日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

岡田JAPANプレトリアにて散る。パラグアイにPK戦の末敗れてベスト16止まり。

2010年06月30日 | soccer

グループEを2勝1敗・勝ち点6の2位通過で決勝トーナメント進出を果たしたサッカー日本代表、決勝T1回戦の相手は南米の強豪・パラグアイと対戦!パラグアイとは過去に1勝2敗3分けと負け越しています。韓国が敗れて「アジア勢最後の砦」となった日本代表、勝って史上初のベスト8進出を達成できるか?


スタメンはこちら
GK 21川島永嗣
DF 3 駒野友一
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 5 長友佑都
DF 22 中沢佑二
MF 2 阿部勇樹
MF 7 遠藤保仁
MF 8 松井大輔
MF 16 大久保嘉人
MF 17 長谷部誠
FW 18 本田圭佑
先発メンバーはGL3試合と変わらず。またしても1トップ起用の本田の2試合連続ゴールなるか?


日本ボールのキックオフで始まった前半、開始早々にいきなり大久保がボールを奪ってからミドルシュートを放つが、これはゴール左に外れる。3分には駒野が右サイドを突破してシュートするもGKにキャッチされた。パラグアイは10分、右サイドでのFKを獲得し、モレルが蹴り上げるも川島がキャッチ。
しばらくの時間両チームとも攻めあぐねた中で迎えた20分、パラグアイは左サイドからチャンスをつくりバリオスがDFをかわしてシュート、これを川島が好セーブ、さらにゴール前で中沢らがクリア。ピンチを防いだ日本はその直後、大久保→松井が中央からミドルを狙うが、ボールは惜しくもバーを直撃。前半28分、パラグアイはCKのこぼれ球をサンタクルスがシュートするが、枠を捉えられない。
前半37分、日本は左サイドでFKを獲得し、これを遠藤がクロスを入れるが、サンタクルスがクリアします。40分には右サイドで松井がドリブルで仕掛け、パスを受けた本田が正面からミドルを放つが、左に外れてゴールならず。結局前半は両チーム無得点で折り返し。

後半、開始早々は日本が仕掛けるが、5分過ぎにパラグアイはワンツーからオルティゴサが抜け出すが、長友がスライディングでカット。9分に長友が中央からミドルシュート、相手DFに当たってGKがキャッチ。後半14分、パラグアイは左サイドのクロスにリベロスが頭で合わせるもGK・川島がキャッチ。日本は後半20分、松井を下げて岡崎慎司を投入。27分にカウンターから駒野のパスに本田が飛び込むもシュート打てず。
パラグアイは後半33分、途中出場のバレットが中央からミドルを放つが、GKがキャッチ。後半36分、日本は阿部→中村憲剛がピッチに入る。その直後、憲剛のパスを受けた長友がクロス、大久保が飛び込むも決まらず。後半43分には憲剛→本田→駒野と繋ぎ、最後は岡崎も相手にクリアされる。後半終了間際、右サイドでのFKを中沢が落として闘莉王が合わせるも決まらず。結局90分では決着つかず延長戦に突入。

延長戦に入り、日本は立ち上がりにセットプレーでのチャンスを迎えるもチャンスにいたらず。パラグアイは5分にモレルのクロスにバリオスがヘディングもGK・川島が正面でキャッチ。その2分後、エリア内に進入したバルデスのシュートを川島が防ぎ、こぼれ球から立て続けにシュートを打たれるもDF陣がブロック。9分、右サイドでFKを獲得した日本は、本田が低めの無回転FKで直接狙ったが、GKが横っ飛びでセーブ。
延長前半も無得点、残り15分で日本は玉田圭司を送り込む。後半3分、憲剛がDFラインの裏へパスを出し、玉田が走るもボールには届かない。パラグアイは4分、左サイドのFKをバルデスが頭で合わせるもGKがキャッチ。8分には日本がFKを遠藤→闘莉王が飛び込むもサイドネット。11分、左サイドで玉田がドリブルで突破し、岡崎→玉田がクロス入れるも誰もいない。こぼれ球を遠藤が拾ってクロス入れたが、ファウルを取られた。日本、絶好のチャンスを逃してしまった。延長戦でもゴールは生まれず、0-0でPK戦にもつれこんだ。

運命のPK戦はパラグアイの先攻で始まり、1人目はバレットと遠藤が両方とも成功し、2人目のバリオスと長谷部もクリア。両チーム2-2で迎えた3人目。パラグアイはリベロスが転がして決めて3-2。対する日本の3人目・駒野は右足で蹴るも、バーに叩かれて失敗。パラグアイ4人目のバルデスが決めて、後が無くなった日本は、4人目の本田が冷静に成功して望みをつないだが、パラグアイの5人目・カルドソのPKが決まって勝負あり。PK戦は5-3でパラグアイの勝利。この結果、パラグアイの準々決勝進出、日本はPK戦の末に敗退しました。


史上初のベスト8進出がかかったパラグアイ戦は、両チームとも無得点でPK戦までもつれこんだんですが、残念ながら敗れてしまい、日本の南アフリカワールドカップの挑戦はここで終わりとなりました。これでアジア勢は全てのチームが敗退しました。
PK戦のときは川島選手の神懸りのセーブに期待をしていて、相手のシュートに上手く反応したけどあと一歩届かず。3人目の駒野選手が外した瞬間は頭を抱えてしまいました。PKで敗れたのは正直悔しい、それに120分間で1点も奪えなかったのも悔しいとしか言えません。決定力を欠いたのもあるけど、日本に運が無かったのが一番の敗因だったと思います。PKを失敗した駒野選手には悪い事は言いたくない。
大会前の親善試合で連敗が続き、3連敗すると言われていた日本が、南アフリカで大きく変わり、カメルーンとデンマークに勝利し、予想外のグループリーグ突破。中沢選手と闘莉王選手が相手の猛攻を防げば、正GK・川島選手のファインプレーが何度もありました。本田選手はGL3試合で2得点でベスト16入りに大きく貢献。この活躍ぶりは海外メディアも大々的に取り上げられ、来年以降の日本代表を引っ張ってくれることだろうと思います。
岡田JAPANの南アフリカW杯の成績は、4試合で2勝2敗。国外開催のW杯で初の決勝トーナメント進出を果たしたという出来事は、日本サッカー界の歴史に残るでしょう。これからの選手の皆さんお疲れ様でした。4年後のブラジル大会も出場して、ベスト8の夢を叶えてほしいと思います。本当にありがとう!日本代表の挑戦は終わりましたが、南アフリカW杯はまだ終わりません。ベスト16のもう1試合・スペインVSポルトガルの試合で、ベスト8進出チームが全て決まります。



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