la princesse au bois dormant

~いくつになってもお姫様 眠い姫の独り言~

11月30日

2011年11月30日 | 眠り姫の独り言
 許せないほどに記憶が薄れつつあります。
 みんなは忘れていいよ。
 っていうか忘れてください。お願いだから。
 そして別の場所で、自分を売り渡すことなく生きていってくれればと、毎年やっぱり祈ったりしてみたり。


 私もあの頃あの場所で、傷つきながら傷つけながら、誰も救えなかったり守れなかったりしながら、手にしたいろいろを、そろそろ使ってみようかなとか、思ったりもしてます。
 それはいいけど、手始めに一番使いそうな相手が左隣の小学29年生かい、と、苦笑いのため息をついたり。
 あれほど大事に思える場所も、人も、今後出会うわけもないので、しかたないですが。
 なんか犠牲とのバランスがとれてない……。


 とりあえず数年ぶりに11月うつが11月にきたので、今日をとにかくやり過ごします。

限界脱出(異様にはやかった。)

2011年11月23日 | 眠り姫の独り言
 たぶんそのせいではないと思いますが、昨日の晩牡蠣入りちゃんぽん麺を食べ、今日の昼に牡蠣あんかけご飯を食べ、ちょっと散歩をしたところ、「もう、マネジメントでも扱い方分かんない上司でも引き継ぎでも年末調整でも賞与でも何でも持ってこい!棘波出たらその時だ!」な気分になってしまい、あっさり浮上。

 いやー、牡蠣ってすごい。(たぶんちがう。)

さすがに限界がきたらしい

2011年11月19日 | 眠り姫の独り言
 最近の症状
 ・アームカット再発(30歳にもなってまったくもう、とは思っているのですが)
 ・最近遅く寝ても早起きできていいなぁとか思ってたのですが、考えてみればそれは早朝覚醒。平日の睡眠時間が普通に3時間未満だったりしてました。「6時間は寝ないと死ぬよ(発作起こす危険性が上がるため)」と主治医に怒られたことがあるにもかかわらず。
 ・早く帰れた日に、昔もらった睡眠薬と抗鬱剤を飲んで強制的に寝ようとしたら、飲むタイミングを間違えて(効くまでに時間がかかる薬だったので早めに飲みました)思いきりすっころんで頭を打ちました。
 ・しかもその睡眠薬、昔より少なめに飲んだつもりだったのに次の日の夕方まで薬が残っちゃって、よくよく考えたら昔より少なめに飲んだだけで規定量よりは多く飲んでて、つまりは薬の量とかその辺の判断さえ正常にはできなくなってました。

 ……あ、これはもう無理だ、私。


 せっかく寛解したのに、こんなとこでまた昔に逆戻りするのはまっぴらごめんなので、上司を呼び出し、「自己都合で大変申し訳ないんですが、私に対する(仕事の)要求のハードルを上げるのをいったん止めてください。大丈夫になったらまた言うんで。」と頼みました。
 一応聞いてはくれましたが、一切の状況説明を私がしていないので、ハードル上げるなって何をどうすればいいんだ?って感じだろうなとは思います。
 とはいえ状況を説明したところで困るだけだろうしなぁ……。

 無理だと思ったら周りに「無理だ」と言うとか、そのへんの加減ができるようになったんだから私も大人になったなぁとか思ってましたが、こうして文章にしてみると気づくの遅すぎですね。
 「まだもう少しはいける」とか、思った時点でたぶんダメなんだろうなと思いました。

 やっぱり自分で考えないといけなかったり、責任が重かったりする(自分の仕事をちゃんとやればいい、の範囲を超えて、人の仕事にも責任を持たないといけなくなるとか)仕事は無理なのかなぁ、軽めの事務仕事だけ探してちょこまかやってればよかったのかなぁ……なんて、弱気になったりもしています。


 とはいえ、最近は職場内で信頼できると思った人には持病のことも言って、万が一発作が起きたときの対処もお願いしてあったりするので、その辺は気が楽です。
 この病気を持ってて働いてる人の中ではかなり恵まれたほうだと思います。



 仕事は淡々と(←これは上司の口癖で、最近うつりました)こなしつつ、おとなしく11月が終わるのを待つことにします。

最近18歳に戻りつつある気がする。

2011年11月14日 | 眠り姫の独り言
 秋ですねぇ。
 っていうか11月ですねぇ。

 最近18歳に戻りつつある気がするなぁと思ったエピソードをいくつか……。
 18歳っていうのは、生徒指導部だろうが校長先生だろうが教育委員会だろうがかみついてた時期ってことさ。

