徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

ご来訪の皆さま…いつも有難うございます。

2007-06-22 08:36:36 | ひとりごと
 これは川の中州で昼寝するカルガモ…。
そして…甲羅干しの亀…。

   

 カルガモは川の端の方の木陰のところで…亀は陽のあたる川のど真ん中の中州で…気持ち良さそうに…なんとも和やかな光景です。
細い流れを挟んだ同じ場所でのんびりゆったり過ごしておりました。

 この川にはたくさんの野鳥がやってきます…。
餌となる藻や小魚が豊富に存在するからです…。

 しかし…生活排水で川は汚れ…心ない人たちによってゴミが捨てられ…決して生き物にとって…最良の環境とは言えません。

 この川は多くの生き物たちを育み…流れています…。
ボランティアの方たちの努力によって…たびたび…綺麗にしては貰っていますが…ゴミなどの不法投棄が絶えません…。

 川が自然のままに…保たれることは人間の生命にとっても大切なことです…。
川を汚すことは…自分の命を汚すことだと…気付いて貰えると…嬉しいのですが…。

 



 

 誠に申しわけございませんが…しばらく留守に致します。
だいたい一週間ほど…長ければ二週間くらい…で戻ってまいります。

 ネット環境にないところに居りますので…コメントの返事もすぐには差し上げられないと思いますが…どうかお許しください。
帰り次第…できるだけ早い段階で書かせて頂くつもりでおります。

 また…携帯も使えませんので…いつも寄らせて頂いているお友達の皆さまの御宅にも…しばらくは伺えません…。
帰宅しましたら…すぐに訪問させて頂きますので…その時は宜しくお願い申し上げます。

 なお…留守の間…ブログの最初のお友だち…主婦&主夫仲間のおつ父さんにdoveんちの管理をお願いしてあります。
doveが居ない間も…気軽にお越し頂いて…遊んでいってください。

そうそう…7月のお誕生会は少し遅い時期になりますので…前半にお生まれの方…待っていてくださいね。

それではまた…。



 


続・現世太極伝(第百二十三話 百も承知で…。 )

2007-06-21 17:47:00 | 夢の中のお話 『続・現世太極伝』
 不思議なのは…エナジーたちが怒り狂っているのは…滝川の言葉に対してだけで…それを口にした滝川本人にどうこうという思いはないようだった…。
その証拠に襲っては来ない…。

「そんなに厳しく怒らないでくれよ…。 
エナジーにとっては…大人も子供も同じなんだろうけれど…人間にとっちゃ雲泥差なんだからさ…。 」

まるで腹を立てている友人を宥めるかのように、滝川はエナジーの壁に向かって話しかけた。
怒りの気配は一向に消えなかったが、それでもエナジーたちは少しだけ静かになった。

いやに…素直じゃないか…。

なんだか尻の辺りがこそばゆい気がした…。
このところ滝川に対するエナジーたちの態度が妙に好意的で…かえって戸惑いを覚える…。

何がどうなったのかは…知らんけどな…。

「助ける…って…先生…こいつにエナジーを補給してやればいいのかい…? 」

智明が不安げな顔で滝川を見た。

「そうだな…智哉さんが居れば…それで済むんだが…。
智哉さんが言うには…エナジーをより効果的に補給するには…育てる…という行為をしなきゃいけないそうなんだ…。

残念ながら…僕にはその力はなくて…。
補給するだけなら何とかなるんだが…その場しのぎ…。 」

その場逃れでもやらないよりはましか…。
けれど…その前に…邪魔をしないでくれるように太極たちを説得しなきゃ…。
こっちの体力がもたないからな…。

直談判したいところだが…滝川にはエナジーたちとの会話ができない…。
頼みの綱は西沢かノエルなのだが…。

しかし…西沢は黙ったまま動かない…。
子供好きで面倒見の好い西沢でも度重なるマーキスの愚行には愛想が尽きたか…。

 治療師…滝川としては目の前で死に直面している子供を見捨ててはおかれない。
何とか助けてやりたいが…エナジーたちを下手に刺激すれば…滝川ひとりが命を失って済む…という問題ではなくなる…。

