「後継者社長へ、社員に達成感を味わわせて下さい!」

2017-07-23 19:35:17 | 日記

社長と同行二人                H29.7.23

「後継者社長へ、社員に達成感を味わわせて下さい!」

皆様こんにちは、お元気ですか?

いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は「後継者社長へ、社員に達成感を味わわせて下さい!」

について私の経験や、本、大学院での教授とのディスカッション、コンサルでの会話などから、考えを述べさせていただきます。

 

先日、弊社の事務所に個別相談の方と銀行の融資役席の方3名で話をする機会がありました。

 

その際に、上場企業と中小零細企業の差について議論を致しました。

上場企業と中小零細との社員の福利厚生、生涯賃金には大きな差があること、また上場企業社員には会社への帰属意識が高いことが良く分かりました。

 

彼らは胸のバッジに誇りを持っているのです。残念ながら中小企業にはそれがありません。

社員に帰属意識を持たせることは大変難しいと思います。

 

その中で我々中小企業の経営者はこのハンディーをどう覆すか、考えなくてはいけません。

 

わたしはそれを解決する一つの方法が社員に「達成感を経験させる」ことと考えます。

 

仕事において、今まで出来なかったことが出来るようになる、難しかったことが出来るように工夫したり、努力する、この過程を経験させて出来るようになる。

これが成長させる、と言うことです。

 

ここで「達成感を経験させる」ことが仕事を愉しむことに繋がると考えます。

しかし自主性をもって取り組まなければ本当の意味での「達成感」は得られないのではないでしょうか?

 

いわゆる「やらされている」のではなくて、自ら進んで仕事に取り組み、その結果、出来ないことが出来るようになる、これが大切だと思います。

 

どうすれば出来るようになるか?売上を上げる、より良い製品を創るのは何が必要か?そんなことを自ら考え、トライしていくなかで創造力、自主性、忍耐力、めげない力が生まれてくると考えます。

 

この「達成感」を生み出す過程こそが、中小企業が上場企業に勝てる部分ではないでしょうか?

 

概して上場企業などは、個人の達成感、やりがいなど考えずに与えられた仕事に社員を当てはめます。

 

上場企業にとっては、その部署の代わりはいくらでもいます。しかし中小企業には、それほど多くの社員はいません。代わりがいないのが現実です。

 

そこで中小企業は、その社員に合った仕事を社内から探して、対応させようとする傾向があるのではないでしょうか?

 

これを強みにして、社員の自主性を尊重する経営スタイルが社員の成長を生みだし、大企業にも負けない強い会社を創る原動力になると考えます。

皆様の会社は社員に「達成感」を経験させていますか?

 

昨日と同じ仕事を今日も明日も継続していませんか?

社員の新しい仕事を社長が考えチャレンジさせていますか?

 

また皆様のご意見もお待ちしております。

今日もお読み頂きありがとうございました。

また来週もよろしくお願い致します。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