横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

解体工事をチラッと見る

2019年05月31日 | 設計事務所の日々のこと

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の長谷川です。

会社の近所で比較的大きな建物の解体工事が行われています。かつては横浜市の
教育文化センターとして利用されてました。地上11階地下2階、RC造。

昨年から建物全体を完全に覆う仮囲いが施され、音と振動で解体工事の進捗を感
じていましたが、昨日目の前を通りかかった時に仮囲いの一部が外されていたの
でどんな状態かな?と、立ち止まってみました。


▲一部仮囲いが外されていた場所です

耐震診断で倒壊の危険性が指摘され、閉館、解体へと至った様ですが、単純に解
体の一部を見てしまうと、立派な柱と梁、コンクリートの塊に圧倒されてしまい
ます。

解体工事は建設リサイクル法にて分別解体、再資源化などが義務付けられており
ますが、役割を終えた塊を目の当たりにすると行く末が気になります。設計にお
いて、ただ「つくる」だけではなく「こわれる」時のことも含めて考えを持たな
いといけないです。

この建物、設計は前川國男氏でした。

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建築家坂茂氏の講演会に行ってきました

2019年05月30日 | セミナー・講習会

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

先日、神奈川県建築士会主催による、建築家・坂茂(ばんしげる)氏の講演会に行ってきました。

▲講演会の案内、写真は静岡県富士山世界遺産センター

建築家を目指していた学生時代の話から、近年の作品紹介、被災地での活動の話と、冗談をまじえながらも勉強になるお話をたくさん聞かせていただきました。
その話の中でも、木を自由自在に操る木造建築の建築家として、そのアイディアの源泉となるお話をご紹介します。

東洋の伝統的な竹編みの技術を駆使した頭にかぶる笠の写真が会場のスクリーンに映し出されました。
六角形と小さな三角形が組み合わさった幾何学的な模様の一見複雑な構造に見えるその組み方なのですが、部材の接点は全て2つの部材のみによって接合されています。


▲笠の写真が無かったので竹編みのカゴの写真で代用します。120°ごと回転した平行線が六角形と三角形の組み合わせを作っています。

実に建築的であると感じた坂さんは、さっそく建築に応用されました。


▲ポンピドー・センター・メス(フランス・2010)画像は坂茂建築設計HPよりリンクにて引用しています


▲ラ・セーヌ・ミュジカル(フランス・2017)画像は坂茂建築設計HPよりリンクにて引用しています

フランスの国土の形は六角形に近いため、フランス人にとって六角形は国のシンボルでもあるそうです。 
東洋の伝統工芸の要素がフランスの国家的プロジェクトである建築に採用されていることに誇らしい気持ちになりました。


↓当日の講演会でのお話の内容と近いインタビュー記事がありましたのでリンクします。↓
1970年代、建築家には仕事が無かった 住宅建築をきっかけに才能を羽ばたかせた日本人たちの記録

↓高校時代までラグビー部で花園出場を果たしている坂氏はラグビーのインタビューも受けていらっしゃいました。↓
W杯だ!ラグビーを語ろう 「ラグビーはカッコいい 花園で大敗、建築に進路を絞る」

↓紙の建築によって、世界各地の被災地の仮設建築に携わっていらっしゃる坂氏の作品で、ストリートビューにて内部に入ることができます。↓
仮設とは思えない荘厳さ、是非リンクをご覧いただき、一歩前にすすんでみてください!
クライストチャーチ大聖堂(ニュージーランド)

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BIM ゾーニングと立上げ

2019年05月28日 | CAD・BIM

おはようございます。 神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。

先日のブログでBIMについて簡単な紹介をしました。
現在、少しずつではありますがBIMに触れているので作業内容をご紹介します。
(使用ソフトはGLOOBEの体験版です!建物は実際の計画ではなく、操作マニュアルにある建物です!)


BIMは3Dの部材データで作図をするのですが、立ち上げる前に必要な作業があります。
①敷地データの作図・・・敷地の高低差や高さの検討、日影等の確認に必要になってきます!
②室のレイアウト等の検討・・・面積や動線、室形状等の基本的な設計の作業になります!
(他にも必要な作業があるかと思いますが、割愛します。)


▲①敷地データ
敷地の形状、側溝、道路等を入力しました。


▲②室のレイアウト



▲①と②を基に立ち上げてみました!
壁、建具、床、カーテンウォール、屋根の入力です。作業時間はマニュアル見ながらで約3時間弱程度です。



初期段階の計画において、ビジュアル的に確認できるのは設計者としても御施主様等にも理解しやすいメリットがあると感じました。



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横浜港開港160周年

2019年05月27日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

令和元年の今年、横浜港が開港してから160周年を迎えました。
開港記念日は6月2日ですが、その前の月の5月は横浜港開港を記念するイベントが各地で開かれています。

この土日は横浜セントラルタウンフェスティバルが開催されていて、その締めくくりに行われたクレイジーケンバンドのライブに行ってきました。


▲ ライブ会場の空(山下埠頭) 

