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検察の闇と福島第一原発のプルサーマル計画

2011年03月13日 10時59分00秒 | 社会全般
今回の事件で大変な注目を集めることとなった福島第一原発だが、ここに来て過去の醜聞ないし悪事の露見が予感されるようになったかもしれない。


既に冷却系のダウンが伝えられた3号機であるが、これが東電のプルサーマル計画に関わる原発だったとは。

プルサーマル - Wikipedia

この記事によれば、3号機は『2010年(平成22年)9月18日より試運転開始。同年10月26日より、営業運転を開始』となっている。
計画通りに運びたかった、ということかもしれないな。バックアップの電源切替異常が発生したのは、6月17日。僅か3カ月後には、試運転開始と。

そして、このプルサーマル計画に反対していたのが、収賄事件で東京地検特捜部に逮捕された「佐藤栄佐久福島県知事」(当時)だった、ということか。

福島第一原子力発電所 - Wikipedia
一部を引用する。

・2001年(平成13年)2月26日:佐藤栄佐久福島県知事(当時)が3号機プルサーマル計画について、当面許可しない旨を表明する。
・2002年(平成14年)8月29日:東京電力、原子力安全・保安院が原子力発電所における点検・補修作業の不適切な取り扱いについて公表する。
  10月25日:東京電力が1号機の原子炉格納容器漏洩率試験における不正に関する報告書を経済産業省に提出する。また、1号機の1年間の運転停止処分を受ける。
・2003年(平成15年)4月15日:定期検査時期等も重なり、東京電力の運転する原子力発電所全号機が運転を停止する。
  7月10日:佐藤栄佐久福島県知事(当時)が6号機の運転再開を容認する。
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どこまで真実なのか分からないが、こんな記事もある。
佐藤前福島県知事収賄容疑事件の真実: もりのくま



知事が交代した後、昨年2月には福島県側の受け入れ表明がなされた、と。
その4カ月後の6月には事故が発生していたのだ、と。
なのに、9月から試運転、10月には営業運転開始に踏み切った、ということだね?

こうして事後的に見れば、プルサーマル反対派だった佐藤福島県知事が「簡単には言うことを聞かない」ので、検察権力でもって排除されたかのように見えますね、ということではないのかな。東電にとっては、目の上のタンコブだった佐藤知事を排除できれば、福島原発をもっと活用できるのに、という側面がなかったと言えなくもないのでは?
そういう知事が、偶然にも収賄で逮捕されたのだ、と。
あのマエケン(広島の投手ではないよ)こと前田検事が担当検事だった、と。それにしても、そんな偶然って重なるものかな?



今回の事故で、恐らく福島第一原発は終わるんじゃないかな、と誰もが思っているかもしれないが、廃炉になってしまう可能性はあるだろう。これも天罰ということなのか?

ここに来て、ツケが回ってきたということなのかもしれない。


それにしても、東電、原発、収賄事件、特捜部の捏造事件、検察腐敗、これらがまさしく一本の線でつながりました、ということなのか。
また陰謀論と揶揄されるかもしれないが。


今回の福島第一原発事故が示したものは、事故の教訓ということばかりではないのかもしれない。天罰覿面、お天道様は見ているんだ、ということか。




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