日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

次世代のエース候補が快投デビュー!武田翔太プロ初登板初勝利!

2012年07月08日 | HAWKS

パリーグ5位と低迷中の福岡ソフトバンクホークスは、6日からアウェー・札幌ドームに乗りこんで北海道日本ハムファイターズとの3連戦を戦っています。前日の試合は4点差を追いついて引き分けに持ち込みました。デーゲームで行われた7月7日(七夕)の試合は、日本ハムはここまで7勝の吉川光夫、ソフトバンクは2011年ドラフト1位のルーキー・武田翔太がプロ初登板・初先発。19歳の高卒ルーキーが、デビュー戦で圧巻のピッチングを見せました。


スタメンはこちら
1(二)明石健志
3(遊)今宮健太
3(三)松田宣浩
4(指)多村仁志
5(左)内川聖一
6(一)小久保裕紀
7(右)長谷川勇也
8(中)柳田悠岐
9(捕)谷裕亮
 (投)武田翔太
この日は本多雄一とペーニャがスタメンから外れ、明石が二塁を守り、今宮が2番ショートでスタメン入り。また、多村が4番に座り、高谷がスタメンマスクを被りました。


プロのマウンドに初めて上がった武田は初回、日ハムの先頭打者・田中賢介に対しての初球は、151キロのストレートを投げ込み、ストライクを奪います。そして3球目、スライダーを打たせて遊撃フライで1アウト。2死後、糸井嘉男に四球を与え、初めて走者を出しましたが、中田翔をセンターフライに打ち取り、初回は0点に抑えました。
日ハム先発・吉川から先制点を奪い、武田を援護したいホークス打線は2回、1死から小久保のライト前ヒット、長谷川の2塁打で2,3塁と先制のチャンス。ここで柳田が5球目のスライダーを流し打ちし、レフト前へのタイムリーヒットを放ち、ホークスが1点を先制します。4回には多村がレフト線への2塁打で出塁し、1死3塁で小久保のライトへの犠牲フライで2点目。
味方打線の援護を貰った武田は、2回に先頭打者の走者を許すも、続く陽岱鋼を2塁併殺打に打ち取り、ホフパワーにも内野ゴロに仕留めでこの回も無得点。3回には金子誠をスライダーで空振り三振、鶴岡慎也に対しては見逃し三振を奪い、初めての3者凡退。4回は打たせて取るピッチングで2イニング連続3者凡退、5回は2者連続三振の後、ホフパワーに死球を与えてしまうも、金子を2塁ゴロで反撃を許さず。5回まで投げ終えて日ハム打線にヒット1本も許さず、勝利投手の権利を得ます。
6回、武田は先頭の鶴岡にど真ん中のストレートをセンター前に弾き返され、初安打を許します。1死1塁で小谷野栄一をライトフライに打ち取ると、1塁ランナーが戻れずダブルプレー。野手陣の守備にも助けられ、6回も無失点で切り抜けたところでマウンドを降りました。
ホークス2点リードのまま終盤を迎え、8回に2死後に多村四球、内川ヒット、小久保四球で満塁と追加点のチャンスを迎え、長谷川が日ハム2番手・森内寿春のストレートを捉え、センター前タイムリーヒット。多村と内川が生還し、2点追加で4-0。9回にはヒットと四球で2死1,2塁の場面で、松田がダメ押しのセンター前タイムリーで5点目。投手陣も7回以降、神内康→金沢健人→藤岡好明の中継ぎリレーで日ハム打線の反撃を許さず。ホークスが5-0で日ハムに快勝。武田翔太がプロ初勝利を挙げました!


試合結果 パ・リーグ 2012/07/07(土)
日本ハム-ソフトバンク 11回戦 
(ソフトバンク8勝2敗1分、札幌ドーム、14:00、33596人)
H 010 100 021  5
F 000 000 000  0
【投手】
(ソ)武田、神内、金沢、藤岡-高谷、山崎
(日)吉川、森内、乾-鶴岡、近藤
【責任投手】
(勝)武田1試合1勝
(敗)吉川14試合7勝4敗


ドラ1ルーキー・武田翔太投手、プロ初登板で見事初勝利!6回まで20人の打者に対して93級を投じ、被安打1・4奪三振・2与四死球・無失点という素晴らし過ぎる内容で、秋山監督らの期待に応えました。ランナーを出した時も打たせて取るピッチングで切り抜け、日ハム打線を5回までノーヒットに抑え、2塁を踏ませず。1軍のプレッシャーに押しつぶされて滅多打ちされるんじゃないかと思われましたが、堂々たるピッチングを披露しました。
ホークスの高卒新人投手の初登板初勝利は、福岡移転後初の快挙。南海時代から含めると、1981年の井上祐二氏以来31年ぶりだそうです。武田投手は試合後のインタビューでは「やったぞー」と親に報告し、「自分がチームの救世主になる」と抱負を語っておりました。鮮烈なデビューを飾った武田投手、ホークスをAクラスに押し上げるためにも、さらに勝ち星を上げてほしい。
打線の方はチーム全体で11安打。長谷川選手が3打数3安打2打点の猛打賞をマークし、8回の第4打席では日ハムを突き放すセンター前タイムリーヒットを放ちました。松田選手は2安打1打点、柳田選手も先制タイムリーで勝利に貢献しています。
日曜日・8日は、ソフトバンクが大隣憲司、日ハム・ウルフの予告先発。大隣投手は日ハム戦3試合投げて2勝1敗。しかし、前回登板した時は5失点とKOされました。得意の日ハムにリベンジし、武田投手に続けられるでしょうか?




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