「後継者社長へ、リストラ!」

2018-07-08 21:40:20 | 日記

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社長と同行二人VOL0134

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社長と同行二人                H29.7.8

「後継者社長へ、リストラ!」

 

皆様こんにちは、お元気ですか?

今日は「後継者社長へ、リストラ!」

について私の経験や、セミナー、本、コンサルでの会話などから、考えを述べさせていただきます。

 

皆さん「リストラ」経験されたことありますか?

最近社長になられた方では、リーマンショックの洗礼を受けていない方もいらっしゃると存じますが、、、、、、

リーマンショックでは多くの企業がリストラや雇い止めなどして苦心されたと思います。

勿論求人倍率0.5を下回っておりました。統計を取り始めて最低を記録したのもこの時期でした。

 

求人難の今日この頃、リストラなんて!という声がたくさん聞こえてきますが、、、

 

私自身、複数の社員をリストラしました。その時のキズはまだ、心の中に残っております。

これは一生消えることはないと思います。それくらい辛い出来事でした。

「口から胃が出てくる、片腕をもぎ取られる」

小心者の社長でしたので、そんな感覚が残っているのでしょう!

 

景気は循環しておりますので、2020年以降また不況が襲ってくるかもしれません。

先日もある会にて、社会保険労務士さんと話しておりましたが、彼曰く「これから10年は求人難が続く。早く移民政策を取らないと国内産業は人手不足のために窮地に陥る」と話されていました。

 

私はネガティブです。短期的には求人難が続きますが、中長期的にはAIやIOTの活用で人手不足はなくなってくると考えます。

皆さんのご意見はいかがでしょうか?

 

これから不況が来る際に、社員の「リストラ」ということも視野に入れて会社を運営していかなくてはならないと感じます。

私自身、経験しているので「熱さに懲りて膾を吹く」ことになりかねませんが、、、

 

先日、お付き合いしているある会社から「リストラ」の相談を受けました。

現状その会社は売上、利益が低迷している中で苦渋の選択として「リストラ」を決断されました。

 

その際にお伝えしたのはまず「隗より始めよ」という事でした。

先ずは社長、専務の給与を半減、接待交際費の支出をゼロベース、宣伝広告費を1年間自粛、社長以下全社員の高速道路の使用を基本的に廃止、これらを社内で公表してから「リストラ」を決断するように進言しました。

 

社長や専務が今までの給与や勤務状況で社員を解雇することには絶対に反対です。それは社内に「遺恨」が残るからです。

私自身の経験ですが「リストラ」すると約1年間は社内が暗くなり。社員のモチベーションは確実にダウンします。

 

その中でも社長は明るく振舞って、来る「明るい未来」を見せることに専念してください。

できるだけ社内を温かくするために、社員への話しかけ、成長させるための対話、元気な挨拶等、率先して行うことです。

 

景気の良い時、人手が足らない時に「リストラ」の話をすることは「ズレテイル」と思われますが「治に居て乱を忘れず」の気持ちを後継者社長は常に持って頂きたく存じます。

 

勿論、攻めの経営も時には必要です。自社の能力、外部環境等を勘案して打って出ることも必要です。決して否定しませんし、できれば明日からでも実施してください。

「攻」と「守」を機を見てバランスよく後継者社長は行ってください。

老婆心ながら本日のメルマガとさせて頂きます。

 

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

皆様の御意見をお待ちしております。

また来週もよろしくお願い致します。

 


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