茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

「挨拶で始まり、挨拶で終わる」京都祇園と相撲界の差は?

2017年12月01日 | Weblog

昨今の新聞、テレビは相撲界のスキャンダル?報道が多くてうんざり
しています。同じ日本古来の慣習、習慣を受け継ぎながら流々と
した時を刻んで来てる場所があります。それは京都祇園です。
時代を超えて、私達日本人の心を引き付ける「粋な文化」が継承されて
きています。12月13日には「事始め」といい習い事のお師匠さんの
所に芸舞妓衆が「おめでとうさんどす」とご挨拶回りをします。
お互い一年の礼、また来年も宜しくの礼も兼ねています。
大事なのは、師弟関係、お客様、お茶屋との関係と節目をはっきり
して、お互いの関係を認識してコミニケーションを採るツールと
なっています。この様なささやかな事を行事として繰り返して
きたことが、全て伝統を実体験として伝えてきているところが
祇園の素晴らしいところだと思います。
同じ古き伝統と格式を重んじる相撲界にあっても、
「挨拶に始まり、挨拶で終わる」ことを、師匠、部屋、仲間
関係でしっかり守られていれば、今回のような醜態が防げた
ように思われますが、如何なものでしょうか。


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