ここのライブ会場は山下埠頭の入口付近に設営されていました。
この山下ふ頭は再開発が計画されていて、もともとあった倉庫等は既に解体され始めています。


▲ 再開発計画されているエリア(横浜市HPより)

このエリアで目指す都市像として「ハーバーリゾートの形成」とあります。
世界から注目されるような賑わいを創出するエリアとして生まれ変わるべく計画が進んでいるようです。

開港から発展し続ける横浜港。
どんどん進化を遂げて新しい施設ができるのは楽しみですが、倉庫だらけだったこの山下ふ頭も港町ならではの景色でとても好きでした。

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伝統工芸品

2019年05月24日 | プライベート

こんにちは。神奈川県横浜市にある建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の伊部です。

先日、実家で料理をする機会がありました。
その時、包丁がとても使い易かったので、よく見てみると縁の部分に屋号があり、すぐ近くのお店であることが判明。
早速、我が家用に買いに行きました。


 △店構え

 

  △作業中の職人さん(上の写真のついたてのすぐ後ろ)

お店の玄関を開けると、いきなり作業中の職人さんが視界に入りビックリしました。



 △購入した包丁

自宅に帰って使ってみると切れ味バツグンです!
気持ちいいーーー
伝統工芸素晴らしい!

いろんな場面で後継者不在の声を聞きます。
伝統の技が受け継がれていくことを切に願います。
そして私の料理の腕があがることも

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アテネ・フランセ

2019年05月23日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

先日、御茶ノ水~水道橋あたりを歩いていたところ、奇抜な建物が目に入りました。



▲アテネ・フランセ(設計:吉阪隆正 1963年)

以前本で見たことがありましたが、場所まで把握していませんでした。住所的には千代田区神田駿河台です。
語学学校の校舎の建物になります。
学校にしてはあまりに奇抜ですが、デザインや色遣いがバランスよくまとまっているので不思議です。
外観から中身が想像し難い建物なのでいろいろと調べてみると、「近代建築の楽しみ」というblogに豊富な写真が載っていました。
手すりやサイン、建具が非常に特徴的で、どのような思考からこういった形が生み出されていったのかが気になります。
また、この奇抜さに対して学校としての使い勝手はどうなのかも気になります。
学校内は見学ができるようなので、折を見て行ってみたいと思います。

 

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横浜スタジアム オリンピックに向けて増築中

2019年05月22日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

事務所からも近い横浜スタジアムの脇を通るとオリンピックに向けて増築している部分がだいぶ出来ているのが目に入りました。


▲北側ウィング席 約3500席

下から見るとかなりの傾斜で少し怖いですが、上からのはいい景色が見れそうです。
工事は2017年から始まり2020年までとなっており、全体で6000席を増やすそうです。
さらに屋上テラス席や個室観覧席なども設けられ豪華になるみたいですね。
オリンピックでは野球・ソフトボールの決勝も行われる舞台になるので、ぜひチケットを
当ててきれいになったスタジアムで観戦したいです。

 

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重要伝統的建造物群保存地区

2019年05月20日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

なかなか仕事で携ることのない制度ですが、昨年研修旅行で訪れた『近江八幡市八幡』などは保存地区になっています。
残念ながら神奈川県にないのですが、ゴールデンウィークに埼玉県の川越市に行ってきました。当日は祭も重なりかなりの人手にでており細かく見学する事が出来なかったのですが建物の修理や修景がされており街並みがとてもきれいでした。
保存地区とはいえ新築する事は禁止されているわけではなく「スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店」のように外観はまるで商家のようなつくりのものも新築されていました。


▲川越の街並みの代名詞となる「時の鐘」


▲保存しながら利用されている商家


▲「スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店」

もう少し人の少ない時期にもう一度行ってみたいと思っています。

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神奈川県内某保育園 竣工!

2019年05月16日 | 竣工!

