日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

川上憲伸はブレーブス、上原浩治はオリオールズへ。

2009年01月15日 | Sports

今季(って言っても2008年シーズンですが)FA宣言→メジャーリーグ挑戦を希望していた中日ドラゴンズの川上憲伸投手と、読売ジャイアンツの上原浩治投手のメジャー移籍先が相次いで決定。川上投手はアトランタ・ブレーブス、上原投手はボルティモア・オリオールズに入団することになりました。

川上投手は10日にブレーブスと契約合意した後、12日にメディカルチェック(身体検査)と正式契約のためアトランタ入り、13日に正式契約を結んでブレーブス入団が決定しました。契約金は3年で2400万ドル、日本円では21億6千万円の3年契約で結びました。ちなみに年俸に換算すると、1年で800万ドルですから約7億2千万円だそうです。背番号は中日時代と同じく11番、入団会見では「魂」と書かれていた色紙を披露するシーンも見られました。アメリカでも魂の込まれたピッチングで活躍できるのか?
そんな川上投手の新天地であるブレーブスですが、1991年から2005年までナ・リーグ東地区の14連覇を達成。15年間でリーグ優勝5回、1995年にはワールドチャンピオンにも輝きました。黄金期にはグレッグ・マダックス、ジョン・スモルツ、トム・グラビンの3本柱を中心に「投手王国」が作られたのです。現在は3年連続でプレーオフ進出を逃していて、黄金時代に幕を閉じている感じです。今季オフはスモルツ投手がレッドソックスへ移籍しましたが、川上投手の獲得で投手陣弱体化の危機を免れたと言っても過言ではないかも。ブレーブスのコックス監督が「彼ならマダックスのようになれる」と太鼓判を押しているだけに、チーム関係者やアトランタ市民のみんなが川上投手の活躍に期待が集まっています。1年目から好成績を挙げ、ブレーブスのプレーオフ進出に貢献できるようなことがあるといいですね。

ア・リーグ東地区のオリオールズに入団する上原投手は、現地時間14日に本拠地・カムデンヤーズで入団発表会見が行われました。会見では「目標がかないうれしい。そして、やらなければいけないという気持ちにもなっている」と喜びと抱負を語っていました。球団側も「球団幹部全員が先発で成功するという意見があった」と言えば、球団社長は「戦力になるだけではなく、若手たちにも見てもらいたい」というコメントがありました。年齢的なこともありますが、上原投手は第1回のWBC優勝に貢献すれば、五輪でもアテネと北京の2大会連続出場と国際経験が豊富。上原投手の加入は、オリオールズの若手投手にとっていい刺激になりそうです。
オリオールズはここ最近下位に低迷、昨年は東地区最下位に終わっています。東地区は岩村明憲選手が所属するタンパベイ・レイズ、松坂大輔投手・岡島秀樹投手のボストン・レッドソックス、松井秀喜選手がいるニューヨーク・ヤンキースといった強力なチームが所属するブロック。松井選手との元巨人対決、上原VS岩村、松坂投手との投げ合いが実現する事も十分にあります。東地区のライバル・レッドソックスには田沢純一投手が入団、斎藤隆投手が移籍。日本人選手が6人いることで、ア・リーグ東地区はさらに熱く盛り上がることでしょう。


日本で活躍した選手がアメリカに渡ることで寂しさもありますが、選手自らの夢が叶ったんだから「頑張れよ」とエールを送りたいですね。私は日本人選手がメジャーに挑戦することは反対ではありません。日本で活躍をした後、メジャーに挑戦したいのならアメリカに行ってもOKです。福岡ソフトバンクホークスの選手がメジャー希望だったら、もちろん行かせてあげたい。メジャーで活躍する姿を見れば、野球ファンも喜ぶし、子供たちも強い影響を与えるんじゃないかと思います。川上投手と上原投手には是非とも日本のファンのためにも大いに活躍してほしいものです。ワールドチャンピオン獲得に貢献できるように頑張ってください!


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