em-Pits : 千葉研究所

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走破記 長野ー富山間

2011年10月22日 | 
10月22日15時4分、発車待ち北陸線普通車内ベンチシートにおいてごく当たり前のように人が寝ておりビビる。

 今回バイクで長野-富山間を走ってみて思うのは、長野-新潟(上越)間、新潟(上越)-富山間の景色は見所が多い。高速道路や特急列車ではこの景色は楽しめません。
加えて、直江津-糸魚川の国道8号沿いの自転車・歩行者専用道は国道より1段高いところにあり、糸魚川近辺に宿を取って1日かけてゆっくり見物するのが適当でしょう。
 旅行計画としては、上越新幹線で輪行の線でしょう。3人ぐらいいれば自動車、ステーションワゴンあたりを借りて自転車積載で行くところですが。
 平日のためかもしれませんが、長野から国道18号にて北上するルートは一旦郊外に出てしまうと信号も交通量も少なく運転が楽、加えて景色が良い。まあ、景色には好みがあるでしょうが、山を存分に楽しめます。
 ただし車高も高く加速力に劣る大型トラックの後ろについてしまうことは多分にあるので、時間と車間距離には余裕を持つことをおすすめします。

 今回思ったのですが、バイクの運転では自動車の運転よりも景色がより目に入ってくるようです。
 自転車の視界と自動車の速度を持つ交通という点ではもっとも僕に向いていると感じます。
 ただこれはシーンに応じて使い分けるものであって、どれか1つですべてのシーンをカヴァーしようと思うと無理が生じます。徒歩や自転車でなければ、僕がよく目に留める街角の風景の撮影は難しい。特に町中では気軽に路上駐車というわけには行きませんし。

 僕の体格と体力だとホライゾン3号ことSL230での行程200kmの運転は苦にならないのですが、同じ行程を原付では辛いし大型では砂利道などには入りづらい。一応自動車専用道も走れ、僕の用途において比較的オールマイティに走ってくれるので重宝するサイズとパワーです。
 ここでオールマイティを求めるのは、もちろん僕の財力と腕による制約が関係するわけで。
 財力があれば自動車に自転車を積んでの使い分けもでき、腕もあれば大型オフロードモデルという選択があります。そうなれば高速道路を使った長距離移動を伴う旅行の自由度はかなり高くなるでしょう。

 ついでにいうと「使い分け」「選択」というのは趣味においても結構重要で、制約の多い二輪において“少々辛くても”雨でも走る、寒くても走る、長距離でも走る、といったことを自分に課してしまうと硬派なようで自ら二輪に対する苦手意識を持ったりします。あくまで趣味として乗るなら、多少軟弱に見えても“楽しいと思える”範囲を越えずにうまく付き合う、そういうことも一興なんじゃないかなの思うのでした。
 もちろんあえて困難に挑むのも、それはそれで趣味らしくて良いと思います。ラリーとか、モンキー旅行とか。
 僕の場合は、バイクを趣味として無理なく楽しめるようになったのは“いざとなったらこの金で楽をしよう”という経済的余裕の部分が大きい、と実感しているというお話。

雑記111022

2011年10月22日 | 日記
 どうにも、僕は言葉の咀嚼が随分遅いんじゃないかと思うのです。例を挙げると、とあるtweetに対するレスを2日後に思いついたりするのです(twitterネイティヴな人は「リプライ」っていうんだろうな)。
 これに限らず、僕は即時性を求められると結構弱い。一緒にしてよいのかわかりませんが、二輪の教習でも回避の体験はつい減速に手が伸びてましたし、公道でも「今のがこっちまで飛び出してたら避け切れたか?」と思うことは時々あります。気の利いた返事や返答の類は期待して欲しくないし、口論も基本的に駄目です。勝ち負けに価値をおかない議論ならなんとかなりますが。
 そんな訳で失言の類は多いと思うのですが、幸運なことに僕の友達にはできた人が多いので言葉以上に意味を理解しようと努めてくれます。

 さておき、その辺りが苦手な原因の一つに僕は“パターン化された行動様式”に対する適応不足が考えられます。“飲み会での行動様式”“新入社員としての行動様式”“後輩としての行動様式”といったパターンが僕にはよくわかりません。
“ルール上ここまでは許容される”という範囲を明確に与えられた上でとるべき行動を考えるのは何とかなるのですが、パターン自体を持たない僕には“事前説明のないルールに基づいて行動を咎められる”という事態は非常に不得手。ですが少なくとも今の職場では、現場での扱いから適切なパターンを選び出す能力に長けている人材の方が重宝されるようです。文化的ギャップなのか、世代的ギャップの側面が大きいのか。

 パターン使い分けよりも一貫性を求める点において僕は“理系的”なんだろうなあ、と思うのですが。まあ。

対話の可能性

2011年10月14日 | ネタ
「愛車と会話する」のは清水圭。
 別に洗車しながら話しかけるようなことではなく、音声ナヴィゲーションの「まもなく左です」等に「はいはいわかったでー」と答えているという話。

 僕は音声ナヴィゲーションに対しては「了解!」と答えることでSF感を出しています。

例:
「ぺぽん♪まもなく事故多発地帯です」
「了解!」