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ぱにぽにだっしゅ!⑥「藪をつついて蛇を出す」

2005-08-08 20:48:36 | Anime(アニメ・コミック)
○藪をつついて蛇を出す(やぶをつついて へびをだす):つつかなくても良い藪をつついて、嫌な蛇を追い出すという事から、いらぬ事をして、かえってまずい事になることのたとえ。(集英社:新修ことわざ辞典より 一部加筆)


今回のサブタイトルは、原作・第63話(コミックス5巻収録)に使用されたモノなのですが…はっきり言って、アニメと原作では話の内容が全く違います;
◇原作→都と教授(アニメ未登場)の、南米サバイバル
◇アニメ→ベッキーの研究室騒動と天井の扉

という訳で、完全に別物だったり。ベッキーの研究室云々の話は、原作・第44話「娘三人は一身代」や第51話「芸が身の仇」(いずれも4巻収録)、第56話「大疑は大悟の基」(5巻収録)などに登場していますが、柏木優奈のネタ以外(タヌキなど)は、アニメではほぼ完全にスルーされていますし。ま、原作バスターは今に始まった事ではないですし、サブタイトルの意味と、今回の内容も履き違えている訳ではないので、これ以上は言及しません。

さて、本編に関してですが、何時にも増して『元ネタありきのパロディネタ』を多用していた印象が。
バカボンのパパ、ムサイ(ガンダム)、エクソシスト、必殺仕事人、仮面ライダー、ガラスの仮面、サボテンダー(FFシリーズ)、ヒョウタンツギ(らしきもの)、『RED RUM』(シャイニング)、『ライ麦畑でつかまえて<サリンジャー>』(アニメの中では「ライ麦畑で大をして<ゲリンジャー>」となっていましたw)、そして数々のAA(ガクリ、クマー!他)などなど…それらを探している間や、元ネタを知っていれば”クスリ”と笑えるんですが、あまり多用されても、逆に鬱陶しいと思えてしまう様な。遊び心は解るんですけどね…w

個人的に、それ以上にインパクトがあったのが、『まろまゆ』の妙子に留まらず、同作品から店長(ED)、『桃組っ!!』からはマカポンとツバサ(優奈のオーディションシーン)が登場して来た事。アトは本編でセリフがあれば…と思うのですが、流石に其処までは無理ですね;

他に気になった部分を、箇条書きで挙げてみると---、
○アイキャッチ変更、ベホイミの旅シリーズ?…何にしても、良く解らない;
○モブキャラの頭が鉢植えに…。そして何故か、1-Bのモブキャラが伊藤さんじゃなかった(でも顔は同じ)。
○メソウサが不憫すぎる;
○劇中に原作『ぱにぽに』のキャプが。使用されていたのは、第100話「天上天下唯我独尊」の「一般向けのルール」~「D組in演劇」まで。
※現在発売中の「月刊Gファンタジー」8月号掲載、P.42~45。
○一体、優奈に何を見せたんだ、ベッキー…((;゜Д゜))
こんな所で。

全体的には、別段面白くない訳ではないものの、際立って面白かった、と言えるモノでもなかったかと。要するに「普通」。
ただ、今回の様な一風変わった世界観やイベントを表現する為に、超常現象じみたモノや一発キャラを、そして先述の通り、インパクトを求める為に、パロディネタに頼り過ぎる傾向があるのは、少々考え物ですね。
「まろまゆ」など、他作品へのリンクは、もっとやって欲しいですけどねw

今回のエンドカードは「梶原あや」「極山裕」「くぼたまこと」、御三方による姫子三態。
やはりスクエニ系の雑誌で連載、もしくは関わりのある(『ぱにぽに』の「4コマ+ショートコミック劇場」などで描かれた)方が担当していく様ですが…その内、藤枝雅さんとか出て来てくれないかな☆

ところで、ラストの予告漫画。前回と同じカットだったという事は…(ry


○過去ログ
ぱにぽにだっしゅ!①「寒に帷子 土用に布子」
ぱにぽにだっしゅ!②「紅は園生に映えても隠れなし」
ぱにぽにだっしゅ!③「痛む身より見る目」
ぱにぽにだっしゅ!④「晴天をほめるには日没を待て」
ぱにぽにだっしゅ!⑤「用に叶えば宝なり」

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