「理科系の作文技術」の著者は木下是雄(きのしたこれお)」です。 もう30年も前の本ですがいまだに出版されています。物理学者が記述した論文作成技術書です。論文作成と言うより文章作成技術書です。私はその存在は知っていましたが、始めて読んだのは10年ほど前に古本を購入したのが最初(「小説家が書くような耳に心地よい文章を私には書けない」と悟ってやっと読んだ)
「理科系の作文技術」は「良い新聞記事の書き方こそ お手本」と言うスタンスの記述でした。良い新聞記事は大見出し(すなわちヘッド・ライン、中見出し、小見出し) に続き記事内容に入ります。ヘッドラインを読むだけで、どのような記述が中身に展開されるのか分かります。いわゆる重点先行主義でどこで時間切れになっても そこまでの意味は理解できます。
日本語は「最後の最後で読まないとソノ人の主張が理解できないもの」と教え込まれた。オセロでは白ばかりだったのにいきなり黒になるなるようなコトが日本の文章には(文章だけでは無く言っていることも)ありふれていました。最後の「どんでん返し」は日常的で当たり前(世界では全く受け入れられません)
IやYou…を文頭で、はっきりさせ、責任を明確にする英語。 英語には見られない表現が日本語では可能です。しかし、重点先行主義の文章も日本語は十分対応可能ですネ。小説家でもなければ、重点先行主義の文章にお互いにtryしませんか?
PS 低線量被曝に関する科学的到達点を知ってください
100mSv以下の低線量被曝。人類はまだ客観的事実を知りません(dataを持っていません)。ソコガ科学の到達点です。御用学者がなぜ低線量被曝に関して安全と断定できるのか? 「人類は低線量被曝に関して結果を得ていない。強力な仮説として低線量被曝は健康に影響を与えないホルミシス効果の考え方もある」 と言うのが科学的な態度だろうが!