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ぱにぽにだっしゅ!③「痛む身より見る目」

2005-07-18 12:29:23 | Anime(アニメ・コミック)
○病む身より見る目(やむみよりみるめ):病人の辛さもさることながら、それを見ている者は、もっと耐えられない思いをするという事。(集英社「新修ことわざ辞典」より)

原作において、このサブタイトルが使用された話は「ベッキーが病気になった」という展開な上、その時丁度、作者が食中毒で体調不良だった(故に2ページしかない)為、言い得て妙なタイトルになっていた訳ですが、今回の場合は、アホ毛を無くした姫子がいつもの調子を失い、それを見ているベッキー達もまた気分が沈んでしまった、という事にかけている様です。

さて本編。冒頭から智…じゃない、綿貫響(CV:樋口智恵子)登場。なんだか「志○ちゃんニュースよ~ん」とか言い出しそうなキャスティングだな、とお約束のリアクションはさて置き…綿貫の前に現れた謎の鳥の着ぐるみ。何処かで見た事あるなぁ、と思っていたんですが、その直後のセリフ「アサーッ!」で検索してみた所、故・谷岡ヤスジ氏のキャラだという事が判明。どうりで何処かで見た事がある訳だとw
にしても、前回の懐かしいネタやOP曲の曲調といい、今回のネタ(ラストの乙女の表情も)といい、狙いどころが若干高めの様な気がします;

今回の話は大まかに分けて、一応はオリジナルの「姫子のアホ毛が抜けた事件」と1-B生徒(綿貫含む)の顔出し。
ただ、元が短い話だけに、アニメでは「病気」というファクターは完全に捨てて、原作に存在した単発ネタなどを加えた為、切って貼った様な作りになっていた感じが。
アホ毛絡み(というか姫子の頭部ネタ)自体も、既に原作やドラマCDで結構やられている所為か、やや新鮮味に欠け、アニメ1,2話と比べると、ストーリー展開が纏り過ぎて弱いかな、という印象を受けました。オチにも無理がありましたし。
もっとも原作未読の方向けならば、あれ程弄り易く、解り易い要素はありませんけどねw
ちなみに、原作49話でも「アホ毛が取れた」話はありましたが、単発ネタ(1P)で収まっていたり。

そんなストーリーよりもインパクトが強かったのが、「体育の授業シーン」と「伊藤さん」。
何だか体操着+ブルマの描き方に、妙に気合が入っている気がするのは気のせいディスカ?w
いつもは同じ顔のモブキャラも、此処ではしっかり別キャラとして描かれていますし(但し女生徒のみw)ね…しかもストレッチなんて、絶対狙ってるw
そして別の意味で気合が入っていたのが、「伊藤さん」。1-Bのモブキャラ全員「伊藤さん」、早乙女の後ろを走る生徒も全員「伊藤さん」、そして極め付けがEDアニメのキャラ全員「伊藤さん」…正直、スタッフやってくれたな、とww
でも、個人的に、1~3話で一番面白かったシーンが「伊藤さん」関係だなんて…う~ん;
ちなみにズーラ(CVは麦人さん?)やヤンキー、アホ毛の精(原作では泉の精)など謎キャラも登場していましたが、やはり「伊藤さん」のインパクトには勝てずw

エンドカードイラストは、前回の鈴木次郎さんに続き、今回はMAKOTO2号さんが担当。ご存知の方も多いとは思いますが、お二人とも「ぱにぽに」掲載誌「月刊Gファンタジー」に連載されている方、繋がりなんですよね。果たして次は誰が来るのか…というか、半ば『月詠』化して来たな;

○過去ログ
ぱにぽにだっしゅ!①「寒に帷子 土用に布子」
ぱにぽにだっしゅ!②「紅は園生に映えても隠れなし」

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