エナジーたちが再び…人類を滅ぼす気になったら…最早打つ手はない…。
西沢の暴走を止めるようなわけにはいかないのだ…。


 

 捨てられた…という智明の言葉を耳にした時から…西沢の古傷が痛み出した…。
要らない子だから置いていかれた…と…つい数年前まで西沢は信じ込んでいた。
 要らない子…生きてちゃ迷惑…と幼い西沢に言った実母…絵里…。
真実を覆い隠すために…西沢家の不幸を西沢ひとりに背負わせた祖父…巌…。

『我息子よ…。 この不穏分子をどうするね…? 』

太極が問うた…。

「崩壊の因子と言うならば…僕もそうだ…。
身体ん中に…とんでもないのが居る…。 」

西沢が答えると…太極は愉快そうに笑った…。

『なるほど…。 それも…崩壊の因子には違いない…。
だか…おまえの中に居るそれは…おまえ自身で動かせるものではない…。 
動かすものはこの宇宙の意思なのだ…。 
そいつに関しては…我々にすべて任せておけばいい…。 』

勝手なこと言ってらぁ…と西沢は思った。
こんなもん御守するために生まれてきたんじゃないぞ…。

「誰もそのことに触れないが…僕はすでに…ふたり…この世から消してる…。
それが僕の意思か…御使者の使命か…あなたたちの操作かは…問題じゃない…。
何れにせよ…直接…手を下したのは僕自身だからな…。
 
 智明は天爵ばばさまとしての使命を果たすべく…あいつを擁護したけれど…それが失敗に終わった…と言うのなら…裁きの一族の御使者として採るべき道は決まっている…。 」

滝川が…如何にかしてくれと言わんばかりに…西沢を見つめていた。

 意思を持つエナジーたちとまともに会話ができるのは西沢とノエルだけだ…。
しかし、媒介であるノエルは大本である太極に可愛がられてはいるが、他のエナジーたちとはそれほど近しい関係にはない…。

 西沢の中には、ノエルと亮のエナジーから生まれた生命基盤とともに、太極自身の、言わばオリジナルのエナジー要素が埋め込まれていて、おまけに、あの魔物…負のエナジーまでが包含されている。
西沢は他の意思を持つエナジーたちにとっても今や兄弟みたいなもの…。
ただの人間と言えど影響力は大きい…。

そんなに期待されても…困るんだぜ…恭介…。

西沢は胸の内で大きな溜息を吐いた…。
御使者として為すべきことを為す…そう思い定めて口を開いた…。

「おまえが元の地位に返り咲きたいと思う気持ちは分かる…。
多分それが…赤ん坊の頃からおまえを支えてきたすべてだったんだろうから…。

 けれどもそのために…他の誰かを犠牲にする…などという考えは決して許されることではない…。
裁定人は…庭田が再教育に失敗したと判断し…然るべき処置を講ずる。 」

 西沢は無表情のまま…マーキスにそう宣告した。
それは死刑宣告に等しい…と誰もが思った。

我意を得たり…とばかりにエナジーたちは歓声を上げた。

「紫苑…庭田としてはまだ…お手上げだ…とは言っていない…。
失敗したとも思わない…。

 擁護者として…この子の犯した過ちは幾重にも詫びる…。
まだ…うちに来てそれほど時も経ていない…。
この子が正しい道を悟るには…もっと時間が必要なんだ…。 」

庭田の天爵さま…として智明は裁定人の判断に異を唱えた…。
生まれた時から刷り込まれているものを…そう短期間に変えられるわけがない…。
長い目で見るべきだ…と…。

「僕の判断じゃない…。 これは…上からの指令だ…。
御使者はそれに従うまで…。 」

表情ひとつ変えず…西沢は淡々と答えた…。

上からの命令は絶対…御使者はそう簡単に背けないもんなぁ…。
どうするか…未だゆっくりと羽ばたいている西沢の翼を見つめながら滝川は考えた…。
何気なく眼を移すと…視線の先に仲根の姿があった…。

そうだ…仲根を使えば…。

「仲根くん…もう一度…上の方の意向を確かめてくれないか…? 
幼くして洗脳されたマーキスを再教育するには…まだ相当時間がかかる…。
子供だから…時々…思わぬ失敗もするんだ…。 」

