背骨の圧迫骨折は、胸腰椎部(T11~L2)で好発する。胸腰椎部というのは、腰のやや上側あたりの背骨のこと。
脊椎は前後方向に弯曲した形をしているが、胸腰椎部では、この弯曲が入れ替わる。このように弯曲が入れ替わる領域では、大きな負荷が加わるため、いろいろな問題が発生しやすい。
背骨には椎体という部分がある。背骨の圧迫骨折は、椎体で発生する。特に椎体の前部が潰れる。
椎体前部に圧迫骨折が起こると、その部位が屈曲位(前方に折れ曲がった状態)になるため、脊椎の弯曲に変化が生じる。
具体的には骨折部位において後弯曲となる(腰が丸まった状態)。
さらに代償作用により、脊椎全体の弯曲に変化が生じてしまう。
従って、患部以外の箇所にも痛みやだるさ等の自覚症状が現れてくる。
椎体前部の圧迫骨折
さて、それでは圧迫骨折は、カイロプラクティック等の保存療法で治療可能かと言うと、それは不可能である。
それは、圧迫骨折は構造的疾患だからだ。この部位を改善することは、どんなにアジャスメントを繰り返しても無理だ。
われわれカイロプラクターができることは、痛み等の自覚症状を軽減させることだ。
そして、アジャスメントだけでは足りない。やはり患者さんご自身による積極的な運動が欠かせない。
どのような運動が必要(優先)かについては、個々のケースによって異なる。
従って、カイロプラクターは運動療法に関しても熟知していることが望ましい。
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