<その1>
 9月くらいに入社した人に、私の仕事をほぼ引き継いでもらう関係で、仕事とか職場のいろんな事とか教えています。
 といっても彼女の方が年上だし、今の職種関連の経験も多いしで、こちらが教わる事の方が多いくらいだし、いろいろと頼りにもしているのですが。
 その彼女に対して、私の上司の態度が明らかに変でした。
 不自然に避けすぎというか、一切の接点を持とうとしないというか。
 引き継ぎに関して私に一切の責任を持たせて自覚を促そうとしているとか、自分自身の人当たりの悪さを自覚しているために不要なトラブルを回避しようとしているとか、そんなレベルでなく、本当に、同じ職場にいる人間に対する態度とは思えないくらいの一切の拒否。
 最初はこっそり彼女に対し上司を弁護しつつ(もともとぶっきらぼうな人だからとかなんとか)、間に入っておこうとしていました。
 が、さすがに彼女も理由もわからずのその態度に怒りが限界に来ている様子を見せ始め、これは放っておくと直接対決が避けられないと判断。
 ある日こっそり上司を呼び出し、「何かあったんですか?」と質問。
 「何もないよ。第一接点がないし、良くも悪くもなんとも思ってない。」と言う上司に対し、「何もなくてあの態度は変だし、一か月以上同じ職場にいてなんとも思ってないというのが本当だとしたらそれも不自然です。『人柄は知らないけど仕事はできそう』とか、少なくとも何かあるでしょう。」とばんばん問い詰めました。
 結局上司にはその場は逃げられたものの、次週からちょっとは態度が変わったので、まあいいか、と思いました。

 …………が、

 その後冷静に考えてみたら、たかだか契約社員で、一年もその職場に勤めてない私が、正社員の上司を呼び出して問い詰めるとか、なんだその向こう見ず。


<その2>
 一応私が一部仕事を教えている人(仮にSさんとします。)が、その仕事とは別の仕事で、ミスが多かったか何かで他の人にがんがん責められていました。
 その「他の人」というのは所長の娘さんだったりします。
 一応私も少しは関わっていた仕事だったものの、その仕事においてSさんを指導する立場であったわけでもなんでもないので、最初はほっといていました。
 が、責め方があまりにも理不尽(何が悪いのか、どこをミスしたのかを具体的に示す事もなく、ただ「もっと気合入れて緊張感を持て」みたいなことを言っていた)だったため、さすがにブチ切れてしまいました。
 「あ、それ私もやってた仕事だし、私も聞かなきゃいけない話ですよね?」とぐいぐい入りこみ、「そのやり方だと誰に頼んだってミスが起こりやすいし、結局最後のチェックをする人の負担が増えるだけだから、もっとこうした方がいいですよ。」と、ばんばか指摘してしまいました。
 あとでSさんには「かっこよかったです」と言ってもらいましたが、よくよく考えると、なんだその命知らず。相手は所長の娘だ。
 かっこよくなくていいから私は契約を継続して毎日のご飯を食べられないと困るはずなんですが……。


<その3>
 またSさんの話になりますが、とある仕事で上司がSさんに事前にろくに教えもせずがんがんと案件を振って(※注:Sさんはその関係の仕事は未経験です)、しかもそこで起こったミスを社員全員がいる部屋でがんがんと責め立てた上に、所長にも「こういうことがあったから駄目だ」的報告をしていました(私が聞こえてたってことはその時外出してなかった社員全員に聞こえてる)。
 さすがにブチ切れたのでSさんを別室に呼び、「あれは上司としてあり得ない行動だから気にしなくていい」という話をしたのちに、今私が仕事を引き継いでる人(経験豊富なため私より仕事は知ってる)に頼んで今振られている案件について必要な知識をレクチャーしてもらいました。
 最近明らかにSさん排斥の方向で動いている所長や所長の娘さん、そしておそらくそれに追随しているであろう上司の意向に明らかに逆らった行動だったんですが、まあそれはわかってたんですが、しかもわかってたから本当はその辺の人達が帰ってから就業時間外にやろうと思ってたんですが。
 でもその日さっさと連れ出さないと、なんか理不尽がエスカレートしそうで怖くて。
 レクチャー終わって帰った後の上層部の視線の怖かった事……なわけないじゃん。視線は感じたんですけど、文句があるなら聞くし、反論も山ほどあるよって思ってたので、別にいいかなと。

 っていうか別にいいかなとじゃねえよお前契約社員だろうどうすんだよ契約切られたら……と、後から思いましたが、後からなので意味なし。

 そもそも先に思ったところで、たぶんやめてないし。

 自分のご飯も大事だけど、そのために正義感とかそういう自分のいろいろあるの売り渡すのもどうかなって感じだし。
 でもホントは自分のご飯が大事だけど。
 どうしよう契約切られたら。ぐすぐすぐす。



 そんな感じで、最近18歳に戻ってます。
 全然人間がまるくなってません。

 バレリン飲んでて、あっきー教授の名言の数々と渡辺洋三と西原理恵子と中島らも知ってての私が、また18歳になって、何かを本気で守ろうとしたらどうなるんだろうと、ちょっと思ってたんですが(しかもそんな日は来ないから永遠にわからないだろうとか思ってたんですが)、こうなるようです。