静かに事の成り行きを窺っている仲根に向かって頼んだ。

「そいつは…無理なんですよ…先生…。 
上の方…ったっていろいろで…。
僕が直接口利けるのは…室長…代表格…総代格くらいまでが関の山です…。

 紫苑さんは特使ですから…命令を下してるのは…お伽さまか宗主御本人…。
とてもじゃないけど…直で意向を伺うなんて…できやしません…。 」

申しわけなさそうに仲根は答えた…。

格の違いか…困ったな…。

そうは言っても、宗主やお伽さま相手に何の障害もなく連絡が取れるのは、やはり仲根しかいないのだ…。

「紫苑…おまえが命令を出せ…。 仲根くんに上の意向を再確認させるんだ…。
特使の命令なら…誰からも文句は出まい…。 
 何なら…おまえ自身が直接…確かめてくれてもいいんだぜ…。
相手の意識ロックを解除して…さ…。 」

周りの視線が西沢に集中した。

できない話ではないが…。

そう思いながらも西沢は、勝手に事を運ぶ滝川を睨むように一瞥すると、出方を窺っている仲根に頷いて見せた。

ほっとしたような顔をして仲根はお伽さまとのコンタクトを取り始めた。
さすがに直に宗主と…では気が引けるようだ…。
 
お伽さまの回答は…仲根ではなく…西沢の方に送られてきた…。
後々仲根に…とばっちりが及ばないように…お伽さまの思い遣り…。

「マーキスをこのままにしておくことは認めない…。
これは…裁定人の裁断だけでなく…族長会執行部の意思でもある…。 」

お伽さまの指示を聞いて…再びエナジーたちが歓声を上げた…。

 執行部の意思…と言われては…さすがの庭田も引かざるを得ない…。
それは…すべての家門を代表する族長たちの意向なのだ…。
けれども…智明にも天爵ばばさまの魂を引き継ぐものとして…預かった命には責任がある…。

 マーキスはすでに限界に近い状態で…身動きひとつままならない…。
蒼ざめた顔で転がっているだけだ…。
智明にはその姿がひどく哀れに思えて…胸が痛んだ…。

HISTORIANを率いて…麗香を死に至らしめた張本人…それはわかっているのだけれど…。

「すべての元凶であるHISTORIANを未だ存続させておいて…傀儡であるこの子を殺すのは道理にあわない…。
紫苑…そうは…思わないか…? 」

傀儡…と智明は言った…。
そうでないことは…百も承知で…。

「今のHISTORIANには…こちらが警戒しなくてはならないほどの力はない…。
『時の輪』の親爺は切れる男だから…頭の切り替えも早い…。
教理の解釈を都合よく変えて…すでに新しい方針を立ち上げているようだ…。
失敗に終わった…愚にもつかない国家幻想をいつまでも抱いているような奴じゃない…。 

こちらに悪さを仕掛けてこなければ…わざわざ他所の国まで…奴等を潰しに行く必要はないだろう…? 」

そうさ…こいつだって…おとなしくしていれば問題はなかったんだ…。

西沢はマーキスの方にチラッと目をくれた…。

「なぁ…紫苑…手はないのかよ…。 もう限界だぜ…こいつ…。
せめて…応急処置だけでもさせてくれよ…。 」

滝川の耳に…エナジーたちのブーイングが聞こえる…。
不満そうだが…何故か怒りの気配が治まって来ている…。

妙だな…。

そう思いながら辺りを見回した滝川は、吾蘭の姿が見えないことに気付いた。
さっきまで智明の傍に居たはずなのに…。
何処に…行ったんだろう…?

慌てて視線を移すと…少し離れたところの壁に向かって何か話しかけている。

ノエルが呼んだのか…?
それとも…紫苑が行かせたのか…?

西沢の表情は相変わらず淡々としている…。

まさか…。

滝川の心臓が激しく動き出した。

まずいぞ…これは…。
マーキスの最後を…吾蘭に見せないためか…?

