ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

●政治家

2022-10-28 15:03:23 | Weblog

 私たちの商売は、政治についての会話はタブーとされているが、お客さんからの発言があって他にお客さんが居ない場合は対応する。

 客K「マスター、なんでもよう知ってるなあ」
 私 「ヒトよりぎょうさん生きてるから、その分よう知ってるだけや」
 客K「その知識をここだけで終わらせるのは勿体ない。政治家になったらエエねん」
 私 「俺は無理や。俺は人前で喋るのは苦手や」
 客K「なんでーな、接客業やから人前で喋ってるやん」
 私 「俺は接客業やから政治家というよりも、おせいじ家や」
 客K「上手い!そういう頭の回転が速いのんが、今の政治家に求められてるねん」
 私 「ホンマかいな」
 客K「新党を立ち上げたら、俺が支持者第一号になるわ」
 私 「新党を立ち上げるとしたら党名は民主党と違(チゴ)て、飲酒党やな」
 客K「それ、面白いわ。それに酒税を減税したら全国の酒飲みが支持するで」
 私 「そうか、スナックのマスターの政治家も悪ないなあ。イギリスではスナック首相も誕生したし…」
 客K「それ、スナク首相や!」
 私 「スナク首相は保守党やったなあ、ほんだら俺はトラキチやから虎酒党(コシュトウ)にしよ」
 客K「くどいわ!」

 ※謎かけ:政治家とかけて、お祝いに喜ばれるギフトと解く。どちらも(汚職事件・お食事券)があります

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●似顔絵ボトル

2022-10-25 17:36:43 | Weblog

 昨年の6月、iPadを購入してお絵かきソフトとタッチペンを手に入れてから絵が描きやすくなり似顔絵を描くようになった。
 有名人を1000人描いてから当店の顧客の似顔絵を描こうと思っていたが、当店の似顔絵HPを見たお客さんが描いてと要望。
 要望に応えて似顔絵を描きボトルに貼ったところ、それを見た他のお客さんが、「私にも描いて欲しい」との要望がまたもあり十数名を描いた。
 以前からお客さんの似顔絵を描いて、キープしたボトルに貼ってバック棚に並べようと思っていたが、前倒しでする事になった。
 年をとるとお客さんの顔も忘れがち、またボトルの名前だけでは探すのに苦労する時もあったが、似顔絵ボトルは一目瞭然。
 コロナ禍で暇になり淋しくなった店も、沢山の顔に囲まれて明るくなってきた。

 謎かけ:似顔絵ボトルとかけて、大根の煮物と解く。どちらも、よく(似ている・煮ている)と嬉しくなります

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●内藤ルネ

2022-10-22 15:23:08 | Weblog

 昼食時に妻が 『内藤ルネ展』が阪神梅田本店で開催しているニュースを見たと言った。

 妻 「アンタ、イラストレーターの内藤ルネを知ってる?」
 私 「さあ?」
 妻 「目が大きくて、顔が小さい女の子を描くイラストレーター」
 私 「目が大きくて、顔が小さい?目の中に顔があるんか?」
 妻 「なんでやねん、そんな顔があるかいな!」
 私 「瞳の中にヒトの顔が映ったら、そんな絵になるがな」
 妻 「へ理屈を言うて!」
 私 「内藤ルネは思い当たらんなあ」
 妻 「昔、男性同性愛雑誌の『薔薇族』で表紙を描いてたので知られてるねん」
 私 「ああ、あの絵を描いてる人かいな。何で?」
 妻 「あの人、同性愛者やってん」
 私 「へえ、そうかいな」
 妻 「美輪明宏とかマツコ・デラックスとか、同性愛者は結構いてるね」
 私 「何を隠そう実は俺も同性愛者みたいなもんや」
 妻 「どこがやねん!」
 私 「自分(妻)、男みたいやん」
 妻 「怒るで~」
 私 「そこやそこ、直ぐに男みたいに怒るやろ」
 妻 「それは、アンタが変な事を言うからやん」
 私 「スマン、自分(妻)を男にしたんは俺か」
 妻 「男と違う、女や!」
 私 「ほんだら俺らは居合い抜きやなあ」
 妻 「居合い抜き?」
 私 「どうせ居合い抜きは、同性愛抜き」
 妻 「居合い抜きと同性愛、何の関係があるの?」
 私 「同性愛抜きを、性のとこで区切って言うてみ」
 妻 「どうせ、いあいぬき…、しょうもな!」

※内藤ルネ(1932年-2007年)=1950年代半ばから『ジュニアそれいゆ』など少女雑誌にイラストや人形作品を発表。以降の少女文化・イラストに大きな影響を与え、「Kawaii」文化の先駆けとなった。また1971年には「ルネパンダ」「イチゴデザイン」「白いインテリア」などを発表、発信し一世を風靡した。

