いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

今日の放射線

2011年03月29日 12時44分51秒 | 俺のそれ
今日の天気予報、というのがテレビでは定番となっているが、今のFukushima原発事故が一段落すると、毎日予報が出されるようになるのかもしれない。

”お天気お姉さん”とは別の、”放射線お姉さん”ないし”放射能おネイさん”が登場するようになるのかもしれない。


「それでは、今日の放射線を○○公園にいる佐藤さんに伝えてもらいましょうー、佐藤さ~ん?」

「はーい、今朝は○○公園に来ています。今日の風は東京湾方面に強く吹いていますので、湾岸地区の方々はCs(シーエス)の降り注ぎに注意して下さいね。肌を露出していますと、紫外線の影響だけでなく、シーエス微粒子が付着したりしますので、傘をさすことをお勧めしますネ。また、特に注意が必要なのは、××県の方々ですよー。先週から引き続き、▲マイクロシーベルトの放射線が続いていますので、外出は控え目ですお。テヘ。次は、お知らせで~す」


(スタジオの実演CMに切り替わる)

「この時期、日焼けや放射線が気になりますね。おススメしたいのは、紫外線だけではなく、放射線もカットしてくれる、『テックマント』と『テックカッパ』です。神奈川県の福田さんも気に入ってますよ。
……神奈川県の福田さんの実際の感想が流れる……
さ、この新商品、外出にはとても便利ですよ。是非お試し下さい」

  明日の放射線を考える株式会社「ワニ」の提供でお送りします


=======


みたいな未来だったら、困るな。

今の状況で、命懸けで闘っている現場の人々がいるというのに、何て不謹慎なんだ!!
というお叱りを受けるかもしれない。こういう冗談を言うな、と。

そうだろうと思う。
だが、日本人は耐性を獲得しなければならない、ということなら、我慢の表現形としては、こうしたパロディっぽい話くらいしかないのではないか。


戦中の、「兵隊さんたちがお国の為に戦ってくれているというのに、銃後を守る人間がこんな~~とは、非国民だ!!」的な発想ならば、やはり「何て不謹慎なんだ」と叫び、異端者として徹底批判し迫害するのも理解できるというものだ。


恐るべき未来、というのが待っているなら、それを回避してほしいと願う気持ちは同じだ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。