茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

百人一首物語第五十七首(紫式部)平安時代の三人の才女が詠んだ和歌。紫式部。

2024年05月20日 | Weblog

超訳マンガ百人一首物語第五十七首(紫式部)

今、話題の大河ドラマ「光る君へ」の主人公まひろ(紫式部)の詠んだ歌。百人一首に掲載されています。第五十七首。

「めぐり逢ひて見しやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半の月かな。」=「久しぶりに逢って、今見たのはその人かどうか見わけがつかない間に、雲隠れした夜半の月のように、あなたは帰ってしまったことです。女友達との別れをまるで恋歌のように詠んでいます。💛💛紫式部は必ずしも歌人として一流とはいえそうにもありませんが、その「源氏物語」の作者として、付随的に紫式部の歌も再評価されたのでしょう。「めぐり逢ひて」の歌にしても、秀歌として認められていたからでなく四句目の「雲隠れ」が「源氏物語」の雲隠巻。(光源氏の死を象徴する巻)を連想するという理由で代表歌に選定されたのではないでしょうか?

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