 とりあえず、毎日『今日もまた、本当の事を言い、正しい事をしてしまった。ああ……。』と、反省できるようにがんばります。
 ……いや、毎日は嫌だな。疲れるから。


 ※薫くんへ業務連絡※
 ここに出てくる「上司」は、薫くんに似てるなぁと思っていた上司と同一人物ですが、ここでのエピソードの範囲においては一切似てないと私は思ってますので、誤解なきようお願いします。

11月だからどうこうということでもたぶんないけど

2011年11月09日 | 眠り姫の独り言
 ものすごく虚しくなりました。

 理由は、自分が知恵が足りないながらも必死でいろいろ考えてどうにか守ろうとしているもの(ってか人)を、他の人が私の納得いかないやり方でばんばんと潰していたから。

 ただ単に、目の前にあるから(仕事引き継げと言われたから)、その縁だけで、とりあえず守ろうとしているだけの人でも、そういうことされるとこれだけつらいんだなぁ。
 そしたら本気でどうしても守ろうとしたものが、ばんばん毎日潰されてた18歳の頃は相当つらかったなぁ、しんどかったなぁ、よく学校毎日行ってたなぁ、と、妙に感心してしまいました。
 文句は山ほどあるけど、えらかったよ私。


 ところで関連するんだかしないんだか、上司に「いろいろ気を使って大変だね」と、半ば嫌味っぽく言われました(彼としてはねぎらいのつもりだったかもしれないけど知らないもん)。
 その時頭が回らなくて「もうねー、四方八方にねー。」と普通に返してしまいましたが、「半分以上はあなたに使ってんですよ」と返すべきだったかどうか、未だに思案中。

因果応報ってこういうことだったっけ

2011年11月01日 | 眠り姫の独り言
 昔の話を蒸し返して申し訳ないんですが、とはいえもう時効だよなとも勝手に思ってますが(だめ?)、薫くんは昔、私の「下僕」でした。

 単に薫くんがよく気がつくタイプで、私がぼーっとしたタイプで、だから見かねてよく世話を焼いてくれてただけとも言います。
 それだけじゃないだろとも言います。

 そういえば今回のテーマと関係ないけど、最近の彼氏の私に対する世話焼きっぷりもなんかすごいです。本人は「介護」と言ってます。


 ところで今の職場に、薫くんと感じの似た人がいます。
 どこがどう、ということもないのですが、むしろ個々の要素を見ると全然似てないというか正反対なところさえあるのですが、それでもとにかく私から見ると似ています。
 なんか、こう、なんとなく、雰囲気が。というか周りに対する拒否感というかバリアはってる感じが(高校生の頃の、です。今はそんなにないんじゃないでしょうか)、かもしれないです。
 ほんとは別に似てないのかもしれませんが、両方を知ってる人は私しかいないんだからいいんです。


 さてその人、一応上司です(というか前回のブログに出てきた私のトラウマ地雷をさくっと踏む人です。しかも今日も踏まれました(T_T)。そこが薫くんと似てるわけではもちろんありません)。
 一応ってのは、うちの職場は小さい事務所なので、所長・副所長以外は特に役職がないからです。
 でも一応彼は私がいるグループののリーダーってことになっているようなので、まあ、上司です。
 あと今隣の席なのは、「彼にいろいろ教わるように」との所長の意向のためなので。

 そんでもって、口が悪いです。というか言い方がきついです。というか人当たりが悪いです。
 ※そこが薫くんと似てるわけではありません。念のため。って言っても薫くんも私には優しかったけど人当たり良くはなかった気がしなくもない……。
 私は口が悪い人は慣れているので、彼程度は普通なのですが(言い方が優しくないだけで、必要なことはいろいろ親切に教えてくれるし)、他の人はあんまりそう思ってないようです。
 おかげで私の職場内での評価は「打たれ強い人」「上司にきつい事をがんがん言われても健気に耐えているおおらかな人」「どМ」等になっています。

 最近では、なんというか彼の動きを読もうとする癖がついてしまいました。(頭の回転が速く、仕事も早く、ゆえにこなしている仕事の量が半端ないので、全てをサポートすることはできないのですが。)
 観察して、動きを読んで、サポートできることを探して、動こうとしてしまうというか。
 人にも「(上司に)すごい気を使ってるよね。」と言われてしまいました。
 そうなんだよ、気を使ってんだよ、使いまくってんだよ、この私がよ。


 これはあれでしょうか。
 立場逆転というやつでしょうか。
 逆転も何も別人が相手ですが。
 あと別に、仕事さえうまく回れば、彼が孤立しようがするまいが、私には関係ありませんが。※これは薫くんにだけ(覚えていれば)通じる笑えない冗談であって、実際に職場内で彼が孤立するかもしれないわけではないです。嫌われてるとか理解者がいないとかでは全くないので。

 なんかもう、「因果応報ってこういうことだよなぁ」と、ため息まじりの毎日です。
 ちがうっつーの。