カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

強風の石割山ハイク・ダイヤモンド富士は?

2010-02-12 | ヤマのこと

その1  その2

風の静かになった大平山山頂。
このあたりから「長池方面」への分岐があるはず、と地図で確認したものの、
見渡してみてもトレースがないから「もうちょっと先じゃない?」
というダンナの意見に従い(従順なんです)、時間もないので大出山方面にまっすぐ進みました。

途中で私が「あれ?ここ前に歩いたところな気がする、こんなに降りないんじゃない?」と言ったのですが、
先を行くダンナは聞こえたのか?聞こえないのか?ガンガン降りてしまい、
鞍部に林道を見つけて間違ったことに気づくのでした。
(デモ道迷いはいつも私のせいなのよね・・・)

時計を見れば既に15:30を廻っている。山頂に15:00だったんだから当たり前だけどさ・・・
今日はきっちり時間調べているから、ダイヤモンド時間は16:17なのよ・・・ってことは・・・


うそ~~~っ


このまま進めば方角が違うからダイヤモンド富士は完全に諦めなければならない。
戻っても(登り35分)間に合わないけど、もしかしたら尾根筋から見ることが出来るかもしれない。

険悪ムードで協議の結果、戻ることにした。


必死で登り返して16:00。落ち着いてよく見れば、手書きの道標が。
あああ、またやっちゃった・・・また・・・
今日の目的はなんなんだっけ 自分に腹が立つ。


これは大平山山頂16:01の富士山。

ダイヤモンド時間まであと16分。このままここで見守ろうかとも考えたが、
朝からずっとかかっている山頂付近の雲、全く取れてくれないから、
今日は無理かもしれない。
風を遮るものはない、ひとっこ一人いないこの大平山山頂で、16分待つのも結構キツイ。
そして日没後は急激に冷え込むのをおととし経験していたので、
確実に車道に出るまでは気が抜けない。
うまくいけば下山途中で眺められるかもと、最後の望みを掛けて降りることとした。


急げ急げ 途中までは富士山の見える明るい下山道だったのに・・・


16:15分を廻ったころ、樹林帯に入ってしまい・・・
ダイヤモンド富士timeを木々の中から見る事になった私って・・・


間抜けすぎる・・・


もう笑うしかありません 
2回連続同じようなミスをする人は・・・私くらい。
レポ書くのやめようと思うくらい一瞬凹みました・・・



そこから先は薄暗い樹林帯。赤テープも何もないので緊張しながら降りました。
あと30分ほどで暗くなる、ここで間違えたら本当にまずいから慎重に、
明かりのついている建物が見えたときはほっとしました。


登山口から山中湖沿いの車道までは徒歩5,6分でした。


16:35、ようやく山中湖畔到着。
1時間前からスタンバイしているはずだった「長池親水公園」では、
2年前と同じ、ダイヤモンド富士の撮影を終えたカメラマンたちが
湖畔から去っていくところでした。
あの時ちゃんと確認して、あやふやなまま出発していなければ間に合っていた・・・
と思うけれど、もう・・・悲しいとかいう思いはなくなりました、仕方ない、の一言。


でもやっぱりこうして凛とした空気の中で、
ふもとから見上げる威厳に満ちたドでかい富士山は格別です。
心にすー、っと冷たく細かい氷の粒が入っては溶けていくような、不思議な感覚。
この感覚を味わいたくて、何度でも来たくなっちゃうんですよね。
・・・負け惜しみです(笑)



幸い日に4本しかない「ふじっ湖号バス」の時間に間に合い、車内の暖かさにほっこり。
湖畔では今日これから行われる「アイスキャンドル点灯」と「冬花火」を待つ観客たち。
この柵の向こう側、キャンドルが列を作って点灯を待っています。
明かりが灯されたらキレイでしょう~~
私たちは前回見たので、今回は見ずに温泉へ。

 
時間がなくなってゆっくり出来なかったのですが、今日は「紅富士の湯
露天風呂からどーんと生富士山が見えるのがすごいです!
内湯から露天への移動距離が長いのもすごいです! 寒くて気を失いそうでした(笑)


(まだ18:20の山中湖畔・街灯が少ないのでヘッデンなしで歩くのは辛い)
そして温泉の休憩所では缶ビールを置いていない、とのことで仕方なくコンビニに寄ってバス停へ。
途中で花火が上がっているのが見えました。
帰りの高速バスの乗り場「ホテルマウント富士入口」まではちょっと誤算の徒歩15分。
新宿行きのバスに乗るまで、ビールはお預けです。
バスに乗ってから、反省会。
乗り換えなし&トイレ付のバスが好きな理由はここにあるのでした

--------------


(この画像は2/6 16:20 絶景くんからお借りしました)
湖畔で会ったオジサマも仰っていましたが、
2/6、この日のダイヤモンド富士は残念ながら雲に隠れてダイヤにならなかったそうです。
(ちょっとほっとしたりして
翌日の富士山は朝から快晴!キレイなダイヤモンドが見れていました。
朝から山頂がすっきり見えている日のほうが、ダイヤモンドが見れる確率が高いようです。
天気予報を信じて行って見ても、山頂の雲の有無は読めないかも・・・
こればかりはその日になってみないと解らないものだな、
そう考えるとダイヤモンドを見れたらラッキーなのかも、と感じました。

