トムスケリット、ジョンハート、イアンホルム、ハリーディーンスタントン、シガーニーウィーバー…今見るとそうそうたるメンバーである。監督はリドリースコット。今でこそ、名監督と言われる彼が「ブレードランナー」を発表する前の作品にこれだけのメンバーが集まったということ自体がまずすごい。そして、みんな若い。それもそのはず、1979年の作品なのだ。1979年、、、そんなに古いのか?信じられない。
ワタクシはずっと怖がりで子どもの頃テレビでこの作品が放映されても見る勇気はなかった。大人になった今も怖がりなのは変わっていないが、こういう類のものは怖くなくなった。そして、今回ケーブルテレビで「エイリアンVSプレデター」を見たのをきっかけにずっと見ていなかった「エイリアン」シリーズを一気に見ようとにゃおと“エイリアン祭り”と称して「1」から「4」まですべてレンタルしてきた。
もちろん、これがSFの傑作シリーズであることは知っていたから大人になってからは見よう見ようと思っていたのだけど、この度やっと見ることができた。
1979年の作品であることが信じられないと書いたが、本当に今見ても色あせていない。「1」では、エイリアンの全体像はあまり映らないが、あのクリーチャーは2006年の視点で見ても気味悪い。
あの当時なら違和感はなかったのだろうが、現在では大御所の域に入ろうかというジョンハートがまず初めにエイリアンの餌食になるなんて想像もつかないし、イアンホルムがアンドロイドであんな情けない姿になっちゃうなんて…そして、きっとあのメンバーの中ではもっとも若いうちの一人だったシガーニーがしかも女性で一人生き残るというのは1979年ならば、なおのこと意外だっただろう。
この作品が他のエイリアンものと比べて傑作と言われているというのは長年知っているんだけど、実際のところあまりエイリアンものを見ないワタクシとしては“他のものに比べて”ということに関しては何も言えない。ただ、この作品を見ただけで言うと、宇宙船の中の静けさとかエイリアンの特性の設定、そして、クルーたちの関係がきちんと描かれているところが気に入った。エイリアンのデザインは気味悪いのになぜか魅かれる不思議な魅力を持っていると思う。ワタクシは戦隊物や怪獣系にまったく興味がないのだが、このエイリアンだけはフィギュアを持つ人の気持ちが分かる気がする。
宇宙で獰猛な地球外生物に出遭った人間たちが、その生物と戦い殺され、たったひとりだけが生き残るという、考えてみれば単純極まりない話なのに、30年近く経った今でも魅力ある作品として見られるということは、上に書いたようなことが細部まで丁寧に描かれているからだと思う。
ワタクシはずっと怖がりで子どもの頃テレビでこの作品が放映されても見る勇気はなかった。大人になった今も怖がりなのは変わっていないが、こういう類のものは怖くなくなった。そして、今回ケーブルテレビで「エイリアンVSプレデター」を見たのをきっかけにずっと見ていなかった「エイリアン」シリーズを一気に見ようとにゃおと“エイリアン祭り”と称して「1」から「4」まですべてレンタルしてきた。
もちろん、これがSFの傑作シリーズであることは知っていたから大人になってからは見よう見ようと思っていたのだけど、この度やっと見ることができた。
1979年の作品であることが信じられないと書いたが、本当に今見ても色あせていない。「1」では、エイリアンの全体像はあまり映らないが、あのクリーチャーは2006年の視点で見ても気味悪い。
あの当時なら違和感はなかったのだろうが、現在では大御所の域に入ろうかというジョンハートがまず初めにエイリアンの餌食になるなんて想像もつかないし、イアンホルムがアンドロイドであんな情けない姿になっちゃうなんて…そして、きっとあのメンバーの中ではもっとも若いうちの一人だったシガーニーがしかも女性で一人生き残るというのは1979年ならば、なおのこと意外だっただろう。
この作品が他のエイリアンものと比べて傑作と言われているというのは長年知っているんだけど、実際のところあまりエイリアンものを見ないワタクシとしては“他のものに比べて”ということに関しては何も言えない。ただ、この作品を見ただけで言うと、宇宙船の中の静けさとかエイリアンの特性の設定、そして、クルーたちの関係がきちんと描かれているところが気に入った。エイリアンのデザインは気味悪いのになぜか魅かれる不思議な魅力を持っていると思う。ワタクシは戦隊物や怪獣系にまったく興味がないのだが、このエイリアンだけはフィギュアを持つ人の気持ちが分かる気がする。
宇宙で獰猛な地球外生物に出遭った人間たちが、その生物と戦い殺され、たったひとりだけが生き残るという、考えてみれば単純極まりない話なのに、30年近く経った今でも魅力ある作品として見られるということは、上に書いたようなことが細部まで丁寧に描かれているからだと思う。
送り込まれた人や企業の汚い思惑なんかも描かれていて、しかもあり得そうな気がするから怖くて面白い!
でもシリーズの第一作が1979年というのには驚きました。そんなに前だったんですねー!1979年ときいて驚くのは、cokyさんの言う通り、今見ても色褪せない出来のいい作品だからだと思います。
シリーズ2以降のレビューも楽しみにしてます♪
>送り込まれた人や企業の汚い思惑なんかも描かれていて
そうですよね。宇宙船のクルーが給料のことを話してるなんてそうそうないですよね。リアルです。
>シリーズの第一作が1979年というのには驚きました。
ワタクシも今回改めて驚きました。まさか、そんなに古いとは思ってなかったですよ。
すごいと思いましたね!
エイリアンが乗組員の体を食い破る。
そして乗組員一人がアンドロイド。
見事な映像でした。
シガニ―・ウィーバーの吹き替えが野際陽子。
それも合っていました。
シガニーウィーバーの吹き替え、野際陽子だったんですか!知らなかった。
強い女性のイメージでぴったりですね。