WBAミドル級タイトルマッチ
11連続KO防衛中のミドル級王者ゲナディ・ゴロフキン選手(Gennady Golovkin)にメキシコからのマルコ・アントニオ・ルビオ選手(Marco Antonio Rubio)が挑んだ一戦は米国カリフォルニア州で行われ、ゴロフキン選手が2回KOで勝利してその強打をまたしても見せつけた一戦でした。(体格比較)
身長・リーチ差がかなりあるように見える両者でゴロフキン選手も若干やりにくそうにも見えた立ち上がり。ルビオ選手の右アッパーや左ジャブを貰う場面がちと気になりました。それでもコンパクトにシャープに繰り出す左ジャブ、右ストレートをビシバシ決めてペースを初回から圧倒。2回にジャブ右ストレートを決め、左フックのボディブローでの追い打ちもきっちり追加。後退するルビオ選手に右アッパーを浴びせて一気にチャンスを掴み、最後はロープに詰まったメキシカンに左フックを強烈にねじ込んで試合を終わらせています。
Powerpunches
ストップが少々早いとも思えたフィニッシュの場面でしたが、続けていたとしても結末は同じだろう、と思わせるには十二分の圧倒的なパフォーマンス。連続KO街道はまだまだ続きそうです。
ゴロフキン選手は31勝(28KO)。ルビオ選手は59勝(51KO)7敗1分。
世界タイトルマッチ連続KO防衛
1)17連続:ウィルフレド・ゴメス、スーパーバンタム級(1977～1982)
2)14連続:ダリウス・ミハエルゾウスキー、ライトヘビー級(1997～2003)
3)12連続:ゲナディ・ゴロフキン、ミドル級(2010～)
4)10連続:ロベルト・デュラン、ライト級(1973～1978)
4)10連続:ナジーム・ハメド、フェザー級(1996～1998)
Gennady Golovkin vs. Marco Antonio Rubio Highlights: HBO World Championship Boxing
Photo gallery: Gennady Golovkin vs. Marco Antonio Rubio(Naoki Fukuda/RingTV)
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体格差があるように見えましたが、あっさりと倒してしまいましたね。
自分は英語は全くわかりませんが、コットの名前を出していたので、期待してしまいます。
結果は圧勝でしたね。
意図的体重超過による体格差を懸念したのですが、想像以上のパフォーマンスでした。
ゴロフキンの試合は観ていて美しい。
会場の声援も大きく、人気と知名度が上がっていることを実感しました。
ルビオの当日は181もあったそうで(ゴロフキンは173)、見た目通りの体格差はあった両者でした。
ただそんなん関係なくぶっ飛ばしてしまうんですから大したもんです。
コットはカネロとのビッグマッチに向かう、というのが現在の流れなんでしょうか。よくわかりませんが。
ルビオなんかとやってる場合じゃない、とも思いましたがこういう試合を続けていることで価値は確実に上昇中。
ファンが望むビッグカードをそう遠くないうちに実現してくれるはずです。
＞gggさん
カネロやウォードあたり、あるいはフロッチなんかとぶつけてみたいですが、ミドル級となると案外相手がいないんですよね。
クイリンとの試合はみたいですが。
本人や陣営がゴメスの17連続に対してどういう風に考えているのかわかりませんが、ここまで来たんだからそれを目指してほしい気持ちが私にはあります。
ただ、ミドルにはライバルといった相手がいなくて残念です。
今後も対戦相手探しに苦労するでしょうね。
メイウェザー攻略の一番手だと思う。
マーティン・マリーとかの名前が出てるみたいですが確かにミドル級には相応の相手がいないのが残念です。
＞すとれいと・くーがーさん
リラックスしているからこその強打なんでしょうね。パンチ力＝腕力だけじゃない事をよく示していると思います。
＞Unknownさん
プロ入り以降ずっとミドル級で戦ってきているゴロフキンと、スーパーウェルター級の試合でも150ほどで仕上げてくるメイ。
メイがSW級の王座を保持していて1つのクラスの差しかないとは言え、ちょっと現実的じゃない気がしますね。