懲りずにまた来年、チャレンジします


長いレポ、お付き合い頂きありがとうございました。






最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (でっぱ)
2010-02-13 07:13:38
そうですか・・・
まあ、この日はダイヤにならなかったのだから・・・と慰めてみる(笑)
今年の山中湖畔のダイヤを調べたら15日くらいまでは大丈夫そうですね。

紅富士の湯、行きましたよ♪
〆はほっこりとビールで良し^^
返信する
おかえりなさ~い♪ (pallet)
2010-02-13 23:00:22
✾cyu2さん こんばんは
アレって、ダイヤモンド富士のことだったんですね!
すっかり忘れていて、さっさと帰ってきてしまいましたよ~。残念。
花火やキャンドル…ってこんなイベントがあるんですね。
来年は行ってみようかな。

それにしても、日没前に下山できて良かった。
それが一番大事ですものね。
返信する
でっぱさん (cyu2)
2010-02-14 17:15:48
慰めていただけて嬉しいです(涙)

そうなんですよ!ですからでっぱさんの去年は、
とてもラッキーだったのでは?と思うのです。
やっぱり日頃の行いかなぁ~~。
私行い悪いんですよ、ホントに

紅富士の湯、広くて楽しそうだったのですが、
バスが渋滞でちょっと遅れたりして、1時間しか時間がなくて大慌てになってしまいました。
何事もゆとりが大事なんですけどねぇ・・・
返信する
palletさん (cyu2)
2010-02-14 17:19:10
アレじゃ解らないですよね、ゴメンナサイ^_^;

日曜日は朝からすっきり晴れてましたよね!富士山頂!
ライブカメラで確認してました(笑)
でも知らなければそれはそれで通り過ぎてしまうものです。
それもいいかも。
知っているからこだわってしまうんですよね~。
しかし、2回続けてヘマするのは、
相当おっちょこ・・・な私
時々嫌気が差します、自分に。
返信する
いや、何度でも挑戦してください (nobu)
2010-02-14 19:05:38
ダイヤモンド見るまで行こうと思えるから
いいじゃないですか~
我が家もあの山やこの山、
登ろうと思って登れなかった心残りな山
いつかは行こうと心の底に思いを残しています。
返信する
ありがとうございます^_^; (cyu2)
2010-02-14 21:08:18
なにか一つのことに執着すると、
自分が納得できるまでやらずに入られない猪突猛進な性格が、
時々嫌になります。
でもこのトシまでこれできてしまったので、
今から軌道修正しようとしても難しいですね(笑)

ホントに。
いつかは行こうと心の中に思いを残すのは、
目的を持って生きていく為に絶対必要なパワーの源のような気がします。
目的を失うことの方が問題ですよね。
どんな小さなことでも、やりたいことがあるのは幸せですね。
nobuさん、ありがとう
返信する
お疲れ様でした♪ (かわみん)
2010-02-15 10:24:02
コメント出遅れてしもうた。。。

『どおぉぉぉぉ』の後、
どんなことがあるんだ?!とハラハラドキドキだったけど
cyu2さんらしい(?)オチで楽しませてもらいました(なんて言ったら悪いよね?ゴミンネ)

こういうことって、あるよある!!
『なんでこ~~なるの!(欽ちゃん風)』って
オチあるもんね。
今年ダイヤモンド富士見れなかったのは
『来年も来てね
って言う、富士山からのメッセージだと思うの。
ダイヤモンド富士が見れる時には
きっと涙もんの富士山が見れるに違いない!!
私はそ~思うよん

無事下山して、こうやってブログに書けるって
いいよね^^
歩いてる最中どんなことがあったって
後から思い返せばみんな素敵な思い出だもん
これからも、ハラハラドキドキ 笑えるネタの提供
お待ちしておりやんす
返信する
Unknown (mikko)
2010-02-15 13:38:40
何があったのだろうとドキドキハラハラしながら
読み進めましたけど
こんなオチが待っていたのですね~
たしかにこのルート途中から樹林地帯に突入しちゃいますものね。。。。
長池(湖北)への分岐って積雪期には分かりずらいかも~です。
でも結局雲がかかったままだったのだから
また来てね~って事ですね。
紅富士の湯の露天って私も内湯から出た瞬間に寒さで死にそうになりました。
足も超冷たいし・・・
また遊びに来ますね。。。
(^。^)y-.。o○
返信する
無事でよかったね♪ (矢車草@お昼休み)
2010-02-15 14:22:41
どうなる事かと気をもんでたけれど、
とにかく暗くなる前に下山できてよかったね
特にトレースのない雪道を歩くのは道迷いと隣り合わせですよね。
ダイヤモンド富士はまた来年チャレンジすればいいしね(*^_^*)

そうそう、cyu2さんは今年はスキーはもうおしまいなの?
私は今年は最初で最後のスキーに今週末行ってきます。滑れなくなってないか心配だわ…。
一回の為に板とかブーツとか出すの面倒だけど、行けば楽しいはずだしね
cyu2さんの貴重な体験また期待しています♪
返信する
かわみんさん (cyu2)
2010-02-15 21:14:26
オチ考えてたら寝ちゃって・・・
って、違~~~う!

>『なんでこ~~なるの!(欽ちゃん風)』って
ホント、そうなのよねぇ~~。
前回は相当ブルーでしたけど、今回も一瞬
「はい、今日のことはなかったことにしよう
とブログ放棄する予定でしたが、
樹林帯から日没見た時はもう、ここまで続くかっ!
と自分でももう、笑うしかなくなりました
喜んで頂けて何よりです
これからもきちんと失敗を報告します




返信する

コメントを投稿