横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

積算作業「数量調書」編

2018年08月06日 | 積算

こんにちは。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

改修工事の積算業務のお話の続きをしたいと思います。

改修の面積や長さなどを把握するための準備として、「拾い図」を作成したら、
次はそれらを工事項目ごとにまとめていきます。


▲数量調書 イメージ

防水工事だとこんな感じです。
ウレタン防水は面積、ドレンや脱気筒はか所、シーリングの打替えは長さで拾っています。
せっかく拾い図で数字を押えても数量調書で記載し忘れると意味がなくなってしまうので、
見直しながら作成していきます。
また、数量調書はエクセルで作っていますので、セル内部の式の間違いや選択範囲のミスなどにも注意しなければいけません。

見直し、再確認の作業が重要な工程ですね。
数量調書が用意出来たら、次はいよいよ「内訳書」を作ります。



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積算作業 「拾い図」編

2018年07月09日 | 積算

こんにちは。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

前回、積算作業のことについて少し触れましたが、
もう少し細かくお話したいと思います。

改修工事の積算作業は大まかに分けて拾い図作成→数量調書作成→内訳書作成という流れになっています。
拾い図は、工事範囲の面積や長さを出すために、
作成した図面をCAD上で半表示にしてその上から色分けした線で寸法を当たっていきます。


▲積算拾い図(イメージ)

例えばこんな感じです。
屋上防水改修の工事で、赤い線と青い線で防水改修の面積、緑で手摺の長さを追っています。
この図面の場合は3色で、当たる寸法の数も少ないですが、図面によっては色数がとても増えたり、
追う寸法がとても多くなったりします。そうすると当然ですが図面がごちゃごちゃしてきてとても見にくくなってしまいます。
後で見て分かるように、整理して書いていかないといけませんね^^;




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積算作業

2018年06月26日 | 積算

こんにちは。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

現在、私は建物の改修工事の積算業務を行っています。
積算は工事費用を算出するために必要な作業で、作成した図面から長さや面積を読み取り、
各種刊行物やカタログ等で設定されている単価と掛け合わせ、それらを積み重ねていきます。

ひたすら数字と戯れる地道な作業で、
私の場合あまり黙々と集中しすぎると間違いに気づかないまま進めてしまうこともあり、
途中で他の業務を挟むなどして、適度に頭と視点をリセットしながら進めています。
うまく言えませんが、リズム感のようなものが重要なのでは思いながら業務に当たっています。


▲建築施工単価

何事も地道な積み重ねとリズム感が大切ですね。




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