いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

やっぱ、再生可能エネルギーが効果的かも

2011年04月23日 17時23分39秒 | 社会全般
原子力じゃないとダメ、ということはないんじゃないか、と。

東日本大震災:電力供給回復「エコが近道」米シンクタンク - 毎日jp(毎日新聞)

(一部引用)

同(注:ノーチラス)研究所は、日本の研究成果や国際的なデータを基に東京、東北両電力管内に建設可能な風力、太陽光発電の投資額や設備容量、コストを試算。小型、中型の発電機や燃料電池など小規模分散型の発電設備を増やすことも加味して、地震で失われた発電能力をカバーできるかどうかを調べた。

 その結果、15年3月末までにこれらの手法で発電した電力量に、省エネで節約した電力量を加えると、その総量は計809億7400万キロワット時。施設整備には年平均では8370億円が必要と推定された。

 原発の改修や火力発電所などの建設でほぼ同量の発電をする場合は、防災対策や地域の合意取り付けなどに多大な時間を要するため、実際の発電が実現するのは大きく遅れる上、年平均のコストは8470億円とかえって高くつくという。

 報告書は「省エネ効果を加えれば、原発や火力で発電するのに比べてCO2排出量を5000万トン減らすこともできる」と環境保全面での利益を強調。再生可能エネルギーや分散型発電に適した次世代送電網(スマートグリッド)の開発など、日本の送電網の改革を復興計画の一環として進めることを提言した。


========


なるほど、コストの小さい方を選ぶのが合理的、ということですね。

それと、環境省も報告を出していたようです。

asahi.com(朝日新聞社):風力発電で原発40基分の発電可能 環境省試算 - 社会

(一部引用)

試算によると、固定価格買い取り制度など震災前に政府が決めていた普及策だけでも、風力なら日本全体で約2400万~1億4千万キロワット分を導入できる。風が吹いているときだけ発電するため、稼働率を24%と仮定。それでも出力100万キロワットで稼働率85%と仮定した場合の原発約7~40基分に相当する。

=======


風力発電単体で原発の全部を代替せずともよいのですから、不可能な水準とも思えないですよね。

原発ありきの連中は、それが最も安いとか喧伝しているだけで、実際の検討結果はそうとも言えないんじゃないのか、とは思う。



 参考:復興特別チームを編成せよ




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (N)
2011-04-30 16:44:56
試算の詳細をみたわけではありませんので、正確なところはわかりませんが、発電量の振れ幅が大きすぎます。
これでは電力系統が持ちません。周波数動揺が大きく、既存の火力発電所などがしょっちゅうトラブルに巻き込まれそうです。
単純な発電量の計算ではなく、系統全体の安定性維持の費用を組み込む必要があると思います。
再生可能エネルギーの欠点は発電量の調整が難しいところです。調整可能な蓄電技術との組み合わせが必須でしょう。

自然エネルギーを少しずつ増やしていくことに異存はありません。
ただ、東電を擁護するものではありませんが、原発は細々とでも技術開発を続けて行くべきだと考えます。コストアップしてもかまいません。
今回のことから、エネルギーの多様性が必要だと思いました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。