スポーツドクターSのざっくばらん

スポーツ障害専門カイロプラクターによる奮戦記。

永遠のテーマ

2010-06-25 11:30:19 | ボディビル


かつてシュワルツェネッガーは、「ボディビルダーは彫刻家のようなものだ」と、パンピングアイアンというドキュメンタリー映画の中で言ってました。

トレーニングによって、体脂肪がそぎ落とされ、メリハリのある、高密度の筋肉になっていく様を表現したものです。

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大会前のトレーニングは、基本的にはオフ期と変わりません。

しかし集中力が断然違います。目標が目の前にあると、トレーニングに対するモチベーションがグッと上がります。

肉体的には疲労の極致にあるのですが、「まだこんな力が残っていたのか!?」と思うこともよくあります。この瞬間、精神的な限界が少しアップしたということでしょう。

火事場の馬鹿力という言葉がありますが、これは我々が意識的にも無意識的にも肉体に精神的ブレーキをかけている状態です。つまり肉体的限界というのは、精神的限界のはるか彼方にあるということ。

ぼくがトレーニングを通じて目指していることの一つは、いかにして精神的限界を肉体的限界に近付けるか!ということ。

20年もの間、トレーニングを続けていますが、未だこのテーマは解決の糸口さえ見えてきません。少し前進したと思ったら、ターゲットも少し遠ざかったというような感覚です。まるで反発し合う磁石のよう。

死ぬまでの永遠のテーマかもね。

 

Dr.S

名古屋・岐阜のスポーツ障害専門カイロプラクティック治療院


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