入りたいと思える部があるとは限らない。競技自体には適性があっても、部の中で居場所があるとも限らない。
 そういったわけで、僕は結局“付き合って楽しいと思える人と最適な距離感でいたい”ということだけを思うのだ。結婚というのは結果に過ぎなくて、目標にはなり得ない。

 あとジェンダー観にでも踏み込もうかと思ったけど今回はパス。

 でも、“あちら側”を楽しむ生き方への憧れみたいなものは少しはある。昔から運動部連中を見ては“あれはあれで楽しそうだな”と思ってきたのと同様に。