twitterで拾った。希望の党に入るための政策協定書だそうだ。
希望問題ではよく文書が出回るのでためておこう。
新潟県知事の米山さんによる。
米山 隆一認証済みアカウント @RyuichiYoneyama
7は、党の支持指示する金額をそのまま払うわけですか、希望に行った民進党の人たちは。
あと、第一番に、憲法改正を支持する、が来ているのが非常にわかりやすい。結局これが目的だと多くの人が思った通りの政策協定なわけですね。笑いがでますよ、ほんと。
で、その憲法改正は、今のところ希望の党は何も出してないんだから、自民の現在のあの危険極まりない憲法改正案なわけでしょ。これのどこが敵対なのよ! マスコミは本当に糞。どこが3極やねん、でしょう。
あと、脱原発が~とかいう釣り餌は、政策協定にはないですね。これもほんと、マスコミは恐ろしい。
で、だったら自民で出ろよというメンツばっかりと言いたいところだけど、このあたりの、中山夫妻とか松原等々の人たちって自民からも危険視されている or いらないと思われている人たちばっかりだと思う。
にもかかわらず、現在のメディア、とりわけテレビメディアは、何か新しい人々みたいに報道している。小池ばーさんが、フレッシュな人みたいな扱い。
人々はせいぜいこのオバハンは、枕営業で政界を泳いだんだろうぐらいに思っているみたいだが、この人は、よく言って「真正イデオロギー右翼」、悪くいえば、「ルサンチマンに基づく真正妄想右翼」、というのが私の評価かなぁ。非常に危険な人であり、そういうネットワークにいる人なんだろうな、と思う。
それを端的に書いているのが、浅田彰だったりするのが面白い。小池さんのお父さんが戦前のスメラ学塾関係者だったという点を指摘している。小池百合子、カイロの接点はそこらへんにもあるんじゃないかと。
長い文章の、注の前の最後から3つのパラグラフ。
このあたりのラインはまだはっきりとは見えてこないけど、私が思うに、戦前の思想背景のみならず、どうやって終戦したか、軍人、軍属の人たちの身の振り方はどうだったかに係る、なかなかセンシティブな問題を多数含んでいると思うな。ぶっちゃけ、軍人さんたちは、GHQというかその前身というかに拾われて、戦後もそのまま利益共同体になったという意味で、岸と同じだったのでしょう。知らぬは一般人ばかりなりってところですね。
私の興味の範囲としては、アングロ・シオニストと大日本帝国の視点は大分重なっているじゃないか、という話の重要な点にも触れている。イングダールに教えてあげたいぐらい。
帝国陸軍 見果てぬ「防共回廊」 | |
関岡英之 | |
祥伝社 |
で、そういう背景を持った人が、緑を旗印にしているということはイスラム方面を向いているようにも見えるし、イスラムを懐柔することを使命とする人々とも見えるし、といったところ。
でもって、北朝鮮という冷戦によって封じ込められていた歴史が開くかもしれない時に、日本の右派の人たちはよりによって何をしようとしているんだろうかと考えると、それは多分想像以上に開けたくない何かがあるのであろうか、と考えたくもなる。
いろいろやらかしてくれると疑問に思う人が増えて、思ってもみないところから新しい情報が出てきたりするので、そういう意味では面白い。が、現在の日本、将来の日本にとっては、冗談じゃねーよ、なのよ。