そう思った刹那…智明の声も…滝川の声も…まるで聞こえなかったかのように…西沢は静かに動き出した…。








次回へ

散歩道で拾った話…其の十七「ネジバナ・ヘクソカズラ・これなぁに?」

2007-06-20 18:04:00 | 植物
 今朝の天気予報では午後から曇りだの雨だの言っていたが…今のところ良いお天気で…シーツもすっかり乾いてしまった…。
洗濯するにはラッキーだが…この時期に雨が降らないというのは…喜んで良いのか悪いのか…。
それでもさすがに梅雨…湿気が多いせいか…かなり暑い…。

                                                  

 さて…今日の花はまず…ネジバナ…。
空き地などでよく見かける花で、幾つもの小さな花が螺旋状に並んでいるのが特徴だ…。
ピンクのリボンを巻いたようでなかなか可愛い…。
白いものもあると聞いたが…この辺りにはピンクしかなかった…。

 次の花は蔓もの…ヘクソカズラという小さな花…。
見た目にはこんなに可愛らしい花なのに…なんで妙な名前がついているのか…?



 実はこの花…臭いらしい…。
それも花の匂いを嗅いだだけでは分からないという…。
花とか実を潰したり揉んだりすると…臭うんだとか…。

物好きなdoveも…さすがにやってみる勇気はない…。
傍迷惑だし…。

 さて…次の花…。
実はこれがかなりの問題児…。
何日も前から…図鑑やネットを調べているが…一致するものが見つからない…。



 ネットで特徴などから検索すると…オオツメクサ…らしいと出て来るんだが…どうしても…そうは思えない…。
花はオオツメクサより小さいし…葉っぱのつき方が違う…。
花びらの数も…咲き方だって全然違うのに…。

葉っぱはアイナエのようなのに…花が違う…。
茎の状態がムグラ系のようでも花びらの数が違う…葉ももっと細い…。

図鑑などでは…他の野草に混じって写っていたりするほど…そこらに転がっているような花なのに…。

                                               

花のサイズは2ミリほど…草の丈は20センチくらい…細い茎…。
撮影するのも四苦八苦の小さな花だ…。

もし…ご存知の方があれば…ぜひ…教えて頂きたい…。
この花の御蔭で…かなりの時間を取られている…。

分からないままにするのはなんとも寝覚めが悪いなぁ…。
目の前にいっぱい咲いているというのに…。




 

散歩道で拾った話…其の十六「アベリア・ハクチョウゲ・クチナシ八重大輪」

2007-06-19 17:52:00 | 植物
 今日の花も歩道の端に植えられてある花…。
散歩道には車道沿いに桜や楠ように大きく育つ木と生垣にするような低木とが植えてあるのだけれど…あまり統一性がない…。
種類も場所もバラバラ…。

これはアベリア…だと思う…。
合ってるかな…?
                                                 
妖精のラッパのようなピンクの花を咲かせている…。
たくさん花がついて…見た目に可愛いけれど…ぱっと目を惹く…という感じの花ではない…。

インパクトに欠ける…って言うのかなぁ…。
花だらけってくらい…いっぱい咲いているのに…存在感が薄い…?
doveの個人的感想だけど…。

う~ん…だから生垣に使うのかな…?

 ハクチョウゲは…子供の頃よく遊びに行った親戚の家に植えてあって…庭木の中では早い時期に名前を覚えた花のひとつかなぁ…。
濃い目の葉っぱの中に白い小さな花が浮き出るように咲いていて…子供心に綺麗な花だ…と思った覚えがある…。



この花を見ると夜空の星を連想する…。
低木という小宇宙に浮かぶ星…なんてね…。
もっと咲いていればよかったんだけど…この辺りではもう…盛りを過ぎてしまったようだ…。

げっ…写真もオオボケ…。
申しわけない…!

