ゲナディ・ゴロフキン対ハビエル・ママニ(2009/01/17)

ミドル級10回戦

五輪銀メダリストのカザフスタン人ミドル級ホープ、ゲナディ・ゴロフキン選手(Gennady Golovkin)がドイツのクルーザー級戦のアンダーカードに出場。アルゼンチンからのハビエル・ママニ選手(Javier Alberto Mamani)に初回ストップ勝ちの圧勝で全勝のレコードを守った一戦でした。

ドイツを拠点に活動するカザフスタン人ゴロフキン選手は、アマチュアで04年アテネ五輪銀メダル、03年世界選手権優勝などの実績を持つ26歳。
初めて彼の試合を見ましたが、アマ仕込みの整ったフォームから一発一発をしっかりと強く打つ、なかなか攻撃的なスタイルを見せての圧勝でした。
ちょっとママニ選手のジャブを食いがちだったのが気にはなりましたが、シャープで力強い攻撃でじわじわとプレスを掛け、ママニ選手のジャブに合わせた右ストレートからチャンスを掴み連打を集めてストップを呼び込む圧勝でした。
力強いボディブローも印象的でした。

04年の五輪では準決勝でアンドレ・ディレル選手に勝利。03年世界選手権ではマトベイ・コボロフ選手、アンディ・リー選手、ルシアン・ブテ選手らを退けて優勝。と、現在プロで活躍している選手たちともアマ時代に拳を交えているゴロフキン選手。
彼らとのプロでのライバル争いなんかにも注目していきたいです。

ゴロフキン選手は15勝(12KO)。ママニ選手は35勝(19KO)8敗1分。

試合動画(megavideo)

Ramirez stuns Alekseev!
写真
EVENT PHOTO GALLERIES　17.01.2009 Düsseldorf