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ゲナディ・ゴロフキン対オスマニ・アダマ(2014/02/01)

2014-07-26 10:38:00 | ボクシング

WBAミドル級タイトルマッチ

強打のカザフスタン人ミドル級王者ゲナディ・ゴロフキン選手(Gennady Golovkin)がモナコ・モンテカルロのリングに登場。ガーナからのオスマニ・アダマ選手を挑戦者に迎えて臨んだWBA王座10度目の防衛戦は、ゴロフキン選手が3度のノックダウンを奪った末の7回TKOで勝利しミドル級王座10連続KO防衛に成功した一戦でした。

連続KO街道を走るゴロフキン選手。この日も初回からいきなり右でノックダウンを奪います。スリップ気味のダウンではあったものの左ジャブを起点にしたハードショットでの攻勢は明らかで、2回以降フィニッシュを意識した攻めでアダマ選手を追い立てていきました。
3回4回とやや攻めが強引・単調になり、アダマ選手のよく伸びる左ジャブとフットワークとにペースを挽回されかけますが、再び左ジャブから組み立てるとすぐにゴロフキン選手がペースを圧倒。6回に左フックでこの試合2度目のダウンを奪い、7回開始早々にもダウンを追加。最後はゴロフキン選手の左フックでよろめいたアダマ選手をレフェリーが救って試合は終わっています。

CompuBox: Golovkin Shows Great Defense in Adama Win


ゴロフキン選手は29勝(26KO)。2008年11月から続く連続KO勝利を16(うち世界タイトルマッチ11(1暫定))としています。アダマ選手は22勝(16KO)4敗。






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さて、明日ニューヨークのMSGにて元王者ダニエル・ギール選手を相手に11度目の防衛戦に臨むゴロフキン選手。
両者の計量が行われ、ゴロフキン選手159.8、ギール選手159.2でともにパスしています。





ギール選手はオーストラリア出身の33歳。2011年5月にセバスチャン・シルベスター選手を攻略して掴んだIBFミドル級王座を4度防衛。フェリックス・シュトルム選手との統一戦や過去に敗れている同国人のライバル、アンソニー・マンディン選手らを防衛戦で下しています。
5度目の防衛戦となった昨年8月の対ダーレン・バーカー戦で判定負けして王座陥落。今年2月の地元オーストラリアでの復帰戦(ハイライト動画)を経てのこの日の大一番を迎えます。
と、boxrecをざっと見てギール選手について思い出そうと努めましたが、なんとなくガッツがある選手との記憶があるものの、細かい試合内容なんかはほとんど記憶ゼロ。マンディンとの試合を昔に見た、というような記憶だったのですが、過去記事を見るとシルベスター戦、バーカー戦なんかを見ていたらしいものの全然覚えてませんでした。
というわけで試合予想ができないのですが、普通に考えれば勢いにのるゴロフキン選手の圧勝防衛というのが順当な線なのでしょうか。

とは言うものの世界タイトルマッチを11戦こなしているゴロフキン選手ですが、そのうち元世界王座経験者との対戦は今回で2度目(11年6月の対カシム・オウマ戦以来、石田選手は元暫定王者)だったりもして、ギール選手のようなはっきりと世界レベルでの実績のある相手との対戦は久しぶり、という点が興味を抱かせる点かもしれません。

今後のビッグマッチに繋げるためのゴロフキン選手の快勝での防衛に期待したいです。


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Golovkin, Geale faced each other in 2001(Dan Rafael/ESPN)
2001年に大阪で行われたアマチュアの東アジア大会ウェルター級決勝で両者は対戦。この時はゴロフキン選手がポイント勝ちしているとのこと。

Golovkin faces big test against Geale(Dan Rafael/ESPN)
ゴロフキン「俺にとって大きな試合だ。ギールは元王者で危険な相手だ。俺にとっての大きなテストであり、キャリアが順調に進んでいることをハッピーに思っている。今現在は対ギールに集中しているが、将来的にはコットやアルバレスなんかと戦いたいね。MSGで対コット戦が実現すれば完璧だ」

Gennady Golovkin vs. Daniel Geale: Preview and Prediction for Title Fight(bleacherreport/Briggs Seekins)
ゴロフキンの7回ストップ勝ち

Who wins Gennady Golovkin-Daniel Geale?(Lem Satterfield/RingTV)
23人の記者による試合予想は全員がゴロフキンの勝利を予想。うち21名がKO決着予想。


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