goo blog サービス終了のお知らせ 

スポーツドクターSのざっくばらん

スポーツ障害専門カイロプラクターによる奮戦記。

背骨の圧迫骨折

2013-10-12 20:38:29 | カイロプラクティック

背骨の圧迫骨折は、胸腰椎部(T11~L2)で好発する。胸腰椎部というのは、腰のやや上側あたりの背骨のこと。

脊椎は前後方向に弯曲した形をしているが、胸腰椎部では、この弯曲が入れ替わる。このように弯曲が入れ替わる領域では、大きな負荷が加わるため、いろいろな問題が発生しやすい。

背骨には椎体という部分がある。背骨の圧迫骨折は、椎体で発生する。特に椎体の前部が潰れる。

椎体前部に圧迫骨折が起こると、その部位が屈曲位(前方に折れ曲がった状態)になるため、脊椎の弯曲に変化が生じる。

具体的には骨折部位において後弯曲となる(腰が丸まった状態)。

さらに代償作用により、脊椎全体の弯曲に変化が生じてしまう。

従って、患部以外の箇所にも痛みやだるさ等の自覚症状が現れてくる。

 

圧迫骨折

 椎体前部の圧迫骨折

 

さて、それでは圧迫骨折は、カイロプラクティック等の保存療法で治療可能かと言うと、それは不可能である。

それは、圧迫骨折は構造的疾患だからだ。この部位を改善することは、どんなにアジャスメントを繰り返しても無理だ。

われわれカイロプラクターができることは、痛み等の自覚症状を軽減させることだ。

そして、アジャスメントだけでは足りない。やはり患者さんご自身による積極的な運動が欠かせない。

どのような運動が必要(優先)かについては、個々のケースによって異なる。

従って、カイロプラクターは運動療法に関しても熟知していることが望ましい。

 


 


名古屋駅太閤通り口(新幹線口)より徒歩6分、ビックカメラより徒歩5分 

スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
〒453-0016 名古屋市中村区竹橋町13-18 オフィスワンタケハシ5階(地図)

☎ 052-452-5006

【定 休 日】  火曜日、木曜日、日曜日
【診療時間】 10:00~20:00
 

プロフィール コンセプト Facebook セミナー予定 ご予約 アクセス 治療費用 よくある質問 適応症 エクササイズ 治療法 お問い合わせ


 



最新の画像もっと見る