la princesse au bois dormant

~いくつになってもお姫様 眠い姫の独り言~

斉藤和義さんに怒られました(ノДT)

2007年10月20日 | 眠り姫の独り言
 えっと、当然ギャグです。
 そもそも会うはずがないです。

 こないだ出たばかりのアルバムに、「バカにすんなよ!」って歌があって、それが世の中のいろいろに対して怒っている歌なのですが、その怒っている対象の中に年金問題も入っていた、というだけです。
 まあ私の仕事は年金「基金」で、しかもバイトなんですが、でもたとえ怒られてるにせよ、斉藤さんの関心の対象になってると思ったほうが人生楽しいじゃないですか(←バカ)。
 実際バイトしてても、「私が加入員でこれを知ったら『バカにすんなよ!』って思うだろうなぁ。」と思うこともありますし。でもバイト先の立場で考えればしかたない話であったりもします(予算には限りがあるとか、ちゃんとした知識を持った人材をそんな短期間にたくさんは増やせないとか、そういう系統の「しかたない」)。

 まあそれはとりあえずおいといて、アルバムはけっこう気に入ってます。
 なんか、私がファンになった頃くらいの斉藤さんに近い感じです。
 やっぱりかっこいいわー
 しかし、今回のアルバムの中で一番共感した歌は『男節』って、私は何か生きる方向性を間違ったでしょうか。共感はしたけど、斉藤さんじゃない男の人がそんな事言ったら殴るとも思います。


 さて何の脈絡もなくショートショート。
 アルバムとは全然関係ありません。
 西原理恵子「パーマネント野ばら」と、Cocco「あなたへの月」をまぜこぜしてうつ病をふりかけてみました。

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 月は、毎年3センチとちょっとずつ、地球から離れていっているらしい。


 今日もまた、浅い眠りから目覚める。
 視界は相変わらず暗いままだ。
 自分でも明らかにわかるほど、最近視界が暗くて狭い。
 潮のにおいのする空気が、じっとり湿って肩にのしかかる。
 空気がどろどろしているから、息をするのさえしんどい。
 流れ作業で支度を済ませ、職場に行き、仕事をこなす。
 いつものルーティンワークだ。
 今更守りたいものも実現したいこともないから、仕事はとても楽だ。
 ルーティンワークで頭がふらふらになった頃、また家へ向かう。
 「疲れた」とつぶやくのさえ流れ作業。
 帰りの電車を待ちながら、ふとホームの端を見て、思う。
 「どうして私、ここから飛びこまないんだろう?」
 思うだけだけれど。

 全部危険信号。
 わかってる。



 あなたがどんどんうすれてゆくから。
 そんなことには耐えられないから。



 「すきな人を忘れてしまったのに恋をしている。」
 それが狂っているのかどうかなんてどうでもいい。
 耐えられない。

 耐える気もない。



 帰り道の信号だってろくに見えないのに何故か家に着く。
 わたしはただの泥になってる。
 そのままベッドに横たわる。
 眠れもしないのに。


 「私はここにいるよ」
 つぶやいても誰も応えない。
 自分から光を発する太陽には負けていても、月は確かにそこにあるのに。
 だけど光を忘れてしまった月は、もう光は受けられない。
 だから光れない。
 光る気もない。



 あなたがどんどんうすれてゆくなら
 わたしもどんどんうすれてゆく




 長い夜
 またほんの少し、月が地球から離れてゆく。


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高校生バトン

2007年10月06日 | 眠り姫の独り言
 なんか最近、ネタがないわけじゃないんですが、ネタを文章としてまとめる頭がないので、昔やったバトンを引っぱりだしてみます。
 といっても、そのままではなく、ちょっと変えます。
 前は「中学生バトン」だったのを「高校生バトン」にしてみます。
 秋に高校のことを思い出すのは危険なのですが、もういまさら遅いのでいいんです。


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1:高校生時代のあだ名を教えてください。

 「まゆげ」
 別に眉毛に特徴があったわけでなく、本名が「まゆこ」だから。
 小さい頃従兄に「まゆげーまゆげー」とからかわれていた話をしたらそのままあだ名として定着してしまいました。
 口は災いの元ってこういうことだよな。


2:制服はどんなでしたか?

 なし。
 自分の着る服くらい自分で決められるよなぁ、16歳にもなったら。

    
3:恋をしていましたか?