※謎かけ:内藤ルネとかけて、人前で演じる特別の技ととく。どちたも(ゲイ・芸)です

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●カラオケアプリ

2022-10-18 16:45:24 | Weblog

 カラオケ好きのN君はDAMのスマホ用カラオケアプリをダウンロードして家でも楽しんでいるとか。

 客n「カラオケ、今はスマホやけど昔は8トラやったらしいね」
 私 「いや、もっと昔からカラオケはあったで」
 客n「いつ頃から?」
 私 「江戸時代から」
 客n「江戸時代にカラオケはないで」
 私 「風呂屋に…」
 客n「空の桶かいな。それでは唄われへんがな」
 私 「いや、風呂はエコーが効いてるのでエエ気分で唄えるで」
 客n「確かにそうやけど、伴奏が無いやん」
 私 「あ、そうか。カラオケ好きには伴奏が無かったらアカンねんなあ」
 客n「そうやで、伴奏が無かったら気分が出えへん」
 私 「ほんだら手拍子をしながら唄(ウト)たら?」
 客n「風呂の中で一人で手拍子をして唄うて、淋しいがな」
 私 「ドリフターズの“いい湯だな”を唄(ウト)たら?気分が晴れるで」 
 客n「♪いい湯~だね♪いい湯だね~、…よけいに卑屈になるわ」
 私 「あ、スマホのカラオケアプリを持ち込んで唄(ウト)たらエエねん」
 客n「のぼせるやん。何も風呂に持ち込まんでもカラオケは出来るがな」
 私 「ホンマやなあ、俺の提案はカラオケアブリやったなあ」
 客n「カラオケアブリと違ってカラオケアプリや」
 私 「カラオケアブリ、縮めてカラブリ(空振り)や」
 客n「めんどくさ~」

※謎かけ:カラオケとかけて、ブラインドマラソンととく。どちらも(伴奏・伴走)がつきます
※ブラインドマラソン=視覚障碍者が行うマラソン競技

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●秋の雲

2022-10-15 10:40:17 | Weblog

 今日は、さわやかな秋晴れ。
 気持ちの良い天気だったので散歩に出かけた。
 空が高く、雲も秋の雲。
 夏の雲の勇壮さも良いが、秋の雲の粒ぞろい感も良い。
 また雲は絶えず変化をし、決して同じ姿のままではいない。
 秋の澄み切った空を、うろこ雲や羊雲、すじ雲、綿雲などがのんびりと通り過ぎゆく。
 そして、上空にはうろこ雲、その下に綿雲が広がって、ダイナミックな景色が現れた。
 綿雲が気持ちよさそうにプカプカと浮かんでいる。
 近頃はこのような雲を「ジブリ雲」とも言うらしい。
 確かに、アニメ映画に出てきそうな雲だ。
 娘と映画館で観た『魔女の宅急便』にも描かれていた。
 大きな雲から綿の様に雲が湧き上がっていく。
 まるで綿菓子のようで、絵にかいたような綿雲。
 大きな空を、一人ゆうゆうと進んでいく。
 そういえば、幼かった娘が「綿菓子みたい」と茶目っ気に言ってたなあ。
 夕方、西の空にたくさんの羊雲が現れた。
 遠い昔に娘と訪れた、六甲山牧場の羊たちを連想した。
 夕日が差して、羊雲や綿雲がオレンジ色に染まっていった。
 カラフルな空で、神の偉大さを感じずにはいられない。
 その神様の近い所に娘がいるんだろうな・・・
 どんどん形を変えていく雲と高く澄んだ空に、思い馳せる。

※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。

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●散髪

2022-10-12 17:15:08 | Weblog

 お客のAさんが頭をスッキリして来店。 

 私 「えらいスッキリして、散髪したん?」
 客A「分かった?」
 私 「実は俺も今日、床屋に行ってきたトコヤ」 
 客A「はいはいトコヤね。それにしても散髪したのが全然分からんなあ」 
 私 「俺は髪が少ないから、切っても誰も気が付けへんねん」 
 客A「確かに気が付けへんかったわ」
 私 「Kさんは格好ええ髪型やな。なんぼしたん?」 
 客A「3800円や」 
 私 「高いなぁ、俺は1200円やで」 
 客A「1200円?安いなあ」
 私 「以前は3000円の店に行ってたけど今は1200円や。3800円は高いわ」 
 客A「しゃーけど、マスターは切るところがあれへんから1200円でも高いで」 
 私 「ホンマやで、500円でも高いくらいや」
 客A「500円では店は商売になれへんわ」
 私 「しやけど500円やったら安いから客が増えるで」
 客A「そうかなあ」
 私 「高かったら散髪に行くのは散発的やけど安かったらなんぼでも利用するで」
 客A「散髪と散発、利用と理容のダジャレを言いたかっただけやろ」
 私 「よう気が付いた!俺の散髪には気が付かんかったけど…」
 客A「マスターはしょっちゅうダジャレをつっ込むから気が付くわ」

