珍玉ぼやんのコピバン日記とその他諸々

わたくし「ぼやん」のバンド活動についての記録・記憶・告知です。

前途多難

2016-11-03 06:28:02 | 歴史
最近新しくMTRを買ったんだけど、思ってた感じと違って意外と使いにくい。

今まで使ってたモデルが「MRS-8(MultiTrak Recording Studio)」で、スタジオって言うだけあって録った音に色々と細工が出来たんだけど、今度買ったMTRは「R8(Recorder : Interface : Controller : Sampler)」と、素人の俺には聞き慣れない言葉が多数。

メーカーホームページを見ると、当然ながら新しいR8のほうが良さげに書いてある。

特徴としてR8の特典的なDAW(音楽製作ソフト)があるんだけど、対応OSがWindows7からで、うちのパソコンのOSはVista。

せっかくのソフトが使えな~い。

諦めて転売するか、意地でも使い続けるか悩みどころです。






卒業した後から聞いた話で、向井ちゃんと森ちゃんともう一人のイケメンギターとイケメンベースは、卒業式で学ランのボタンを全部女子に貰われたらしい。

知らなかった…。

俺は誰にも貰われなかったのに…。

これが楽器が出来るか出来ないかの差か?

しかし実際はそうでもなく、バッキングギターの彼は俺と同じで全てのボタンを確保していた。

つまり結局の所はモテるかモテないかだよね。

非モテの歪んだ性格はこの辺りから始まったのかもしれない。


高校へ入学し、また向井ちゃんと一緒に登校することになった。

幼稚園からずっと一緒なんて俺達は運命で繋がった親友だな、なんて思ったりしていた。

因みに森ちゃんは俺達と隣の偏差値の高い進学校へ行くこととなり、通学途中でたまに会うくらいで、俺はあまり顔を合わせる事がなくなった。

新しい学校生活は始めて違う地域の人間達と交流する事になり、俺は慣れることに精一杯だった。

最初の頃は向井ちゃんや同じ中学校出身者で持ち弁をつついて、新しい学校生活を報告しあっていた。

しかしクラスに話し相手が出来てくるとお互いに新しいコミュニティが広がっていき、昼御飯を別々に食べるようになり、やがて登校する時にしか顔を合わせなくなった。


学校での生活に慣れてくると、俺達は当然のようにバンドを始めようということになりメンバー探しが始まる。

向井ちゃんと一緒で同じ高校に進んだ杉本君こと杉ちゃんは中学の文化祭に一緒に出たもう1つのバンドのベースで、何も言わずとも一緒にバンドをやることになった。

そしてギターは向井ちゃんのクラスメイトの三井君になった。

向井ちゃんと三井くんは同じ部活にも入っているし同じギタリストだし、すぐに意気投合して仲良くなっていた。

ここで俺の嫉妬心がフツフツと沸いてくるかと思いきや、小学生のころほどでは無かった。

何故なら俺にもとても仲の良い友人が出来てたし、その他にも沢山の友人が出来ていたのだ。

寂しく思うことなく新しい生活を満喫していた。

とりあえずギター二人とベースが居るし、あとはドラムを探せばバンドが結成出来る。

しかしこれが難しく、ドラムをやっているヤツが居ないのだ。

参ったね~なんて話ながら時間だけが過ぎていく。

これはいかんと向井ちゃんと話し合った結果、俺がドラムをやることになった。

ヴォーカルなら見付かるだろと安易な考えだったが、これがなかなか見付からない。

カラオケは好きだけど人前で歌うのは嫌だといった、ごく当たり前の理由からで、仕方無くヴォーカルが居ないまま活動を始める事となった。

高校バンドの前途多難な出発である。

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