「雨漏り修理、防水工事」職人魂の防水屋、職人社長安藤のblog

雨漏り診断士、1級防水技能士、2級建築施工管理技士の有資格者である職人社長安藤の「雨漏り修理・防水工事」に関するblog

埼玉県さいたま市緑区、屋上屋根ウレタン防水通気緩衝工法(脱気工法)、コンパネ上の防水工事

2013-06-20 12:55:55 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事
今回は、埼玉県さいたま市、屋上ウレタン防水通気緩衝工法(脱気工法)をご紹介いたします。
既存防水はコンパネ下地の上にゴムシート防水です。


1級防水技能士

どんなに難しい雨漏りであっても、雨漏りを解決するまで決してあきらめない、
必殺雨漏り修理人、1級防水技能士、職人社長の安藤です。



トップコートの塗り替えがされていなかったので、紫外線の攻撃から防水層を守ることができなかったようです。

数年前、定期的にトップコートの塗り替えをしているゴムシート防水のトップコートの塗り替えを行った時の感想ですが、
やはり、定期的に塗り替えを行えば、ゴムシート防水も長持ちさせることができると実感しました。
新築から10年、それから10年、また10年でも良いし、5年サイクルで点検をしながら、防水層を長持ちさせるために
トップコートを塗り替えた方が、結果的に工事費が少なくすみます。


伸びの良いゴムシート防水の弱点は、シートの貼り合せ部分です。
排水ドレンに接する部分なども気を付けなければ、なりません。

気を付けたいのは、定期的にトップコート(防水保護層)の塗り替えを行っているか、です。
トップコートの塗り替え時に、シートの貼り合せ部分などの確認をし、必要であればすぐに補修をするなど、
早めの手当てをしていれば、大規模な工事にならずにすみます。


既存のゴムシート防水にコンパネを貼り、防水下地を作ったところです。


梅雨のこの時期、既存のゴムシート防水を撤去するわけにはいきません。
撤去したことが原因で雨漏りでもしたら、たいへんですからね。

そんな時には良い方法があります。
既存のゴムシート防水は確かに頼りない状態ですが、その上にコンパネを貼り、防水下地を作るんです。

これだったら、既存ゴムシート防水を全て撤去して、危険な状態をさらすこともありません。



コンパネ下地の上にアスファルトプライマー(黒いやつです)、シール処理をしてよい防水下地を作成します。

コンパネを貼ったら、すぐにコンパネの継ぎ目はアスファルト系のシール材で処理します。
もちろん先にアスファルトプライマーをコンパネの上に塗布することが必要です。
工事の途中で雨が降ったとしてもプランマーをしっかり塗っていれば、、雨の影響をあまり受けないですみます。


次は、改質アスファルト通気緩衝シートを貼り付けます。コンパネの上に貼りつけたこの分厚い改質アスファルト通気緩衝シートは、本当に安心感があります。


これが脱気筒です。
写真は脱気筒を仮に置いたところですが、脱気筒が動かないように固定します。

脱気筒を取り付けて下地ぬ含まれている湿気を抜く通気緩衝工法(脱気工法)を行う場合、現場の状況を見て脱気筒の個数、取付位置を決定します。

以前100㎡に1個とか言われていた時がありましたが、
それはもう昔の話です。
メーカーの施工要領書にもよりますが、いまでは40㎡~50㎡に1個所取付が必要であると書いてあったりします。
それでも、やはり現場の状況により脱気筒の数は増やした方が良いでしょう。



ウレタン防水材を塗布しているところです。

ウレタン防水は2回塗布します。
これでかなり安心感のある防水層に仕上がります。

もし、この信頼できる防水工法を選んでいなかったとしたら、そして防水下地が水を含んでいる最悪な状態だとしたら、防水層は簡単に膨れてしまうでしょう。

防水材も適材適所です。
防水工法も適した工法を選択しなくてはなりません。

通気緩衝工法(脱気工法)には、脱気筒がつき、下地に含まれた水分は、通気緩衝シートを通過し、脱気筒から外部へ出ていきます。
これでもう雨漏りの心配もありませんし、そう簡単に防水層が破壊されたりすることはありません。


ウレタン防水層の上にトップコートを塗布しています。

これで完成、というわけです。


職人社長安藤の工事店が行う防水工事には、ブログでは説明しきれない現場の劣化状況に応じた防水処理、工夫が現場のいたるところにあります。
当工事店はメーカーのお決まりの防水工事マニュアルなどは通用しない改修工事現場を数多くこなしてきています。

その経験と技術力があるので、雨漏りは必ず止める!どんなに難しい雨漏りであっても、雨漏りを解決するまで決してあきらめない、という強気の姿勢で雨漏りに立ち向かうことができるんです!



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それでは、また。


職人社長の安藤


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埼玉県さいたま市在住の必殺雨漏り修理人の日記~その雨漏り、必ず止めて見せます!