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

昨日、予定通り神奈川県内某保育園(みなみすがお保育園)が竣工いたしました。
2年前に施主様より「マルシェ」をテーマにした保育園を作りたい!とご要望をいただきまして、是非ともやってみたいと心をときめかせたことを思い出します。
地域の方や未就園児のご父兄との交流イベントができる中庭やカフェスペース、園庭に向かってフルオープンで開放できるランチルーム、勾配屋根を活かして天井高を確保した3,4,5歳児室、スキップフロアのような高低差が楽しめる一時保育室、中庭を見下ろせる絵本コーナー、遠景の街並みを眺められるバルコニー、クローバーが生い茂る園庭、子供だけでなく大人も心地よいと感じられる空間を目指しました。


▲地域に根ざした保育園にしたいという思いを周辺の家並みから連続するフォルムである切妻屋根で表現しました(撮影:GEN INOUE)


▲こどもたちを迎え入れるアプローチはゆったりとした庇下で慌ただしい雨の日でも落ち着いて送り迎えができます
上部は遠景を臨むバルコニー(撮影:GEN INOUE)


▲アプローチからルーバー越しに中庭を臨む(撮影:GEN INOUE)


▲エントランスを兼ねた中庭では地域の方との交流イベントを予定しています(撮影:GEN INOUE)


▲ポーチ横には足洗い場と傘・合羽かけ、外部の水回りにはモザイク天然石を使用


▲玄関・受付カウンター、黒い壁は磁石もつく黒板塗装でお知らせを掲示できます


▲ランチルームからカフェスペースと中庭を臨む
一部天井高を上げて2階から見下ろせる小窓を設けました(撮影:ネクスメディア)


▲ランチルームから厨房を臨む(撮影:GEN INOUE)
子供たちから調理している様子がよく見えるように厨房の床を下げています
右手はフルオープンサッシにて園庭につながります


▲カフェスペースから園庭を望む(撮影:柏木電気)


▲思わず声を出して数えながら登りたくなる階段


▲一部床を下げてくつろぎながら中庭を見下ろせる絵本コーナー


▲3,4,5歳児室ではお遊戯発表会をするときは広く使い、普段は可動家具とロールスクリーンで仕切ることもできます(撮影:GEN INOUE)


▲一部床を高くして高低差が楽しい一時保育室(撮影:柏木電気)


▲旧園舎で子供たちのお気に入りスポットだった遠景を眺められるバルコニーを新園舎でも引き継ぎました


▲プール置き場を備えた屋上プールスペース


▲バルコニーから中庭を見下ろす(撮影:山王建設)


▲スタディ模型


▲敷地上空よりドローンにて撮影、園庭にはクローバー種子を吹付(撮影:GEN INOUE)

今回はデザイナー、ネクスメディアさんとの共同によるお仕事でした。
プレゼンテーション、コンセプトメイク、デッサン、カラーコーディネート、あふれ出るアイディアをいかにコストコントロールしながらの建築的な提案が試された気がします。
保育園を数多く設計していると自然と安全性に過敏に反応してブレーキを踏んだ設計になりがちでした。
今回のお仕事を通じて、より一層施主の考え方に耳を傾けて保育の本質に踏み込んだ提案が心を動かすものだと刺激をいただきました。
施工にあたっては、山王建設さんが実に細やかな配慮で施工的なアイディアをたくさんいただきました。
着手する前にあらゆる問題を想定した質問にはとても頭が下がります。
施主である社会福祉法人さとりさんには、思いの詰まったプロジェクトをご依頼いただけたことに感謝いたします。
設計事務所として成長させていただけたお仕事になりました。
6/1の開園時に、こどもたちが喜んでくれることを期待いたします。

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BIMついて

2019年05月15日 | CAD・BIM

おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。

現在事務所内では、BIMを導入するか検討をしています。

CADとBIMで具体的に何が違うかざっくり言いますと、、、
・CAD:2Dの線データで図面を作図 →平面的に作図
・BIM:3Dの壁・床・天井・屋根・建具等の部材データで図面を作図 →立体的に作図

BIMは3Dで立体的に作図を進めていくので、計画初期段階から導入することで外観の検討や構造干渉等を視覚的に確認できるのがメリットだと感じます!
(他にも感じるメリットはたくさんあるのですが、長くなってしまうので割愛します。)



▲BIMのパンフレットとサンプルのパース写真

近年、BIMデータを用いた確認申請やVR空間など、BIMのできることが増えてきました。
BIMが世間一般に普及してきたように感じます。
手書きからCADに移行した時代のように、CADからBIMに移行する時代がもうすぐ来くるかもしれません。

 

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キッズトイレ

2019年05月13日 | インテリア・プロダクトデザイン

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

週末の休日に子どもを連れてお出かけすることが多いのですが、そうなると子どものための施設(授乳室、おむつ交換スペース、トイレ)を利用する機会があります。

出産してから子どもが0〜1歳の時、外出先で授乳やおむつ交換が必要だった時、授乳スペースやおむつ交換スペースが行く先々の施設に整備されており大変助かりました。
きっと昔はここまで整備されている施設は少なかったのではないかと思います。
 
現在4歳になった娘はおむつが外れてから半年以上になりますが、『キッズトイレ』にもだいぶ助けられています。
。。。が、まだキッズトイレが整備されている施設はそんなに多くありません。 
子連れファミリーが多く利用することを想定した新しい商業施設等に行くと設置されていたりします。