 さて…先日UPしたクチナシ…小さくて可愛い白い花だったが…。
品種の違う大型の花も咲いていた…。
ここも良い香りが漂っている…。

 この間のクチナシは…矮性だったのかなぁ…。
花も小さいし…木自体もかなり低めだったけど…。
                                                  
今日のクチナシはかなり大きい。
蕾も迫力…。
花びらもよく巻いている…。
若い方には…クチナシ…と言うよりも…ガーデニア…と言った方が分かりやすいのかな…。



 こんな感じで…あっちにこの花…こっちにあの花…が植えてあって…整備された場所にしては…少々ちぐはぐ…。
そういえばだいぶん前にシャリンバイ?も咲いていたような…。

まっ…いっかぁ…。
いろんな花を楽しめるんだから…。




散歩道で拾った話…其の十五「ヒペリカム・クチナシ・ムクゲ」

2007-06-18 17:45:00 | 植物
 散歩道の端っこには場所によって様々な植物が植えられている。
市が植えたもので…ヒペリカムもそのひとつ…。
この植物は花の咲き初めから盛りの時までは綺麗だが…盛りを過ぎると花も葉も茶色っぽく変色し…放棄された花壇のようで見た目にあまり宜しくない…。



 園芸用の植物でありながら…かなり強い花のようで…植えたわけでもない場所にまで飛んでいって仲間を増やしている。
見た目に良い時期がほんの2ヶ月くらいなので…もう少し緑の長持ちする植物を植えてくれた方が気持ちが良いのだが…。

以前、他の花が植えられていたが、それもあまり持たなかったところを見ると、道路際というのは、植物を維持させるには、かなり難しい場所のようだ…。

 同じように植えられているものに、クチナシがある。
これも咲いている時は綺麗で香りもいいが、白い花だけに枯れ始めると茶色が目立って美しくない。
ヒペリカムとは異なって、葉っぱはある程度長く緑を保つので、汚れたようになる花を除けば、まあまあ見られるかもしれない。

                                                  

 散歩道ではまだ…盛りのクチナシが良い香りを漂わせていた。
クチナシの実は食材を黄色く染める時に使える。
餅を黄色く染める時や黒豆のおこわを炊く時に良い染料となる。
正月の栗きんとんなどの着色料にも使われている。

 これは…ムクゲ…おそらく…まだ咲き始めたばかり…。 
生け花にも使われるという秀麗な花だが…とても生命力が強い…。 
実はこの木は自然生え…しかも…川の中州で咲いている。



 ムクゲの木は、あちらこちらの川の中州に見られる。
もともとは歩道や民家に植えられていたものが飛んできたのだろう。
台風の雨などで川が増水して天辺まで水に沈んでしまっても、水が引けばすぐに復活する…。
素晴らしく元気な花だ…。

 ムクゲには種類もいろいろあるらしいが、中州で見られるのはこのピンク系の花と白い花…同じ形の色違い…。
台風の時の川は激流と言ってもいいくらいの流れだが、それでも必ず立ち直る…。

 川の中州には様々な植物が繁殖しているけれど、どれも見事に生き延びる…。
だから…川の中だというのに結構大きな木も生えている…。

自然というのは凄いもんだ…。
 



蝶の決定的瞬間…!

2007-06-17 17:07:00 | 生き物
 洗濯を干そうと庭へ出たところで、珍しい光景に出くわした。
アゲハチョウが庭木にとまって交尾の真っ最中…。
これは洗濯どころではないと…デジカメを持ってデバガメ…。

何やってんだか…。
                                                    

 この蝶はナミアゲハ…。 取り立てて珍しくはないが…わりと綺麗な蝶だ…。
キアゲハにそっくりで、ちょっと見た目には間違えそうだが、羽の付け根の模様が網目状なので区別できる。
キアゲハは付け根の模様が墨で塗りつぶしたような状態になっている。

 民家の庭先でもよく見られるらしく、doveんちの庭には毎年、この季節になると毎日のように何匹もやって来る。
十何年もずっと見ているけれども、交尾の瞬間を見たのはこれが始めてだ。

超ラッキー!



 doveが見つける前からずっと雌雄がくっついていて…終わったのが30分後…結構…時間がかかる…。
トンボの交尾などは、川辺でよく見かけるが、あっという間だから、蝶の生殖と言うのはというのは、昆虫にしちゃぁ大変なもんなんだね。