2013-06-08 11:54:32 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事



職人社長の安藤です。

少々熱く語ってしまうかもしれませんが、しばらくお付き合いください。

雨漏り・・・
部屋の中に雨が漏る、天井からポタポタと落ちる雨水、それをバケツで受ける。

雨漏りは精神的にもあまり良い影響を与えません。
雨漏りがした時、気分がスッキリ、ちょっと重い気分になってしまう方がほとんどでしょう。


当工事店が事務所として借りているプレハブも、事務所を移転したばかりの頃、一度雨漏りした事があります。

それは、突然でした。
事務仕事をしていた時、突然天井からポタポタ雨漏りしたんです。

防水屋の事務所が雨漏りするなんて、笑い話にもなりません。
もちろん、すぐに雨漏り修理をして解決しましたが、その時に知ったあのスッキリしない重い気分は、
経験しなければ、わからないことだったのだと思います。

今思うとあの時経験しといてよかったと思います。
あの経験があるからこそ、雨漏り調査に伺った時、お客様のあの重く、何とも言えないスッキリしない気分がよくわかるんです。


あの経験があってたから雨漏り調査をする時の建物の見方も変わったような気がします。
今では建物を見た瞬間に、雨漏り危険個所を指摘することができます。

人は経験することにより、ものの見方、考え方も変わり、さらに鋭い感覚を磨くことができるようです。




僕のところへ来る雨漏りの相談、調査依頼の中に、何度雨漏り修理をしても止まらないとか、
何社か見てもらっても原因が全くわからないなど、難しい雨漏りがよくあります。


しかし、どんなに難しい雨漏りも必ず止まります。

その理由は、雨漏りには原因があるからです。
難しい雨漏りも必ず解決します。

毎日、現場で雨漏りと向き合っている「プロの雨漏り修理人」から言わせれば、多くの業者が見てもわかりにくい複雑な雨漏りも、よく見れば、その必ず原因が見えてくるものです。
それと雨漏りを必ず解決させる、という強い信念があれば、必ず雨漏りを止めることができるんです。


雨漏りで苦しむお客様の中には、複数の業者に見てもらい、その結果、どの業者も言っていることが違うから何が正しいのかわからない、
という人さえいらっしゃいます。
まあ、それも仕方ないでしょう。
同時に4~5社に調査を依頼しているわけですから、頭の中は大混乱です。


雨漏りを止める、ということに関しても、業者が違えばそれだけ違った考え方があるものです。
その中には利益重視の考え方で意見を述べる業者もいるでしょう。
もちろん、できるだけ少額で済むような工事内容を説明する良心的な業者もいることでしょう。


ご縁があって、僕のところへメールをくれたり、直接僕の携帯に連絡をしていただいたお客様の雨漏りを解決させるため、
僕は、調査の時は本気で真剣に雨漏り危険個所を探しています。

調査をさせていただき、見積書を作成する時など一番効果的であまりお金をかけないですむ方法を提案できるようにと、考えています。

その理由は、仕事から離れると僕もまた一人の消費者であり、
雨漏りした時のあの重いスッキリしない嫌な気分を知っているからです。



雨漏り修理は先送りしないで、早めに行った方が工事費を抑えることができます。
雨漏りにお困りの時は、必殺雨漏り修理人、職人社長の安藤にご相談ください。

その雨漏り、必ず止めて見せます!



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それでは、また。


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必殺雨漏り修理人、職人社長安藤の雨漏り修理報告書(埼玉県戸田市)~排水ドレンに雨漏りの原因がある場合

2013-06-03 18:33:26 | 雨漏り調査・診断・修理・防水工事


必殺雨漏り修理人、職人社長の安藤です。


現場は埼玉県戸田市です。

雨漏りの原因が排水ドレンの中にある場合もあります。
そんな場合、ポイントを押えた工事をすることによって、工事金額を引き下げることが可能になります。


もちろん防水層の状態によっては、防水も一緒にやり直したほうがお良い場合もあります。

こちらのお宅の場合は、排水ドレンに改修用の鉛ドレンを取り付け、ドレン周囲を防水。
それと周囲の雨漏り危険個所をシール処理する方法で、雨漏りは解決しています。


梅雨のこの時期、やはり気を付けたいのが雨漏りです。

今回は排水ドレンの中に雨漏りの原因がある場合、または雨漏り予防として改修用鉛ドレンを取り付ける方法について
みなさんと一緒に見ていきたいと思います。


雨漏りする場所は1階の天井、2階はバルコニーはFRP防水、外壁はサイディング。
調査の結果、排水ドレンが一番怪しい、という診断になりました。



改修用鉛ドレンを取り付けるので、まずFRP防水を切り取ります。



既存の排水ドレンは縦ドレンですが、今回は蛇腹ホース付の鉛ドレンを取り付けました。
理由は蛇腹ホースを排水管の奥の奥まで入れ込むためです。



FRP防水を切り取った形に合わせて、鉛ドレンも切り取り、ピッタリと合わせます。
これで改修用鉛ドレンがでっぱることはありません。



FRP防水をペーパーで目粗しして、プライマーがよく接着できるようにします。



プライマーも種類がありますので、FRP防水との相性があるプライマーを塗布します。



防水補強クロスを貼り付け、補強をします。
速乾のウレタンシール材で補強することも忘れてはいけません。



ウレタン防水を塗布します。



次は仕上げのトップコート塗布です。



これで改修用鉛ドレンの取付は完了です。

今回ご紹介した内容は、基本的な改修用鉛ドレンの取付方法ですが、
やはり現場の状況(既存ドレンと既存防水層の収まりの形状)によって、若干変わってきますので、
ご紹介したこの取り付け方でなくてはいけない、とは思わないでください。

防水屋さんも人が違えば、考え方も施工方法も若干変わってきます。

ご紹介した改修用鉛ドレンの取付方法は、一例にすぎません。


雨の多いこの時期、雨漏りがすれば、重い気分にもなるし、建物の痛みも進行してしまいます。
お困りでしたら、是非ご連絡ください。

僕にできることは、工事費をできるだけ抑えた効果的な方法を提案することと、
雨漏り対策工事をすることで、建物の命を延ばすことです。


ご安心ください。
本気で真剣に仕事に取り組む必殺雨漏り修理人、職人社長の安藤が
その雨漏り、解決させます。

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それでは、また。


職人社長の安藤


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