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WBCインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチ
アテネ五輪金メダリストのキューバ人オドラニエル・ソリス選手(Odlanier Solis)がニューヨークMSGでのトップランク社のPPV興業に出場。元世界挑戦者のモンテ・バレット選手(Monte Barrett)を相手に保持するWBCインタ王座の防衛戦に臨み、2回TKOで完勝しています。(体格比較)
ソリス選手の見事なパフォーマンスでした。
両ガードで頭をすっぽりと覆うようなブロッキングとボディワークで相手のパンチをしっかりと見極めて外し殺しながらじりじりと前進し、機を見て鋭い攻撃を見舞っていくソリス選手。この日はソリス選手のパンチからキレとパワーが非常に感じられて、バレット選手のボディへ叩きつける左右のフックなどで初回からペースを圧倒。
2回にバレット選手の右ストレートの打ち終わりに見事に打ち抜いた左フック一発でダウンを奪い、その後も慌てる事無くしっかりと相手の様子を見て無駄打ちしない強く正確な追撃でダウンを追加した末のストップ勝利でした。
相手との相対的なものもあるのかもしれませんが、この日は非常にパワーを感じたソリス選手。ここまでのキャリアでは最も骨のある相手だったバレット選手相手にもこれまで通りの落ち着き払ったボクシングでの快勝でした。この印象的な勝利で米国での注目度も急上昇していくのかもしれません。
ソリス選手は15勝(11KO)。バレット選手は34勝(20KO)8敗。
試合動画(dailymotion)
動画ダウンロード(megaupload)249.6MB,avi
Odlanier Solis Being Groomed For Vitali Klitschko(BoxingScene)
Odlanier Solis Delivers Most Impressive Performance Yet In Halting Monte Barrett In Two(James Slater/EastsideBoxing)
オドラニエル・ソリス対ドミニク・アレキサンダー(2009/06/12)
オドラニエル・ソリス対ケビン・バーネット(2009/01/09)
オドラニエル・ソリス対チャウンシー・ウェリバー(2008/10/11)
オドラニエル・ソリス対チャド・バン・シッケル(2008/09/12)
オドラニエル・ソリス対マムカ・ジクラシビリ(2008/04/26)
オドラニエル・ソリス対シセ・サリフ(2008/03/14)
オドラニエル・ソリス対アドリアン・ラジカイ(2008/02/29)
オドラニエル・ソリス対ジュリウス・ロング(2007/12/23)
オドラニエル・ソリス対ジェレミー・ベイツ(2007/10/19)
オドラニエル・ソリス対マーカス・マギー(2007/09/21)
オドラニエル・ソリス対アルド・コリアンダー(2007/07/06)
オドラニエル・ソリス対アレックス・マジキン(2007/06/16)
デビッド・ヘイ対モンテ・バレット(2008/11/15)
タイ・フィールズ対モンテ・バレット(2008/06/28)
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ソリス選手の見事なパフォーマンスでした。
両ガードで頭をすっぽりと覆うようなブロッキングとボディワークで相手のパンチをしっかりと見極めて外し殺しながらじりじりと前進し、機を見て鋭い攻撃を見舞っていくソリス選手。この日はソリス選手のパンチからキレとパワーが非常に感じられて、バレット選手のボディへ叩きつける左右のフックなどで初回からペースを圧倒。
2回にバレット選手の右ストレートの打ち終わりに見事に打ち抜いた左フック一発でダウンを奪い、その後も慌てる事無くしっかりと相手の様子を見て無駄打ちしない強く正確な追撃でダウンを追加した末のストップ勝利でした。
相手との相対的なものもあるのかもしれませんが、この日は非常にパワーを感じたソリス選手。ここまでのキャリアでは最も骨のある相手だったバレット選手相手にもこれまで通りの落ち着き払ったボクシングでの快勝でした。この印象的な勝利で米国での注目度も急上昇していくのかもしれません。
ソリス選手は15勝(11KO)。バレット選手は34勝(20KO)8敗。
試合動画(dailymotion)
動画ダウンロード(megaupload)249.6MB,avi
Odlanier Solis Being Groomed For Vitali Klitschko(BoxingScene)
Odlanier Solis Delivers Most Impressive Performance Yet In Halting Monte Barrett In Two(James Slater/EastsideBoxing)
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デビッド・ヘイ対モンテ・バレット(2008/11/15)
タイ・フィールズ対モンテ・バレット(2008/06/28)
うーん、ガタイ勝ちといった感じでテクニックを感じないんですけど(笑)
経歴からいくとポテンシャルはありそうなので、最大の敵はモチベーションなのかもしれません。
モチベーション維持のために早い段階で強い選手に当てて勝負したほうがいいかもしれませんね。
271もあったんですね。どういうつもりなんでしょうw
こんなに重いと気付かずに試合見てましたが、初回からかなりシャープに見えたので、バレット相手という事で気合入れてきたのか、とか思ってたんですが全然違ったのかなw
240~250ぐらいならしゃーないか、とか思ってた私ですが、271は明らかに重すぎだと思います。早く終わった試合だったので、太すぎな身体による弊害ってのは今回は見えませんでしたが…
>Ike Quartyさん
今回のような豪快なKOってのはソリスのいままでのイメージとは全然違うものでした。
本来の、というか今までのソリスはパンチをあまり強く打たずに相手の開いたところ開いたところに的確なヒットを打ち込んでいく職人的ボクシングでした。最小限の動きで攻防をこなす前捌きの良さがこの人の持ち味じゃないかと、私は見てました。結構好みです。
今後も、相手の出方によって変わるのかな?と思います。
あの体重は、インタビューで「別に動きは変わってないし、体重は自分に関係ない」みたいな答えをしてました(たぶん)。しかし普通に考えればスタミナ的に問題あるに決まってるんですが(苦笑。今後はビタリ戦を目指すようですけど、そろそろ「ハードな」テストが現実味を帯びてきそうです。トニー・トンプソン辺りは体が空いてそうですが・・・
トンプソンはしばらく聞かないなぁ、とか思ってboxrec見たら3月のビタリ対ゴメス線のアンダーで復帰戦やってたんですね。
大きなトンプソンと、ってのは体重は凄いけど小さいソリスにとってはなかなかに興味深い顔合わせですね。
あと、元々対戦が噂されていたオケンドとかケビン・ジョンソンのようなテクニックを前面に出している選手との対決も私は見てみたいですね。
地味な戦いに終始しそうですが。
どうせならトニー選手と、延々とテクニックを見せ付けあう試合をしてほしいです。
トニーさんは今なお強くて上手いですが、今ならソリスがけっこう差をつけて勝てるんじゃないかと思ってます。
トニーさん相手なら両者のテクが存分に堪能できる試合になりそうで私は非常に興味ありますが、今回のノックダウンのような派手なシーンは絶対に起こり得ない試合になると思うので、
ソリスはつまらん、こんなんが元金メダリストなのか、太りすぎだろ
とかの非難が噴出しそうでもあります。