▲ 男の子用キッズトイレ


▲ キッズ用大便器(ブース上から様子を見守ることができます)

大人用のトイレを利用することがほとんどですが、狭いブースに一緒に入って高い便座に座らせてあげる作業はなかなか大変だったりします。

キッズトイレを利用して感じたことは子どもが自分で利用できるだけでなく、子ども本人も使いやすいトイレの方が行く気になるようです。(我が子の場合)
外出先でトイレに誘ってもイヤイヤだったりしますが、キッズトイレと分かると「あ!あのトイレなら行くー!」とテンションまで上がっています。



▲ 大人のトイレと同じインテリアデザインのキッズトイレ

大人と同じデザインなのに自分が使いやすい大きさの子ども専用のトイレがあることに子どもが大喜びしていました。 

トイレだけでなく、手洗器についても大人用の洗面台に抱きかかえて利用するのは大変です。
 
▲ 子どもが使いやすい高さの手洗器

子どもが利用しやすい施設が充実していると子どもの自立を促すことにもつながり、子ども連れの大人もとっても助かります。

 

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消防の同意

2019年05月10日 | 設計事務所の日々のこと

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。
平成31416日朝のニュースで衝撃的な映像を見ました。
パリのノートルダム大聖堂の火事の模様です。
世界遺産にも指定されている有名な建築です。
数百年前からそこに存在し、当たり前の日常の一部で、
心の拠り所だった大聖堂が燃え落ちて行く姿を目の当たりにしたパリ市民の気持ちを思うととても悲しい気持ちになりました。
今後の復旧作業も注目していたいと思っています。

さて、日々の設計事務所のお仕事の話ですが、
設計した建物を建設する前に建築確認申請を提出し、建物が建築基準法に適合しているか審査を受けます。
その時、消防設備についても計画し消防に確認してもらい、同意をいただきます。
用途や規模によって、必要な消火設備、避難設備について審査を受けます。
これも設計事務所の大切な仕事のひとつです。


▲消防関係の申請

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川崎市某保育園 模型製作

2019年05月09日 | 模型・プレゼンテーション

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

今月竣工予定の川崎市某保育園新築工事、施主様にお渡しする模型を製作しています。
基本的には図面からいらない情報を省いたものを印刷、スチレンボードに貼り付け、カットして組み立てていきます。
入り組んでいる所や複雑な部分は設計者に確認したり、新たに図面を書いたりして対応します。
今回は竣工間近ということで現場見学も行ったため、模型のイメージも掴みやすかったです。


▲川崎市某保育園


▲川崎市某保育園 模型


▲築山 ボール紙を積層して作りました。

こちらはいわゆる「白模型」で1/200スケールの物ですが、もう少し大きいスケールで作りこむような物もやってみたいですね。

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完了検査

2019年05月08日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

現在川崎市で行っている保育園新築工事の監理が竣工間近となり大詰めを迎えています。
竣工間近になると様々な完了検査があるため現場に行く回数も増え慌ただしくなります。
完了検査も各条例に関するもの(福祉のまちづくり条例、緑化)、確認申請機関(建築基準法)
、消防などがあります。
設計、監理と長い期間やってきた集大成になりますので、指摘事項がないことを祈りつつ
最後まで気を抜かず確認を行っていきます。


▲横浜市での消防完了検査 警報装置、避難経路などの設置、動作確認を行います。 

 

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ペレットストーブ

2019年05月07日 | 建築材料・設備・工法

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

毎年5月位にいっていっる親類の家にペレットストーブというものがあります。伺った日は少々肌寒くストーブをつけていただきました。
ペレットストーブとは、ペレット(=おが粉やかんな屑など製材副産物を圧縮成型した小粒の固形燃料)を燃料とするストーブです。
見た目は薪ストーブと似ていますが、薪と木質ペレットとでは燃料としての性質が違うため内部構造はかなり異なります。
薪ストーブと比べると使用時の火力調整や燃料供給がやりやすく、煙もほとんど出ないために都市部での利用にも向くというメリットがあります。FF式の場合は、灯油やガスのFF式のファンヒーターと似たような構造の吸排気口設置で済み、大掛かりな煙突工事も必要はありません。
ただし、ほとんどの製品で(送風、排気、燃料供給、温度調節などのための)補助電源が必要であったり、使用の際に主に送風と吸排気から生じる継続的な作動音を発します。
間伐材の利用促進や非化石燃料を用いることで地球温暖化対策に貢献するなどの環境問題から注目さています。


▲やはり火が直に見えると趣があります。


▲ペレットになります。一つ一つは木の良い香りがします。


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