鳥にでも襲われたらアウトだもんねぇ…。
この庭にはナミアゲハの天敵…蜂類もたくさん来ることだし…。

 羽を重ねて閉じたまま、じっとくっついているかと思えば…少し羽を広げたりもして…最終的にはまた羽を閉じた…。
その間に…別のオスのナミアゲハが何度も邪魔をしに来て…このメスに乗っかろうとするんだが…この御夫婦は意に介さないらしくびくとも動かない…。
                                           
 文字通りのお邪魔虫は…すぐに諦めて飛んでいくが…何度も戻ってくる。
戻ってきては諦める…。
そんなことを数回繰り返したが…ついには何処かへ行ってしまった…。

 つがいのナミアゲハも…ことが終わるとすぐに何処かへ行ってしまったから…メスが何処で産卵するのかまでは分からない。
多分…柑橘類の木のあるところ…。

あっ…お隣さんか…な…?
う~ん…確か…大きな蜜柑の木があったような…。

おい…ナミアゲハ…それは…ちょっと…まずいぞ…。




今日の一品…手作りチキンカレー…dove風…。

2007-06-16 18:08:00 | 簡単手抜き料理
 今日はスパイスから作る手作りのチキンカレー…。
スパイスの配合分量によって風味や味が変わってきます。
何度も試しながら自分の好みに合った配合を作りだすのが一番…。

…なんて言ってもずぼらdoveの場合は万事行き当たりばったり…適当なので…その日によって味が変わっっちゃいます…。

えっ…無責任…? 
すんません…。 どうも…毎度ながらいい加減な料理ばかりで…。

注意書きとして…カレーの好みは人によって違うから…あなたが作ってみて美味しかった配合をいつでも記録しておく…ってことで許してやってください…。

あかんか…?
それでは…初めて作る時はキットを使うことをお勧めします。

 スパイスは20種類くらいのカレー専用少量スパイスだけのキットが売っているので、最初はそれを利用した方が安く出来上がりますし、初めて作る時の目安なども書いてあるので便利…。
普段利用しないスパイス類が、後々無駄にならないので、doveは未だにそれを利用しています。

 最近のキットはdoveが作り始めた頃より、ずっと親切で分かりやすい初心者向けのレシピが書いてあり、便利な配合量になっていますから、是非ご利用下さい。
だいたい600円から1000円前後で売っていると思います。

 そこから…各スパイスの分量を加減していくと…比較的簡単に好みの配合を作り出すことができます。
目安は…きつい・辛い…を控えめにすること…。
足りない時には足せば良いのですが…過ぎた時には後からひくことができないため…癖のあるスパイスは少なめから始めてください…。

 また、市販のカレーパウダーを使うことによって、そんなに何十種類ものスパイスを使わないカレーもできます。
この場合、キットは必要ありませんし、配合ミスで失敗する心配も少ないです。
最初にdoveが作ったのはそうした簡単なものでした。

 あっ…別にスパイスをたくさん使うからって…難しい…ってことじゃないですから…ご安心を…。

 カレーの場合…挑戦している人が多いので…すでに独自のものがあるかもしれませんから…希望があればまた…コメでレシピをUPします。

簡単手抜きの手作りチキンカレーdove風…お試しあれ…!







オカン的…鳥の見分け方…?

2007-06-15 15:25:00 | オカン
 昨日は一日中…雨が降っていた…。
御蔭で紫陽花は元気…元気…。
花びらも随分と開いて先っちょの方がほんのり青味を帯びてきた…。

おかしいな…。
白のはずなのに…。

 ここ数年は白い花…それも一輪…二輪と花数が少なく…その代わりか…超大輪…。
昨年の夏から…新しい植木屋さんに来て貰うようになって…紫陽花も急成長…。
葉っぱも逞しい…良い紫陽花になってきた…。
花芽も幾つかついている…。

ひょっとして…今年は色も期待できるか…。

 十年ほど前はちゃんと青とかピンクとかの色がついていたのに…最近は白ばかりだった。
前に来ていた植木屋さんの使う肥料の成分のせいか…とも考えていたのだが…。

今年…ちゃんと色が出たら…原因が分かるぞ…。

 雨の中…昼御飯用に買った山菜おこわとイイ蛸の煮付けをかついでオカンが来てくれた…。
うちから実家までは車だと半時間ほどだが、公共の乗り物だと二時間近くかかる。
オカンは運転ができないから、ここまで来るのは大変…。

