茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

夏の高校野球、念願の「白河の関」優勝旗が越えられるか?東北勢頑張れ!!👏👏

2022年08月20日 | Weblog

 

夏の高校野球、今年も熱戦が続いていますが、なんと東北勢が二校残り、念願の優勝旗が「白河の関」を越える希望が見えてきました。長い高校野球の歴史にはいまだに「白河の関」を超えていません。私の故郷、「白河の関」とはどんな歴史があるのでしょうか・・・「白河の関」は福島県白河市、東北新幹線「新白河駅」の南約10キロの山間にあり、栃木県境からは約3キロ北に位置しております。関東と東北の境に設けられた東北の玄関口、「奥州三古関」の一つで、7~8世紀に存在し、律令制が衰退し、関の機能も失われ、忘れられていました。しかし、「みちのく」の入口は文化人の憧れの和歌の「枕詞」にもなるほど人気がありました。

「都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関」能因法師 の歌は有名で、あの松尾芭蕉も訪れ、「白河の関」に着いて、奥の細道の旅に出る決心がついたそうです。同行した弟子の曽良の詠んだ句。

「卯の花をかざしに関の晴れ着かな」も有名です。この「白河の関」をあの優勝旗が越えることを願うものです。今、準決勝の試合が終わりました。残念ながら我が福島県代表聖光学園は負けてしまいましたが、宮城代表の仙台育英に頑張って優勝をしてもらいたい、伊達政宗も白河の関跡に神社を寄進しております。きっと政宗公も応援してるでしょう。頑張れ仙台育英、悲願の「白河の関」を越えてください👏👏

 

 

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