Eさんと、関わりがなくなって、もぅそろそろ1年になります。
あの後、すぐに引越しもしました。
まぁ「Eさんから逃げる為」もありますが、
新婚生活を心機一転スタートするのに、いい機会かなと思ったからです。
そういうと、旦那も快くOKしてくれました。
チエはミナミの歓楽街で、今日も朝から働いています。
Eさんにはあれから1度も逢っていません。
「これを機会に、風俗も辞めればいいのに」
と思う方も多いでしょうが、
「風俗を続ける事」に関しては、自分の中でも色々考える事があり、
今はまだ、辞めるまでには達しておりません
(まぁその話はまた詳しくブログの中で書いていきます。)
でも、続ける以上は、誇りとプライドを持って、
しっかり仕事をこなしていきたいと思っております。
「風俗嬢はただのヌキ道具じゃない。
様々なドラマがあり、心の病みや疲れを癒す存在にもなれるのだ。」
と言う事を、チエはEさんから教わりました。
そして、
「擬似恋愛の仕方を一歩間違えれば、人の心を壊してしまう事もありえる」
と言う事も、同時に教わりました。
チエは、「擬似恋愛」という商売の、扱い方を間違えました。
愛情を与える事は大事。
与えられた愛情に対し、受け止めて、相手の望む甘え方をしてあげる。
でも、それ以上のサービスは必要ないのです。
必要以上の愛情やサービスは、相手に無駄な期待を持たせ、
結局は自分の首を絞めることになるのです。
「仕事」とキッチリ割り切って、
でも「割り切ってる事を悟られないように」接客をする。
「仕事」の境界線は、絶対に越えてはいけない。
スゴク難しい事ですが、それが風俗で働く上での基本なんだと思います。
ですが、恥ずかしい事にチエは分かっていながらも、
やっぱりうまく色恋管理が出来ずにいます。
「惚れさせてナンボ」という気持ちにはどうしてもなれないのです。
「惚れちゃダメだよ、気をつけてね、」と、
いつもどこか心の中でオーラを出してしまいます。
もぅ、叶わぬ恋心を抱いて、苦しむ人は見たくない。
(いや、実際のところそんなにモテてもないですが)
好意を持ってもらえることや、
気に入ってもらえてちょくちょく逢いに来てもらえる事はホントに嬉しい。
でも、「ちょっと本気になりかけてるな・・・」と気付いてしまうと、
もぅどぅ接していけばいいのか分からなくなってしまうんです。
ホントにいつまでたっても未熟で成長のないチエ・・・。
自分に嫌気がさしてしまいます。
でも、「どの店にでもいるヌキ娘」にはなりたくない。
これはチエのこだわりでもあります。
せっかく数ある風俗店の中から、ウチを選び、
その中から、偶然チエにたどり着いてくれた人には、
最高のサービスをしてあげたい。
それはこれからもずっと変わらない、「風俗嬢チエ」のモットーにしていきます。
長いシリーズになってしまいましたが、
毎日このブログをチェックしてくださった方々、ありがとうございます。
たくさんの暖かいコメントに励まされ、
恥ずかしい過去を、最後まで書き綴ることが出来ました。
こうして文章に書くことで、再認識し、
自分を分析しなおしたかったので、良い機会になりました。
コメントを下さった方、
マメに覗いてくださった方、
本当にありがとうございます!
次回からは、またおもしろおかしい日々の出来事を書き綴っていきますので、
懲りずに見てやってくださいね
そして、最後に、
Eさんへ・・・
もしこのブログを偶然にも見つけていたら、伝えておきたい事があります。
一時でも、トモを好きになってくれたこと、嬉しかったです。
チエの「風俗嬢」としての基盤は、Eさんによって作られました。
感謝しています。
あなたの家庭のこと、最後まで助けてあげられなくてごめんなさい。
どうか、幸せになってください。
大阪ミナミ、とある風俗店の、ヒマな待機室のパソコンより・・・。チエ
チエちゃんの実話エッセイ。
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