パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

ポーリッシュ法で全粒粉入りイギリスパン ~1.5斤 + 2斤で焼成~

2008-06-22 21:26:27 | パン
先日、久しぶりに作った全粒粉入りのイギリスパンがあまりのおいしさにすぐなくなってしまい、新たに作ることにした。

前回のブログでも書いたことだが、全粒粉に含まれているフィチン酸が微量元素の吸収を妨げるという報告があり、長時間発酵させることによってこのフィチン酸濃度を下げられるということなので、今回はポーリッシュ法を一部取り入れて作ってみた。全粒粉の割合も増やし、焼成温度を上げ、焼成時間をやや長めにとった。

どうせ作るならと1.5斤 + 2斤の2本を作った。2本同時に焼成すればエコである。ま、ちょっと前に2斤の型を合羽橋で衝動買いしてしまったのでそれを使ってみたかったのもある。バター節約のためと釜伸びをえるために例のごとくバターの一部をノントランスファットショートニングにしてみた。

焼きこまれたためかケーブインもなくなった。香、味ともにとてもいい。これは熟成された生地を混ぜ込んでいるためだろう。前回のパンよりワンランク上になった感がある。全粒粉イギリスパンはポーリッシュ法を使うと本当にいい香といい味になる。







液種

全粒粉 350g
水   350g
イースト 2g
混ぜて 4~5時間室温で放置


本捏ね

1CW 770g
牛乳  420g
塩   16g
てんさい糖 56g
ショートニング 24g
バター    12g
赤サフ    14g

液種と油脂を除く本捏ね種をざっと手で混ぜて餅つき機へ投入。
粉こねモードでこね始め、まとまったところで油脂を手でちぎりながら投入。
室温で一次発酵40~50分。
分割 1.5斤用に 生地350gずつ2つ
   2 斤用に 生地330g 3つ

※実は生地の量がちょっと多くて余ってしまったので一部の生地を丸パンに成形して同時にSOB-14でも焼成した。

ベンチタイム20~30分 成形 二次発酵 約40分 40度 ガスオーブン RMC-12E コールドスタート180度 10分 170度30分 計40分焼成


最新の画像もっと見る

コメントを投稿