 謎かけ:散髪とかけて、心の中で迷うと解く。どちらも(カット・葛藤)します

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●ヒマつぶし

2022-10-09 18:20:07 | Weblog

 妻はコロナ禍になってから2年半以上店に出ていない。それを気にしてか、私の出勤前に妻が声をかけた。

 妻 「アンタ、一人で大丈夫?」
 私 「店は俺が居てなかってもいけるわ」
 妻 「なんでやねん!そんなスナックは無いわ」
 私 「今、増えてるやん。無人販売店が」
 妻 「それには売るべき品物がいるがな」
 私 「俺とこには油があるやん」
 妻 「無いやん、そんなん」
 私 「油を売ってる」
 妻 「それ、ヒマをつぶすの意味の慣用句で品物と違うやん」
 私 「とにかく俺とこはSSDの店やから、俺一人でもいけるわ」
 妻 「SSDの店て何?」
 私 「自然的ソーシャルディスタンスの店や。暇やからあえてソーシャルディスタンスせんでもエエねん」
 妻 「SSDて聞いたことが無いわ」
 私 「ヒマつぶしに俺が考えてん」
 妻 「そんな言葉を考えるヒマがあったら売り上げが上がる事を考えや」
 私 「ごめんちゃい!」

 謎かけ:ヒマつぶしとかけて、文章と解く。どちらも(寝る・練る)事もあります。

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●FujiTV『監察医朝顔』

2022-10-05 14:37:32 | Weblog

 録画をしていた『監察医朝顔2022スペシャル』を観た。このドラマは好きな作品の1つ。
 本作は、法医学者の朝顔(上野樹里)と元刑事の父・平(時任三郎)、そして夫・真也(風間俊介)を含む朝顔一家の姿を描くヒューマンドラマ。今回は、2020年11月~3月に放送された第2シリーズの最終回の1年半後が舞台。
 今回は2時間スペシャルという事で前編と後編の構成になっていて、前半は歳の離れた2人の子供を育てる大変さを経験する母親と、遺体にも遺族にも真摯に寄り添う法医学者と、朝顔の2つの顔を持つ姿をリアルに描写。
 後半は、平の認知症が進行してホーム入所問題と、じいちゃん子のつぐみにじいじの病気の事や入所を伝えなければならない時がやってきた…という、"家族で"次のステージへ向かおうとしている万木家の変化や葛藤する姿が描かれていた。特にじいじのボケる前に書いた家族一人一人への手紙を読み上げるシーンは心を打たれた。
 こういった2時間スペシャルで、前編と後編で多少ジャンルの異なったエピソードを見せるのは近年ではかなり斬新で、「向き合うべき課題」も、主人公単体と複数とで対比がとれている印象的。
 このドラマは展開が早すぎない為、ゆったりした流れが私の様な年寄りには見やすくて登場人物の感情に浸る事ができた。

■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm

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●嬢詩『遊園地』

2022-10-01 11:51:24 | Weblog

 50代前半のお客さんがこの前の日曜日にUSJへ久ぶりに行き、現在開催中のハロウィーンイベント『NO LIMIT! ハロウィーン』を満喫したと言った。
 彼は昔からUSJが大好きで、息子さんが小さかった頃は年間パスポートを使い倒して年300回、少なくても年200回程は通っていたとか。
 仕事が終わると奥さんと息子さんとUSJで待ち合わせをして合流、親子3人で様々なアトラクションや食事を楽しんでいたが、息子さんが大きくなってからは夫婦で年に2~3回になったとか。
 遊園地と言えば娘の小さい頃は、みさき公園、狭山遊園、PLランド、関西サイクルスポーツセンター、生駒山上遊園地、玉手山遊園地、あやめ池遊園地、奈良ドリームランド、エキスポランド、ひらかたパーク、ポートピアランド、須磨浦山上遊園、淡路おのころらんどなど、大阪近郊の遊園地にはほとんど行った。
 しかし一番近くにあるUSJには未だに行ってない。というのはUSJがオープンした2001年当時は娘は23歳で、もう親と一緒に遊園地に行く年頃ではなかったからだ。
 今は数々あった近郊の遊園地は徐々に閉園し、娘との思い出の場所がひとつひとつ消えていき遊園地の話になると寂しさが募る。

※慕嬢詩(ボジョウシ)=亡くした娘を慕う気持を綴った詩・文。私の創作語。

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