チロミの和

チロミの大好きな和に関して思いのままに・・・
2009年6月1日子宮頸部腺癌と告知された
チロミの徒然日記

一年を振り返って・・・

2013年02月26日 | 日記
先日2月24日は師匠の命日でした、早いものでもう一年・・・

早かったようで、長かった一年でした

いろんなことを考え、感じ、実働してきました

安全第一を念頭に舞台をいろいろとこなしてきました




大変なこともたくさんありましたが、そんな中で利用者様にお褒めの言葉をいただきまして・・・

師匠の後を引き継いで頑張っている様子が舞台に現れていましたよと言っていただき・・

ここでは言い表せないくらいの先生のお言葉に涙したイベントでした







一番大変だったイベントはやはり昨年8月11日・12日に開催された市民ミュージカル「光る海」


師匠の代わりに無事舞台監督を務めさせていただくことが出来ました






ひとえに皆様のおかげです、ありがとうございました


出演者・スタッフはもちろんのこと、観客の皆様や家族・友人・先生・・・・・


たくさんの方々に力をいただき本番に挑むことが出来ました


ありがとうございました!!




達磨師匠が居ない舞台を勤め上げるには、とてつもない責任感と重圧、葛藤・孤独・・・たくさん動き・じっと考えました


約半年間、短いようで長い日々を過ごしました


事業を引き継ぎ、たくさんの方にアドバイスをいただきました


雇用・会計・契約・運営・管理…


いろいろな経験をいたしました


事業の中でも一番の心配は記念事業「ミュージカル 光る海」の舞台監督の仕事でした


今までの公演スタッフに助けていただけることは十分分かっていたのですが・・・


やはり師匠と一緒にたくさん考え回を重ねてきた公演、今回で10年7回目の公演だったのですが私には師匠が居ないことが不安で・・・



ちゃんと役割を果たしているのかさえも分からなくなる時があり



これでいいのか?



これで本当にいいのか?



と、問い問われ続けた日々でした




誰にだろう?自分?師匠?周りのみんな?



今までにない経験でした



そして迎えた本番直前・・・


無事に公演を終えることが出来るために関係者全員で舞台に集まり安全祈願


約10分程の祈りの時間・・・


私はいつもの場所に立っている・・・


舞台監督補佐として公演の時には師匠の後ろにばかりいたが、ここ数年、この安全祈願だけはスタッフ代表として先頭の5人の列に並んでいた


通常ならば舞台スタッフの代表として師匠が並ぶべきところだが、並ぶことや待つことが嫌いな師匠は私を送り出していた・・・


そしてほかのスタッフに紛れ祈願をしていた・・・


今回は気負い込んで並んだ安全祈願!しかし祈願が始まると私はいつもの場所に立っているではないか・・・


後ろにはスタッフ・出演者・関係者が並んでいるがその中に師匠も並んでいるかのように思えた


そう思うと気負い込んでいた力が抜け涙がつーっと流れた


今までと何も変わっていない


いつも通りの公演で、いつも通り本番に強いみんなに囲まれ始めることが出来ると思った


案の定、満員のお客様に見ていただき盛り上げていただき無事に3回公演を終えることが出来た


無事に勤め上げたと師匠にも言われたかのように、この千秋楽後の撤収時、履いていた雪駄の鼻緒がしゅる~と抜けた


不思議なことがおこるもんだ、本番前に鼻緒が切れていたらと思うと・・・気が重かったと思うが


千秋楽後には切れるというよりふっと軽くなった感じだった


師匠の雪駄&チロミの鼻緒が抜けた雪駄(^^)/




試練を乗り越え、師匠を追ってわたくしも頑張って参ります







☆お芝居の内容は是非劇団ホームページ・ブログにてご覧ください!
 ☆ http://1st.geocities.jp/omurayumezakura/2012hikaruumi.html
















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