オドラニエル・ソリス対アレックス・マジキン(2007/06/16)

ヘビー級4回戦

亡命してプロ入りしたキューバの元トップアマ、オドラニエル・ソリス選手(Odlanier Solis Fonte)がプロ転向2戦目に臨み、アレックス・マジキン選手(Alex Mazikin)に初回KO勝ちしています。

2004年のアテネ五輪、2001年・2003年の世界選手権にヘビー級で優勝。
2005年の世界選手権ではスーパーヘビー級を制するなどアマチュアで数々の輝かしい戦歴を持つソリス選手。
同国の英雄フェリックス・サボン選手相手に2勝1敗。01年の世界選手権準決勝で、現世界王者のスルタン・イブラギモフ選手にポイント勝ちし、決勝では現クルーザー級世界ランカーのデビッド・ヘイ選手にKO勝ちするなど、破った相手も多彩。
注目を集める27歳の大型ホープですが、プロ入り後2連続初回KOで評判通りの強さをみせつけています。
右のパンチに迫力と威力のある選手です。

んが、2戦ともちょっと相手がしょぼすぎるような気も・・
この日の相手はソリス選手相手に完全にビビっていました。
体も絞りきれていないようにも見えますが、プロでの評価はまだまだこれからでしょうね。（2戦で計90秒しか戦ってないですし）

アマで227勝14敗の戦績を持つソリス選手はプロ2勝(2KO)。マジキン選手は10勝(2KO)2敗。