 いつもは別の路線の駅まで迎えに出るので、バスを使えばいいのだけれど、買い物があるから…運転も雨で危ないから迎えにこんでいい…と、わざわざ公共の乗り物を乗り継いでやってきた…。
親心である…。

 おこわと蛸を食べながら…散歩に行って見つけたザクロの話…紫陽花や俳句の話などをした…。
doveは滅多に俳句は詠まないが…オカンは一応…それなりに勉強した人なので…ほっくんパパさんのブログに出した俳句について…拙いところを指摘してくれた…。

 紫陽花や肩並べ居る影法師
 紫陽花や傘並べ居る影法師

素人doveのど下手な俳句だ…。
無論…出来不出来は論外…。
評価以前の問題だ…。

上のは…肩を並べて紫陽花を見ている人たちを詠ったもの…。
下のは…「紫陽花が咲いている…。雨の中…外灯の明かりで傘の影法師がふたつ並んでいたよ…。」或いは「紫陽花が咲いている…。明るい陽射しの中で日傘の影法師がふたつ並んでいたよ…。」のふたつの場合を想定して詠んでみたのだが…この俳句を見る人が玄人なら…そうは思わないらしい…。

傘といえば雨…。 雨の降っている昼間は影法師ができない…。
だから…傘を使うなら…影法師はおかしいのではないか…と…。

なるほどね…。

実は…日傘も紫陽花も季語なので…両方をひとつの句に詠んでしまうと季重ねになり…俳句としてはとても拙い…。
如何にど下手…素人のdoveでも拙いなりにそれは避けようと思った…。
それで…肩…或いは…傘…にしたのだが…。

訊いてみるもんだね…。

 尤も最近では、従来の決まりに拘らないで、自由に詠む俳句もあるようだ…。
超がつくほど下手ッぴなくせに形に拘るのは…doveが教科書で習った詠み方しか知らないからなんだな…きっと…。

 パパさんちのママゴンと部長の背中からふと思いついたんだから…傘よりずっと肩並べ…の方がよかったのかなぁ…。
ふたりは傘なんか持ってなかったし…何てことを考えた。

ところで…。

その後で…例のオシドリに似た野鳥の話をした…。

オスというには地味で…メスというには派手…オシドリの幼鳥は真っ白だというから…幼鳥から成鳥になる前段階なのかなぁ…。
それとも…まったく別の鳥なのか…。

「オスより地味でメスより派手か…。
そりゃぁ…オカマのオシドリだわ…。 」

「…。 」

野鳥の色合いは…そこで決まるわけじゃ…ないと…思うけどな…。
人間は…まぁ…見た目を変えられるけど…鳥は勝手に色を変えるわけには…いかないと思うぞ…。

それ以前に…。

オカマ…って…。
鳥にも…おるんか…オカン…?


 …ちょっと調べてみました。
実は以前NHKだったかTV番組でオシドリの色が変わったのを見たことがあるのです。 
自信はなかったのですが…それが記憶に残っていて…昨日…思い出したので…。
                                           
オシドリは夏になると羽色が変わりメスに近い色になります。
嘴の色だけがピンクがかっているそうです。
他の部位にも少し綺麗な色が残るみたいで…。
画像の野鳥は…夏羽に替わったオシドリのオス…とも考えられます。
本当にそうかどうかは分かりませんが…。
ちょうど今…季節ですから…。








散歩道で拾った話…其の十四「ヤブカラシ・テリハノイバラ・イモカタバミ」

2007-06-14 11:09:00 | 植物
 庭に生えないで欲しい野草のうちでも最も困るもののひとつ…ヤブカラシ…。
画像はまだ花芽がついたところ…。
今は小さく緑色だが…さらに大きく広がって…色もとてもカラフルで可愛い小さな花が集まって咲く。

                                                 

 見た目にはビーズやドロップのかけらのような可愛らしい花なのだが…こいつは曲者…。
名前の如く…他の野草を淘汰して侵食する。
除去しても除去しても生えてくるものすごく強い蔓草だ…。

