日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

交流戦6連勝!この勢いは止まらない。

2009年05月28日 | HAWKS

交流戦を6試合終えて5勝1分け、未だ負けなしの首位の福岡ソフトバンクホークス。4カード目は東京ドームでセリーグ首位の読売ジャイアンツとの対戦です。この2連戦はセリーグと交流戦の首位同士の対決、27日の第1ラウンドはソフトバンクがホールトン、巨人はグライジンガーが先発しました。

ソフトバンクは初回、先頭の本多がレフト前ヒットを放って出塁。続く川崎が三振のあと、好調のオーティズを迎えましたが、結果は遊撃ライナー→1塁走者・本多が飛び出してダブルプレーに終わりました。その裏、マウンドに上がったホールトンは、好調の坂本を空振り三振にすると、小笠原には直球で見逃し三振に仕留めて3者凡退の好スタートを切りました。
2回は両チームとも無得点に終わり、3回にホークスは田上とホールトンが凡退して2死後、本多がチェンジアップをレフトへ弾き返し、あと少しで本塁打というフェンス直撃の2塁打で先制のチャンス。続く川崎がグライジンガーの5球目のチェンジアップをすくい上げ、打球は右中間を破り本多が生還。川崎の3塁打で先制します。4回には、松中の四球と小久保のヒットで無死1,3塁の場面で長谷川がレフト前タイムリーを放つと、2死1,3塁で田上がレフトへの犠牲フライ→本塁でのクロスプレーがセーフとなり、ホークスが更に1点を追加し、この回2点を奪いました。5回、本多とオーティズのヒットで1死1,3塁、松中凡退の後に小久保がセンター前タイムリーを放って4点目。この一打でグライジンガーがKOされました。長谷川四球で満塁となり、多村の場面で巨人2番手・久保が暴投してホークスに1点が加わりました。
先発のホールトンは、4回まで巨人打線を2安打無失点の好投を見せますが、5回にピンチが訪れます。阿部のヒットと2つの四死球で2死満塁。一発が出れば1点差という場面で、巨人は久保に代えて大道典嘉を代打で起用。大道といえば、昨年の交流戦で杉内の完封を打ち砕く同点アーチを放った憎くて許し難い男。ホールトンは大道に対してカウント2-3、自身101球目となる8球目のストレートを2塁フライに打ち取って3者残塁。試合の流れを変えるかもしれない最大のピンチを凌いだホールトンは、6回を投げ終えたところでマウンドを降りたのでした。
終盤に突入した7回、ホークスは1死から小久保・長谷川・多村の3連続ヒットで満塁の大チャンス。しかし田上が遊撃ゴロ併殺打に倒れてしまいました。その裏、2番手で登板した摂津が巨人打線を相手に3者連続三振の好投。三振はシンカーではなく全てストレートでした。8回には1死から本多が2塁打、2死3塁の追加点のチャンスにオーティズが登場しましたが、空振り三振に倒れました。8回裏に3番手・ファルケンボーグが登板するんですが、坂本と木村拓也の連打で1死1,2塁、小笠原を1塁ゴロに打ち取って2死2,3塁の場面で、ラミレスにレフト前タイムリーを許して2点を失いました。
3点リードで迎えた9回、ホークスは4番手に守護神・馬原が登場。その最初の打者・亀井の2球目をライト上段まで運ばれる特大の一発を浴びてしまいます。1死後、谷佳知に2塁打を浴び、途中出場・工藤を打ち取って2死3塁のところで勝負強い・坂本を迎えます。ホームランで同点にされ、ホールトンの白星が消えるところでしたが、最後はフォークで空振り三振に仕留めてゲームセット!終盤に反撃されたものの、何とか逃げ切り勝ち!巨人に先勝し交流戦6連勝です!


交流戦 2009/05/27(水)
巨 人-ソフトバンク 1回戦
(ソフトバンク1勝、東京ドーム、18:00、43050人)
H 001 220 000   5
G 000 000 021   3
【投手】
(ソ)ホールトン、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
(巨)グライシンガー、久保、福田、豊田-阿部
【責任投手】
(勝)ホールトン8試合3勝3敗
(S)馬原15試合1勝9S
(敗)グライシンガー10試合5勝4敗
【本塁打】
(巨)亀井3号ソロ(9回、馬原)


この日も終盤に反撃されてヒヤヒヤムードだったんですが、馬原が相手の反撃を止めてホークスが勝利しました。グライジンガーを攻め立て、3回に川崎の3塁打で先制すると、4回には長谷川のタイムリーと田上の犠牲フライで2点追加。小久保の好走塁が2点目を生んだといっていいでしょう。これでチームも6連勝を飾り、交流戦の無敗記録が継続されました。ホークスの6連勝は実に2年ぶりだそうです。今のホークスの勢いは止まりそうにありませんよ。巨人ファンであるウチの親父は相当イライラしてるだろうよ。
さてさて、今回の先発・ホールトンは、6回まで打者23人に対して110球、被安打3・5奪三振・2四死球・無失点で今季3勝目を飾りました。ホールトンの勝利は4月22日の日本ハム戦以来、約1か月ぶりとなりました。どんなに好投しても味方の援護が無くて黒星先行となっていましたが、今回はみんなが援護してくれました。序盤は毎回の5奪三振、特に坂本から2打席連続三振に仕留めたのは素晴らしいですね。5回には満塁のピンチを凌ぎ、次の6回には3者凡退で立ち直ってました。中継ぎ陣では、摂津が3連続三振を見せたのに対し、ファルケンボーグがまたも失点を許してしまいました。無失点記録の反動が出てるんでしょうか?9回の馬原は交流戦に入って4セーブ目です。
打撃陣はチーム全体で12安打放ち、その内グライジンガーから8本放ちました。小久保が5打数3安打1打点、長谷川は3打数2安打、川崎は5打数2安打1打点、そして本多は5打数4安打の固め打ちを見せました。本多とグライジンガーの相性は本当に良いですね~。バットも復調した事で、打線もより元気づくんじゃないかと思います。4試合連続で打線を稼いでいたオーティズですが、この試合は打点無し。でも3打席目にヒットを放ったので6試合連続ヒットとなりました。
木曜日は和田が先発予定。WBCを外された和田が原監督の前で見返すことができるのか?一方の巨人はゴンザレスが登板すると思います。ゴンザレスは4勝負けなしの好成績を挙げています。こりゃ難敵ですな。チームは6連勝で貯金3、首位との差が2.5に縮まっています。今後も勝利と貯金を積み重ね、差を徐々に縮めておきましょう。それに、摂津とファルケン、馬原を出さずに勝てる努力もしてください。



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