 高校が大好きだった。
 あれは恋だったと思う。

    
4:告白はしましたか?

 なんか微妙な告白ならしたと思う。


5:告白されたことはありますか?

 された……のか~……?
 なんかもう、どれもこれも微妙すぎてよくわからんわ。


6:高校生時代に仲良しだった人とは今も友達ですか?

 はい。
 ときどき集まったりしてます。


7:部活はしていましたか?

 いろいろ所属していたけど、活動実績があるのは新聞部・文芸部・将棋愛好会かな。
 たぶん今のところあの高校の将棋愛好会の女子では唯一の大会入賞経験者だ。(……と、また「美しき誤解」をひろげるわたくし。)

       
8:当時はまっていたものと言えば?

 生徒会運営。
 「生徒会」って、役員だけじゃないのよ。生徒全員で構成するのよ。
 もっと言うなら「『自主自立(律)』という校風を守ること」とか「公民としての良き資質の涵養のための努力」とか、そんなかんじ?
 せいれい風にひらがなで言えば、「じぶんたちのことなんだからじぶんたちでかんがえてきめようよ。きめたことはちゃんとまもろうよ。……ってことをちゃんとやりたかったのでそのためにがんばった。」ってかんじだ。

    
9:誰かと大喧嘩したことはありますか?

 校長とか生徒指導部とか新聞部顧問とか役員とか。喧嘩ばっかり。
 一生分の喧嘩はほぼ使い果たしたな。


10:好きだった科目は?

 とり立ててこれというものはなかったです。
 授業中も生徒会役員の仕事してて聞いてなかったから好きになりようもありません。


11:嫌いだった科目は?

 授業中も生(以下略)だから嫌いになりようもありません。
 ただ、全くもって理解の範疇を超えてたのは物理と化学。「世の中にはどうがんばっても理解できないことってあるんだな」と思いました。なんか、先生もがんばってわかりやすく教えようとしてくれてるのに、それはわかるのに、何言ってるかさっぱりわかりませんでした。


12:塾には通っていましたか?

 塾というか予備校には、一応。


13:「あイター」な思い出は?

 ぜんぶだ。

 高校生の間だけ(高校1年の6月ごろ~高校卒業まで)平熱が37.0℃くらいだった時点でかなりイタい。(それ以外の時は36.0℃~36.5℃)


14:当時流行っていたテレビ・アニメは?

 テレビはうるさくていらいらするから見られませんでした。
 よほどストレスたまってたらしい。
 よって流行もわからず。


15:実は不良でしたか?

 不良と言えば不良でしょうな。
 先生ともよく喧嘩したし、学校で酒飲んだりしてたし(オイ)、授業中寝てたし。


16:異性を異性として意識していましたか?

 してたといえばしてたし、してないといえばしてない。
 そういえば同性異性というわけ方はあまりしていないのかもしれない。
 好きか嫌いか。それだけです。


17:高校生の頃の将来の夢は?

 頭さえあれば裁判官になりたかった。
 そして違憲立法審査権を使いまくりたかった。

 まあ、そこまでいかなくても、いちおう社会保険労務士目指してるから、方向はあまり変わってないかと。労働と社会保険に特化しただけさ。うん。


18:一番クラスがまとまっていたのは何年生のとき?

 ………さあ?
 私がどの年もクラスから浮いてたからわからん。


19:忘れがたい思い出は?

 ぜんぶ。
 でもけっこう忘れてる。 

「あなたがどんどんうすれてゆく。
 すきな人を忘れてしまったのに
 恋をしている私は
 もうだいぶん狂っているのかもしれない。」
(by西原理恵子「パーマネント野ばら」)

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 なんにでも、「運命的な出会い」というものはあるもので、
 それは恋人同士に限ったことではなくて、
 それがたまたま、私の場合は恋人や友人どころか人でさえなく、かつ出会いが早すぎ、与えられた期間が短すぎた、
 ただそれだけのことなんだろうと思います。
 まあでもおかげで、私は26歳にもなってまともな仕事にも就かず、将来の展望も見えずにいてもなんの焦りもなくいられるわけで、それはそれでいいのかなぁという気もしています。
 だってもう、私の仕事は終わっちゃったもん。あとは余生をやり過ごすだけだもん。