 ノイバラも強い花…。
川の護岸の壁面の一部を覆うほどに成長しているところもあった。
画像は雑草の間に生えていたテリハノイバラ…葉っぱに艶があるから多分…そうだろう…。



 子供の頃…野原の草の陰などによく生えていて、靴や服を引っ掛けたり、脛に引っ掻き傷をつくったりした。
これが結構…後から痛い…。
ススキの葉とノイバラのとげは要注意…それと知らぬ間に傷になって血が出ていたりする…。

 最後の…このピンクの花は…名前に自信がない…。
遠くから撮影したこともあって、画像がはっきりしないので、よく分からなかったのだが、イモカタバミではないかと想う。
ムラサキカタバミに似ているが、ムラサキカタバミは中心部が白っぽいのに対して、イモカタバミは中心部の方が濃いピンク…。

                                                   

 ただ、園芸用の様々な花が逃げ出しているということも考えられるから、それだとも断定し難いのだ…。
分からないというのは…なんとも落ち着かないものだ…。
もしご存知の方があれば、是非、教えて頂きたい。

 今はまだ端境期で…花数も少なく…春の花の名残もまだ所々にある…。
花芽の時期が来ていない緑の野草軍団も…それはそれでなかなか綺麗なんだけど…花がついていてくれた方が素人のdoveとしては調べやすい…。

 植物学者は葉っぱだけでもピンと来るんだろうな…。
植物図鑑…首っ引きで調べまくっているdoveとは大違い…。
感心するなぁ…。 プロってほんと凄いよね…。








散歩道で拾った話…其の十三「ムラサキツメクサ・ザクロ・これは…なんという鳥…?」

2007-06-13 17:30:47 | 植物
 今日は朝から好いお天気…。 暑くなってきましたねぇ…。
こうなると…デジカメ片手に散歩に出るのも…ちょっと躊躇いがち…。
それでも草刈が始まってしまうと…せっかく咲いた花がパァだから…重い腰上げて行ってきました。
何しろ…中州の草まで潰してしまうこともあるので…。

                                                           

 川の中州に可愛いピンクの花…ムラサキツメクサ(アカツメクサ)が咲いていました。
これも初夏から夏にかけて咲く花です。
川べりから少し距離があるのでので…ピントが合わなくてボケ写真…。
以前にはもっとあちらこちらで見かけたのですが…今年はここで始めて見ました。
野草もだんだん…少なくなっていきます…。

 今日はいつもとは逆の川下の方向へ散歩に出たのですが…いやぁ…嬉しい出会いがいくつもありました…。
川に沿って設置されている鉄柵の向こう…川側は県の管轄なんですが…古くからある樹が護岸工事を逃れて何本も残っているんです。



 なんと…大好きなザクロの古木が真っ赤な花をいっぱいつけていました。
見事です…。
時間の経つのも忘れて…しばし見とれておりました…。         

 ここにこんな見事なザクロがあるなんて…いつもは川上に向かって散歩をしているので…まったく知りませんでした。
嬉しかったなぁ…。

 そうそう…この野鳥…分かりますか…? なかなか可愛いでしょう…?
目のところの白い線から…おしどりのメス…のようにも見えますが…ちょっと色目が違うような…。
雌はもう少し羽の色が地味なんですよね…。 

 かといって…オスにしては全体が地味…。
オシドリの…少なくともオスの成鳥ではありませんね…。
幼鳥…というわけでもないだろうし…。

少し前からオシドリが来ている…とは聞いていたんですが…似た鳥にやっと会えました。
残念ながら…この鳥の本当の名前は分かりませんでしたが…。
引き続き…名前を調べてみることにします。
ご存知の方は…是非…教えてください

                  

 doveんちの近くの川にはたくさん野鳥が来ます。
少し前まではカワセミも居たのですが…この頃まったく見ません…。
家や車が増えたせいで川の環境も変わったのでしょう。
お洒落なハンターがこの川から消えてしまったのは…悲しいことです…。

こうして訪れてくれる鳥たちのためにも…この川がこれ以上汚されず…浄化されていくことを…祈るばかりです…。