えっと、当然ギャグです。
そもそも会うはずがないです。
こないだ出たばかりのアルバムに、「バカにすんなよ!」って歌があって、それが世の中のいろいろに対して怒っている歌なのですが、その怒っている対象の中に年金問題も入っていた、というだけです。
まあ私の仕事は年金「基金」で、しかもバイトなんですが、でもたとえ怒られてるにせよ、斉藤さんの関心の対象になってると思ったほうが人生楽しいじゃないですか(←バカ)。
実際バイトしてても、「私が加入員でこれを知ったら『バカにすんなよ!』って思うだろうなぁ。」と思うこともありますし。でもバイト先の立場で考えればしかたない話であったりもします(予算には限りがあるとか、ちゃんとした知識を持った人材をそんな短期間にたくさんは増やせないとか、そういう系統の「しかたない」)。
まあそれはとりあえずおいといて、アルバムはけっこう気に入ってます。
なんか、私がファンになった頃くらいの斉藤さんに近い感じです。
やっぱりかっこいいわー
しかし、今回のアルバムの中で一番共感した歌は『男節』って、私は何か生きる方向性を間違ったでしょうか。共感はしたけど、斉藤さんじゃない男の人がそんな事言ったら殴るとも思います。
さて何の脈絡もなくショートショート。
アルバムとは全然関係ありません。
西原理恵子「パーマネント野ばら」と、Cocco「あなたへの月」をまぜこぜしてうつ病をふりかけてみました。
*************************************
月は、毎年3センチとちょっとずつ、地球から離れていっているらしい。
今日もまた、浅い眠りから目覚める。
視界は相変わらず暗いままだ。
自分でも明らかにわかるほど、最近視界が暗くて狭い。
潮のにおいのする空気が、じっとり湿って肩にのしかかる。
空気がどろどろしているから、息をするのさえしんどい。
流れ作業で支度を済ませ、職場に行き、仕事をこなす。
いつものルーティンワークだ。
今更守りたいものも実現したいこともないから、仕事はとても楽だ。
ルーティンワークで頭がふらふらになった頃、また家へ向かう。
「疲れた」とつぶやくのさえ流れ作業。
帰りの電車を待ちながら、ふとホームの端を見て、思う。
「どうして私、ここから飛びこまないんだろう?」
思うだけだけれど。
全部危険信号。
わかってる。
あなたがどんどんうすれてゆくから。
そんなことには耐えられないから。
「すきな人を忘れてしまったのに恋をしている。」
それが狂っているのかどうかなんてどうでもいい。
耐えられない。
耐える気もない。
帰り道の信号だってろくに見えないのに何故か家に着く。
わたしはただの泥になってる。
そのままベッドに横たわる。
眠れもしないのに。
「私はここにいるよ」
つぶやいても誰も応えない。
自分から光を発する太陽には負けていても、月は確かにそこにあるのに。
だけど光を忘れてしまった月は、もう光は受けられない。
だから光れない。
光る気もない。
あなたがどんどんうすれてゆくなら
わたしもどんどんうすれてゆく
長い夜
またほんの少し、月が地球から離れてゆく。
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そもそも会うはずがないです。
こないだ出たばかりのアルバムに、「バカにすんなよ!」って歌があって、それが世の中のいろいろに対して怒っている歌なのですが、その怒っている対象の中に年金問題も入っていた、というだけです。
まあ私の仕事は年金「基金」で、しかもバイトなんですが、でもたとえ怒られてるにせよ、斉藤さんの関心の対象になってると思ったほうが人生楽しいじゃないですか(←バカ)。
実際バイトしてても、「私が加入員でこれを知ったら『バカにすんなよ!』って思うだろうなぁ。」と思うこともありますし。でもバイト先の立場で考えればしかたない話であったりもします(予算には限りがあるとか、ちゃんとした知識を持った人材をそんな短期間にたくさんは増やせないとか、そういう系統の「しかたない」)。
まあそれはとりあえずおいといて、アルバムはけっこう気に入ってます。
なんか、私がファンになった頃くらいの斉藤さんに近い感じです。
やっぱりかっこいいわー
しかし、今回のアルバムの中で一番共感した歌は『男節』って、私は何か生きる方向性を間違ったでしょうか。共感はしたけど、斉藤さんじゃない男の人がそんな事言ったら殴るとも思います。
さて何の脈絡もなくショートショート。
アルバムとは全然関係ありません。
西原理恵子「パーマネント野ばら」と、Cocco「あなたへの月」をまぜこぜしてうつ病をふりかけてみました。
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月は、毎年3センチとちょっとずつ、地球から離れていっているらしい。
今日もまた、浅い眠りから目覚める。
視界は相変わらず暗いままだ。
自分でも明らかにわかるほど、最近視界が暗くて狭い。
潮のにおいのする空気が、じっとり湿って肩にのしかかる。
空気がどろどろしているから、息をするのさえしんどい。
流れ作業で支度を済ませ、職場に行き、仕事をこなす。
いつものルーティンワークだ。
今更守りたいものも実現したいこともないから、仕事はとても楽だ。
ルーティンワークで頭がふらふらになった頃、また家へ向かう。
「疲れた」とつぶやくのさえ流れ作業。
帰りの電車を待ちながら、ふとホームの端を見て、思う。
「どうして私、ここから飛びこまないんだろう?」
思うだけだけれど。
全部危険信号。
わかってる。
あなたがどんどんうすれてゆくから。
そんなことには耐えられないから。
「すきな人を忘れてしまったのに恋をしている。」
それが狂っているのかどうかなんてどうでもいい。
耐えられない。
耐える気もない。
帰り道の信号だってろくに見えないのに何故か家に着く。
わたしはただの泥になってる。
そのままベッドに横たわる。
眠れもしないのに。
「私はここにいるよ」
つぶやいても誰も応えない。
自分から光を発する太陽には負けていても、月は確かにそこにあるのに。
だけど光を忘れてしまった月は、もう光は受けられない。
だから光れない。
光る気もない。
あなたがどんどんうすれてゆくなら
わたしもどんどんうすれてゆく
長い夜
またほんの少し、月が地球から離れてゆく。
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