日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

まさかの結末。 FIFAクラブワールドカップ決勝

2006年12月17日 | soccer
サッカーのクラブ世界一を決める「TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2006」(クラブW杯)の決勝、インテルナシオナル対バルセロナの一戦が17日に横浜国際競技場で行われ、後半に決勝点を奪ったインテルナシオナルが1-0で勝利し、優勝を飾った。

 試合は序盤、バルセロナが巧みなパスワークでリズムを作るが、決定機でゴールを割ることができず。一方インテルナシオナルは、押し込まれながらもカウンターでの反撃を試みるが、こちらも得点を奪えず前半は0-0で終了。

 後半も両チーム必死の攻防が続いたが、試合が動いたのは後半37分。インテルナシオナルはカウンターから前線でイアルレイがボールをキープし、ペナルティーエリアへ鋭いスルーパス。途中出場のアドリアーノが走り込み、決勝点となるゴールを奪った。

 バルセロナは終盤に猛攻を見せたが、インテルナシオナルの固いディフェンスの前に最後まで得点を奪えなかった。インテルナシオナルはクラブ世界一の座に輝き、昨年のサンパウロに引き続き、南米勢・ブラジル勢として連覇を成し遂げた。
(スポーツナビより)

スター軍団のバルセロナが南米の雑草チームのインテルナシオナルに負けるとは…。勝負に絶対はないのか…。試合前、バルセロナが絶対的有利だった。しかし、ロナウジーニョにいつものキレがない。バルセロナのディフェンス陣もインテルのカウンターを許してしまうほどだった。「どうした、バルセロナ」。時間が進んでいくうちに不安が大きくなった。そして、後半37分。インテルナシオナル・アドリアーノがゴール。不安は的中した。数分後、ロナウジーニョの反撃のFK。世界最高峰の意地を見せるとき。しかし、ボールはゴール横に外れていった。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、ベンチにいたインテルナシオナルの選手達は猛ダッシュで駆け込んでいった。一方、バルセロナはまたも悲願の世界一を逃し、落ち込む選手がいた。
ロナウジーニョの華麗なプレー、デコの気迫のミドル、ジュリーの特攻で、バルセロナの勝利というハッピーエンドに終わるはずだった。しかし、雑草魂を持つ19歳の若武者のゴールでその夢物語は打ち砕かれた。来年こそ絶対に世界一に輝いて欲しい。そのためにもUEFAチャンピオンズリーグの連覇は必須条件である。ロナウジーニョなら絶対やってくれるはずだ。

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