ツールドおきなわで元ブリヂストン・アンカーの清水都貴選手と同じカテゴリーで走ったため、待ち時間に同氏にRS9について話を伺うことができた。なお、同氏はレースにRIS9、ホイールはRS81で参加していた。RS9ではないんですね、と聞くと、おかげさまで生産が追いつかない状況ですとのこと。おかげで、自転車おそろですね、という話ができた。
・RS9はペダリングの際に発生する後輪のねじれを、フレームの剛性を調整することで(高めることで)推進力を高めた。
・ブリヂストンはオリンピックのスポンサーであることもあって、オリンピック競技に力を入れて行く。そのために今までF1のタイヤに使っていた予算(の一部)を、自転車に使うこととなった。RS9はそのプロジェクトの第一弾。(筆者注:リオオリンピックでも、アンカーは内間選手や上田選手はもちろん、イギリスのトライアスロンのゴードン選手や、パラリンピックの自転車競技選手にも機材を提供していた)
・Q.ダミアン・モニエ選手はなぜ今もRIS9に乗っているのでしょうか? A.よく知らないけど、彼の脚にはあまり合わなかったのだと思う。
なお、都貴さんは、登りではさすがの速さでした。